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公開番号
2025102038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219229
出願日
2023-12-26
発明の名称
情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の画像が合成された画像に表れる全ての3次元オブジェクトの情報を少なくとも1つの装置が有することなく、複数の画像が合成された画像を提供可能にする。
【解決手段】情報処理システムは、第1のオブジェクトの情報を格納する第1の情報処理装置と、前記第1のオブジェクトとは異なる第2のオブジェクトの情報を格納する第2の情報処理装置とを有する。前記第1の情報処理装置は、第1の物体の位置姿勢の情報と前記第1のオブジェクトの情報に基づき、前記第1のオブジェクトを描画した第1の画像を生成する第1の生成手段を有し、前記第2の情報処理装置は、前記第1の物体の位置姿勢の情報と前記第2のオブジェクトの情報に基づき、前記第2のオブジェクトを描画した第2の画像を生成する第2の生成手段を有し、前記第1の情報処理装置は、さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とを合成した画像を生成する第1の合成手段を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のオブジェクトの情報を格納する第1の情報処理装置と、前記第1のオブジェクトとは異なる第2のオブジェクトの情報を格納する第2の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、第1の物体の位置姿勢の情報と前記第1のオブジェクトの情報に基づき、前記第1のオブジェクトを描画した第1の画像を生成する第1の生成手段を有し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の物体の位置姿勢の情報と前記第2のオブジェクトの情報に基づき、前記第2のオブジェクトを描画した第2の画像を生成する第2の生成手段を有し、
前記第1の情報処理装置は、さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とを合成した画像を生成する第1の合成手段を有する、
ことを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の生成手段は、さらに、前記第1の画像の各画素の奥行情報を示す第1の奥行画像を生成し、
前記第2の生成手段は、さらに、前記第2の画像の各画素の奥行情報を示す第2の奥行画像を生成し、
前記第1の合成手段は、前記第1の奥行画像と前記第2の奥行画像とに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像とを合成した画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1の生成手段は、第2の物体の位置姿勢の情報と前記第1のオブジェクトの情報に基づき、前記第1のオブジェクトを描画した第3の画像を生成し、
前記第2の生成手段は、前記第2の物体の位置姿勢の情報および前記第2のオブジェクトの情報に基づき、前記第2のオブジェクトを描画した第4の画像を生成し、
前記第2の情報処理装置は、さらに、前記第3の画像と前記第4の画像とを合成した画像を生成する第2の合成手段を有する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2の生成手段は、予め設定された特定の条件が満たされる第1の場合には、前記第2の画像を生成せず、前記特定の条件が満たされない第2の場合には、前記第2の画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第2のオブジェクトは、3次元オブジェクトであり、
前記第2の生成手段は、予め設定された特定の条件が満たされる第1の場合には、前記特定の条件が満たされない第2の場合よりも、前記第2のオブジェクトの形状の推定容易性が低い前記第2の画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記第1の場合に生成される前記第2の画像は、前記第2の場合に生成される前記第2の画像よりも総画素数が少ない、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記第1の場合に生成される前記第2の画像では、前記第2のオブジェクトに陰影がついていない、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記第2の生成手段は、前記第1の場合には、前記第2のオブジェクトの情報に加工が加えられた情報に基づき、前記第2の画像を生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記特定の条件は、前記第1の物体の位置姿勢が特定の位置姿勢であるという条件である、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記特定の条件は、前記第1の物体の位置姿勢と前記第2のオブジェクトの位置姿勢の関係が特定の関係であるという条件である、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、現実空間と仮想空間とのつなぎ目のない結合を目的とした、仮想現実感(Virtual Reality:VR)および複合現実感(Mixed Reality:MR)のシステムの開発が盛んに行われている。そして、複数のユーザがネットワークを介して仮想物体の状態を共有するシステムの開発も行われている。このようなシステムによれば、或るユーザが仮想物体に対して行った作業(操作)が、他のユーザが見ている仮想物体にも反映され、複数のユーザが協調して仮想物体に対する作業を行うことができる。
【0003】
このようなシステムは、ユーザの位置姿勢の情報と仮想物体の情報などに基づき、仮想空間を描画する。仮想空間を描画するために使用する情報処理装置の計算リソースは、有限である。このため、高品位な描画および、大量の仮想物体の描画を行う場合などには、単独の情報処理装置を用いた描画が困難である場合がある。
【0004】
このような課題の解決方法として、特許文献1では、複数の3次元オブジェクトを分類して、分類された3次元オブジェクトごとに異なる描画処理部が描画を行う。その際に、画素単位の奥行情報を各画素が有しており、複数の描画処理部が描画した3次元オブジェクトが奥行情報に基づき統合される。特許文献2には、ユーザの操作に応じた指示に基づいて、複数のオブジェクトを2つのカテゴリに分類して、端末装置とサーバー装置でそれぞれのカテゴリに属するオブジェクトを描画して、端末装置で合成するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-348702号公報
特開2018-077555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の技術では、合成に用いられる全ての3次元オブジェクトが1箇所に保有されること、もしくは複数箇所に同じ3次元オブジェクトが保有されることによって、合成を実現することができる。つまり、複数の画像が合成された画像に表れる全ての3次元オブジェクトの情報を、少なくとも1つの装置が有している必要がある。
【0007】
本発明は、複数の画像が合成された画像に表れる全ての3次元オブジェクトの情報を少なくとも1つの装置が有することなく、複数の画像が合成された画像を提供可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様は、
第1のオブジェクトの情報を格納する第1の情報処理装置と、前記第1のオブジェクトとは異なる第2のオブジェクトの情報を格納する第2の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、第1の物体の位置姿勢の情報と前記第1のオブジェクトの情報に基づき、前記第1のオブジェクトを描画した第1の画像を生成する第1の生成手段
を有し、
前記第2の情報処理装置は、前記第1の物体の位置姿勢の情報と前記第2のオブジェクトの情報に基づき、前記第2のオブジェクトを描画した第2の画像を生成する第2の生成手段を有し、
前記第1の情報処理装置は、さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とを合成した画像を生成する第1の合成手段を有する、
ことを特徴とする情報処理システムである。
【0009】
本発明の1つの態様は、
第1のオブジェクトの情報を格納する第1の情報処理装置と、前記第1のオブジェクトとは異なる第2のオブジェクトの情報を格納する第2の情報処理装置とを有する情報処理システムの制御方法であって、
前記第1の情報処理装置において、第1の物体の位置姿勢の情報と前記第1のオブジェクトの情報に基づき、前記第1のオブジェクトを描画した第1の画像を生成する第1の生成ステップと、
前記第2の情報処理装置において、前記第1の物体の位置姿勢の情報と前記第2のオブジェクトの情報に基づき、前記第2のオブジェクトを描画した第2の画像を生成する第2の生成ステップと、
前記第1の情報処理装置において、前記第1の画像と前記第2の画像とを合成した画像を生成する第1の合成ステップと、
を有することを特徴とする情報処理システムの制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の画像が合成された画像に表れる全ての3次元オブジェクトの情報を少なくとも1つの装置が有することなく、複数の画像が合成された画像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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