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公開番号
2025100073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217170
出願日
2023-12-22
発明の名称
分蜂管理方法及び分蜂管理システム
出願人
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A01K
57/00 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ミツバチの分蜂を管理する技術を提供する
【解決手段】ミツバチの分蜂管理方法は、ミツバチの巣箱内の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の経時変化に基づき、前記ミツバチの分蜂を管理する工程を包含する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ミツバチの巣箱内の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の経時変化に基づき、前記ミツバチの分蜂を管理する工程を包含する、
ミツバチの分蜂管理方法。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記経時変化は、二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方を所定期間測定した測定値を時系列解析することにより得られる、
請求項1に記載のミツバチの分蜂管理方法。
【請求項3】
前記管理する工程において、前記時系列解析により得られる、二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の所定期間内の傾向を、ミツバチが分蜂していない通常時期の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の傾向と比較して、ミツバチの分蜂を予測する、
請求項2に記載のミツバチの分蜂管理方法。
【請求項4】
前記管理する工程において、前記時系列解析により得られる、二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の所定期間内の傾向を、過去の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の移動平均と比較して、ミツバチの分蜂を予測する、
請求項2に記載のミツバチの分蜂管理方法。
【請求項5】
前記管理する工程において、二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の単位時間当たりの変動量を、ミツバチが分蜂していない通常時期の前記変動量と比較して、ミツバチの分蜂を検知する、
請求項1又は2に記載のミツバチの分蜂管理方法。
【請求項6】
前記管理する工程において、前記時系列解析により得られる、二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の所定期間内の残差成分を、過去の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の残差成分から算出した標準偏差と比較して、ミツバチの分蜂を検知する、
請求項2に記載のミツバチの分蜂管理方法。
【請求項7】
ミツバチの巣箱内の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方を測定する測定装置と、
前記測定装置により測定された二酸化炭素濃度及び酸素濃度の経時変化を解析する分蜂管理装置と
を備えた分蜂管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分蜂管理方法及び分蜂管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ミツバチは自らの増殖のために女王バチが群れを引き連れて巣分かれする分蜂という習性をもつ。分蜂が生じた巣箱ではハチミツ生産量が減少するため、養蜂家は分蜂の頻度や時期を管理している。分蜂を管理するためには、分蜂の発生や予兆を適切に検知する必要がある。そのために養蜂家はすべての巣箱を頻繁に内検する必要があるが、労働コストが大きいことが問題となっている。そこで巣箱を内検することなく、分蜂の発生を検知する技術が求められている。
【0003】
特許文献1には、ミツバチの巣箱内の温度及び音の変化を検知することにより、分蜂の発生を検知する技術が記載されている。特許文献2には、巣箱内における温度変化により検出したミツバチの密集形成に基づき、分蜂の発生を検知する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-193599号公報
特開2014-68606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1及び2に記載された技術によれば、巣箱を内検することなく分蜂の発生を検知することが可能であるが、より精度よく分蜂を管理することが可能な技術が求められている。
【0006】
本発明の一態様は、分蜂を管理する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るミツバチの分蜂管理方法は、ミツバチの巣箱内の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方の経時変化に基づき、前記ミツバチの分蜂を管理する工程を包含する。
【0008】
本発明の一態様に係るミツバチの分蜂管理システムは、ミツバチの巣箱内の二酸化炭素濃度及び酸素濃度の少なくとも一方を測定する測定装置と、前記測定装置により測定された二酸化炭素濃度及び酸素濃度の経時変化を解析する分蜂管理装置とを備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、分蜂の発生を予測及び検知する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
巣箱内の二酸化炭素濃度を時系列に蓄積したデータを時系列解析して分解した各成分を示す図である。
巣箱内の酸素濃度を時系列に蓄積したデータを時系列解析して分解した各成分を示図である。
二酸化炭素濃度のトレンド成分と、過去の二酸化炭素濃度の移動平均線とを示すグラフである。
酸素濃度のトレンド成分と、過去の酸素濃度の移動平均線とを示すグラフである。
二酸化炭素濃度の残差成分と、過去の二酸化炭素濃度から算出した標準偏差の6倍値とを示すグラフである。
酸素濃度の残差成分と、過去の酸素濃度から算出した標準偏差の6倍値とを示すグラフである。
本発明の一態様に係る分蜂管理システムの要部構成を示すブロック図である。
本発明の一態様に係る分蜂管理システムが実行する分蜂予測処理の一例を説明するフローチャートである。
本発明の一態様に係る分蜂管理システムが実行する分蜂検知処理の一例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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