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公開番号2025100288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024078671
出願日2024-05-14
発明の名称車両警報装置及び車両補助線調節装置
出願人瑞柯科技股ふん有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約【課題】車両が曲がる際に、死角領域内に障害物が出現した場合の警報区域を改善する。
【解決手段】車両警報装置及び車両補助線調節装置が提供される。車両警報装置は、画像取込みデバイスと、車両制御信号取込みデバイスと、プロセッサとを含む。画像取込みデバイスは、車外の画像を取り込む。車両制御信号取込みデバイスは、車両の方向変更信号を取り込む。プロセッサは、第1の補助線及び第2の補助線を規定し、画像の標的物体が、第1の補助線と第2の補助線との間に形成される警報区域に接触しているかどうかを決定し、それに応じて警報信号を生成する。プロセッサは、警報区域を調節するため、方向変更信号に従って第1の補助線及び/又は第2の補助線を動的に調節もする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
車両警報装置であって、前記車両警報装置は、
車両上に配置され、車外の画像を取り込むように構成される画像取込みデバイスと、
前記車両の方向変更信号を取り込むように構成される車両制御信号取込みデバイスと、
前記画像取込みデバイス及び前記車両制御信号取込みデバイスと電気的に接続されるプロセッサとを備え、前記プロセッサは、
第1の補助線及び第2の補助線を規定して前記第1の補助線と前記第2の補助線との間に警報区域を形成し、
前記画像内の標的物体を識別し、
前記標的物体が、前記第1の補助線及び前記第2の補助線による前記警報区域に接触しているかどうかを決定し、
前記標的物体が前記警報区域に接触していることを決定した場合、警報信号を生成するように構成され、
前記プロセッサは、前記警報区域を調節するため、前記方向変更信号に従って前記第1の補助線及び/又は前記第2の補助線を動的に調節するように更に構成されることを特徴とする、車両警報装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記車両のサイズ及び前記画像取込みデバイスの設置位置に従って、前記第1の補助線及び前記第2の補助線を規定することを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項3】
前記第1の補助線及び前記第2の補助線のデータを記憶するように構成される記憶装置を更に備える、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項4】
前記車両制御信号取込みデバイスは、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、又はI

C(Inter-Integrated Circuit)を通じて前記車両の方向変更信号を取り込むことを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項5】
前記警報区域は、異なる危険レベルにそれぞれ対応する少なくとも2つの下位区域を含むことを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項6】
前記画像は、前記車両の後方画像であることを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、ニューラル・ネットワーク・モデルによって前記画像からの前記標的物体を識別することを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記画像に対して画像前処理を実施するように更に構成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記警報信号を表示装置及び/又は警報デバイスに送信するように更に構成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両警報装置。
【請求項10】
前記警報デバイスは、光の警報デバイス又は音の警報デバイスであることを特徴とする、請求項9に記載の車両警報装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両警報装置に関し、より詳細には、車両補助線に関連する車両警報装置及び車両補助線調節装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の車両警報装置では、事前に設定された固定範囲を有する警報区域が、表示装置上に表示される。車両の背後の画像は、表示装置上に表示されて、画像内の物体が警報区域内にあるか否かに応じて警報を生成、送信するかどうかを決定するようになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来の警報区域の範囲は固定されているため、従来の警報区域では、車両が曲がる際に生成される死角領域をカバーすることを困難にする。
言い換えれば、車両が曲がる際に、死角領域内に障害物が出現した場合、従来の警報区域によってこれらの障害物を検出することは困難である。したがって、従来の警報区域に対して改善する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
少なくとも上記した問題を解決するため、本発明の一つの実施形態は、車両警報装置を提供する。
本発明の一つの実施形態に係る車両警報装置は、車両上に配置され、車外の画像を取り込む画像取込みデバイスと、車両の方向変更信号を取り込むように構成される車両制御信号取込みデバイスと、画像取込みデバイス及び車両制御信号取込みデバイスに電気的に接続されるプロセッサとを備え、プロセッサは、第1の補助線及び第2の補助線を規定して第1の補助線と第2の補助線との間に警報区域を形成し、画像内の標的物体を識別し、標的物体が第1の補助線及び第2の補助線による警報区域に接触しているかどうかを決定し、標的物体が警報区域に接触していることを決定した場合に警報信号を生成するように構成され、プロセッサは、警報区域を調節するため、方向変更信号に従って第1の補助線及び/又は第2の補助線を動的に調節するように更に構成される。
【0005】
少なくとも上記問題を解決するため、本発明は、車両補助線調節装置を更に提供する。
本発明の一つの実施形態に係る車両補助線調節装置は、車両の方向変更信号を取り込むように構成される車両制御信号取込みデバイスと、車両制御信号取込みデバイスと電気的に接続されるプロセッサとを備え、プロセッサは、第1の補助線及び第2の補助線を規定して第1の補助線と第2の補助線との間に警報区域を形成し、警報区域を調節するため、方向変更信号に従って第1の補助線及び/又は第2の補助線を動的に調節するように構成される。
【0006】
上記のように、本発明に係る車両警報装置及び車両補助線調節装置は、車両の1つ又は複数のハンドル(wheel or wheels)が回転しているか否かに応じて、第1の補助線及び第2の補助線を動的に調節し、これにより、第1の補助線と第2の補助線との間に形成される警報区域の有効範囲を動的に変更し得る。
したがって、車両が静止状態にあるか移動状態にあるかにかかわらず、本発明による車両警報装置及び車両補助線調節装置は、車両の1つ又は複数のハンドルが回転する限り、車両の全ての死角領域をカバーするように警報区域を動的に調節し得る。
本発明に係る車両警報装置及び車両補助線調節装置は、上記した問題を効果的に克服し得る。
【0007】
上記したものは、本発明の限定を意図しないが、本発明が解決し得る技術的問題、本発明が採用し得る技術的手段、及び本発明が達成し得る技術的効果を一般に説明するものであり、本発明に対する当業者による事前の理解を与えるにすぎない。
添付した図面及び以下の実施形態で説明する内容により、当業者は、本発明の様々な実施形態の詳細を更に理解し得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のいくつかの実施形態による車両警報装置及び車両補助線調節装置の構成を示す概略図である。
本発明の様々な実施形態における車両補助線を動的に調節する方法を示す概略図である。
本発明の様々な実施形態における車両補助線を動的に調節する方法を示す概略図である。
本発明の様々な実施形態における車両補助線を動的に調節する方法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をいくつかの実施形態を参照しながら説明する。
しかしながら、これらの実施形態は、本明細書に記載の動作、環境、用途、構造、流れ工程又はステップのみに従って実施される本発明への限定を意図するものではない。
本発明に無関係な要素は、描写を省くが、添付の図面内で暗示される場合がある。
添付した図面において、個々の要素の間の寸法及び寸法規模は、説明のために提供されるにすぎず、本発明の限定を意図しない。
別段に規定されていない限り、以下の説明では、同じ(又は同様の)参照数字は、同じ(又は同様の)要素に対応し得る。
別段に規定されていない限り、以下で説明するそれぞれの要素の数は、1つ又は複数であり得る一方で、実装可能なものである。
【0010】
本開示で使用される用語は、実施形態を説明する目的にすぎず、本発明の限定を意図しない。
文脈で別段に明確に規定されていない限り、単数形「1つの(a/an/one)」は、複数形も含むことを意図する。
「含む」及び「備える」等の用語は、本明細書で説明する特徴、整数、ステップ、動作、要素及び/又は構成要素の存在を示すが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素及び/又はそれらの組合せの存在を除外するものではない。
用語「及び/又は」は、列挙した1つ又は複数の関連する項目の任意の及び全ての組合せを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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