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公開番号
2025101216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217891
出願日
2023-12-25
発明の名称
自動改札機、自動改札システム、自動改札方法、および自動改札プログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20250630BHJP(チェック装置)
要約
【課題】2次元コードが翳されたことを2次元コード読取装置が検知する前に、利用者が2次元コードを翳そうとしていることを、自動改札機が判断することができる技術を提供する。
【解決手段】実施形態に係る自動改札機であって、明るさの変化を検出できる撮影装置の情報に基づいて、発光体を検知できるかどうかを判定するする検知部と、発光体を検知した場合、撮影装置が撮影した撮影画像を用いて、白黒のまだら模様を検出できるかどうかを判定する模様検出部と、まだら模様を検出したと判定した場合、2次元コード読取装置の読取処理を有効化する読取制御部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
明るさの変化を検出できる撮影装置の撮影情報に基づいて、発光体を検知できるかどうかを判定する検知部と、
前記発光体を検知した場合、前記撮影装置が撮影した撮影画像を用いて、白黒のまだら模様を検出できるかどうかを判定する模様検出部と、
前記まだら模様を検出したと判定した場合、2次元コード読取装置の読取処理を有効化する読取制御部と、
を備える、自動改札機。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記読取制御部は、前記まだら模様を検出したと判定した場合、ICリーダライタを無効化する、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項3】
前記読取制御部は、前記まだら模様を検出しないと判定した場合、前記2次元コード読取装置の読取処理を無効化する、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項4】
前記利用者の位置を検知したセンサ情報を取得し、前記センサ情報に基づいて、所定の位置を前記利用者が通り過ぎたかどうかを判定する位置検出部をさらに備え、前記所定の位置は、前記利用者の通行量に応じて変更される、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項5】
前記読取制御部は、前記利用者が通り過ぎたと判定された場合、ICリーダライタの読取処理を有効化し、前記2次元コード読取装置の読取処理を無効化する、
請求項4に記載の自動改札機。
【請求項6】
前記撮影画像を撮影する撮影装置は、前記2次元コード読取装置の一部である、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項7】
前記検知部は、輝度センサによって検知された輝度情報にさらに基づいて発光体を検知できるかどうかを判定する、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項8】
前記検知部は、前記撮影画像に写っている利用者が所有する携帯端末の輝度に基づいて発光体を検知できるかどうか判定する、
請求項1に記載の自動改札機。
【請求項9】
自動改札機と、
自動改札機に接続された中央サーバと、
を備え、
前記自動改札機は、明るさの変化を検出できる撮影装置の撮影情報を送信する送信部を備え、
前記中央サーバは、
前記撮影情報に基づいて、発光体を検知できるかどうか判定する検知部と、
前記発光体を検知した場合、前記撮影画像が撮影した撮影画像を用いて、白黒のまだら模様を検出できるかどうかを判定する模様検出部と、
前記まだら模様を検出したと判定した場合、2次元コード読取装置の読取処理を有効化する読取制御部と、
を備える、自動改札システム。
【請求項10】
自動改札機のプロセッサによって実行される自動改札方法であって、
明るさの変化を検出できる撮影装置の撮影情報に基づいて、発光体を検知できるかどうかを判定することと、
前記発光体を検知した場合、前記撮影装置が撮影した撮影画像を用いて、白黒のまだら模様を検出できるかどうかを判定することとと、
前記まだら模様を検出したと判定した場合、2次元コード読取装置の読取処理を有効化することと、
を備える、自動改札方法。
自動改札方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自動改札機、自動改札システム、自動改札方法、および自動改札プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ICカードのような非接触媒体から取得した乗車券情報と、QRコード(登録商標)等の2次元コードから読取られた乗車券情報とを処理する自動改札機が実用化されてきている。また、これらの乗車券情報は、利用者が所有するスマートフォンのような電子デバイス(例えば、携帯端末)に記憶され、複数の媒体を使用できるようになっている。
【0003】
一般的に、非接触媒体は、近接無線通信で情報を送受信する。通信エリアは、数cm程度である。一方、自動改札機は、2次元コードに対して、光学的に処理し、乗車券情報を読取る。自動改札機の形状から、それぞれの読取装置の位置は直線状に配置される場合が多い。また、非接触媒体から乗車券情報を取得するよりも、光学的に処理する2次元コードからの乗車券情報の読取処理、および2次元コードを翳す行為に時間が掛かる。そのため、自動改札機が、光学的に乗車券情報を読取るよりも前に、非接触媒体が反応し、乗車券情報を取得してしまうという問題が起こる。
【0004】
この問題を解決するために、例えば、特許文献1では、近接無線通信で、乗車券情報を受信すると、自動改札機は、一定時間、2次元コード読取装置の読取領域に、2次元コードが翳されるのを待つ技術が開示されている。
【0005】
特許文献1では、非接触媒体で処理することを望む利用者に対して、処理開始のタイミングが遅れ、処理効率の低下が問題となっていた。この問題を解決するため、例えば、特許文献2では、光学的に2次元コードの読取りを希望する利用者の処理を適正に行う方法として、携帯端末側に、画面表示と向きによって、どの媒体を使用するか判定する機能を持ち、携帯端末側で使用する媒体を制御する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-176259号公報
特開2022-035518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
例えば、特許文献2では、自動改札機は、どの媒体を使用するか判断できず、読取装置を制御していない。そのため、読取装置の誤反応がおこり得るという問題がある。また、利用者が2次元コード或いは非接触媒体のどちらで処理することを希望するか、自動改札機が素早く判断できない問題がある。
【0008】
この発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、2次元コードが翳されたことを2次元コード読取装置が検知する前に、利用者が2次元コードを翳そうとしていることを、自動改札機が判断することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に係る自動改札機は、明るさの変化を検出できる撮影装置の情報に基づいて、発光体を検知できるかどうかを判定する検知部と、前記発光体を検知した場合、前記撮影装置が撮影した撮影画像を用いて、白黒のまだら模様を検出できるかどうかを判定する模様検出部と、前記まだら模様を検出したと判定した場合、2次元コード読取装置の読取処理を有効化する読取制御部と、を備えるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る自動改札システムの構成例を示す概念図である。
図2は、実施形態に係る自動改札機のハードウェア構成およびソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態における自動改札処理手順の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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