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公開番号
2025099878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216854
出願日
2023-12-22
発明の名称
エスカレーター制御装置、エスカレーター制御方法及びエスカレーター制御システム
出願人
株式会社日立製作所
,
株式会社日立ビルシステム
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
B66B
27/00 20060101AFI20250626BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】本発明の目的は、エスカレーターの利用者の安全性を維持しつつ運行効率を向上することが可能な、エスカレーター制御装置、エスカレーター制御方法及びエスカレーター制御システムを提供することにある。
【解決手段】エスカレーターの運行を制御するエスカレーター制御装置において、前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報と前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報に基づき、前記エスカレーターの運行を判定する制御装置であって、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件を異ならしめることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エスカレーターの運行を制御するエスカレーター制御装置において、
前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報と前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報に基づき、前記エスカレーターの運行を判定する制御装置であって、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件を異ならしめることを特徴とするエスカレーター制御装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエスカレーター制御装置において、
前記第一の滞留情報と前記第二の滞留情報をほぼ同時期に入手するよう構成したことを特徴とするエスカレーター制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載のエスカレーター制御装置において、
前記第一の滞留情報に基づき人物が停止したかどうか判定し、前記第二の滞留情報に基づき前記第二のエリアの範囲内移動又は前記第二のエリアの範囲外への移動かを判定することを特徴とするエスカレーター制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載のエスカレーター制御装置において、
前記第一の滞留情報に基づき人物が停止したかどうか判定する時間、及び、前記第二の滞留情報に基づき前記第二のエリアの範囲内移動又は前記第二のエリアの範囲外への移動かを判定する時間の閾値を、前記エスカレーターの定格速度、前記第一のエリア及び前記第二のエリアの大きさに基づき設定することを特徴とするエスカレーター制御装置。
【請求項5】
エスカレーターの運行を制御するエスカレーター制御方法において、
前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報と前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報に基づき、前記エスカレーターの運行を判定する制御方法であって、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件をそれぞれ異ならしめ制御することを特徴とするエスカレーター制御方法。
【請求項6】
エスカレーターの運行を制御し管理するエスカレーター制御システムにおいて、
前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報を得る撮像手段と、前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報を得る撮像手段と、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件を異ならしめ、前記判定条件に基づき運行管理の指示をする指示部を備えたことを特徴とするエスカレーター制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エスカレーター制御装置、エスカレーター制御方法及びエスカレーター制御システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、マンコンベアの乗客を撮像し画像データを得る撮像手段と、前記マンコンベアの移動方向によって決まる前記画像データの移動方向の乱れを検出し、前記乗客の流れの異常を判定すること、及び、定常状態と比較して異なる場合に、乗客に異常が発生したと判定する技術が開示されている。(段落[0020]、[0030]参照)
また、エスカレーターの踏段が写っている領域を第1領域とし、エスカレーターの乗降口付近が写っている領域を第2領域とすることが開示されている。(段落[0028]、[0031]、図5参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-319762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、混雑具合やキャリーケースを持った人を特定して注意喚起や減速、異物の挟み込みや破損の検出をしており、定常状態と比較して乱れた移動軌跡などを検知する場合、実際は渋滞や転倒とならない場合も停止してしまうことになることから運行効率の低下が課題となる。
【0005】
つまり、降り口とエスカレーター上の2つの領域で撮像し、定常状態と比較して、転倒してしまった、逆方向に移動を始めたなど、乱れた移動軌跡を検知して、減速や停止を行なっている。ただし、定常行動から外れるが、必ずしも渋滞や、折り重なるような転倒事故とならない場合でも停止制御を行うため、停止したのち、安全確認を行い、再稼働による運行効率の低下は避けられない。以上の課題を解決するため、異常行動を検知しての制御ではなく、滞留を検知することに着目し、安全性と運行効率の双方を考慮することが望まれる。
【0006】
本発明の目的は、エスカレーターの利用者の安全性を維持しつつ運行効率を向上することが可能な、エスカレーター制御装置、エスカレーター制御方法及びエスカレーター制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のエスカレーター制御装置は、エスカレーターの運行を制御するエスカレーター制御装置において、前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報と前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報に基づき、前記エスカレーターの運行を判定する制御装置であって、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件を異ならしめることを特徴とする。
【0008】
または、本発明のエスカレーター制御方法は、エスカレーターの運行を制御するエスカレーター制御方法において、前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報と前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報に基づき、前記エスカレーターの運行を判定する制御方法であって、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件をそれぞれ異ならしめ制御することを特徴とする。
【0009】
または、本発明のエスカレーター制御システムは、エスカレーターの運行を制御し管理するエスカレーター制御システムにおいて、前記エスカレーターの降口付近である第一のエリアの人物の第一の滞留情報を得る撮像手段と、前記エスカレーターの降口手前である第二のエリアの人物の第二の滞留情報を得る撮像手段と、前記第一の滞留情報と第二の滞留情報に基づき運行判定する判定条件を異ならしめ、前記判定条件に基づき運行管理の指示をする指示部を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、エスカレーターの利用者の安全性を維持しつつ運行効率を向上することが可能な、エスカレーター制御装置、エスカレーター制御方法及びエスカレーター制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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