TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025114129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008612
出願日
2024-01-24
発明の名称
画像解析システム及び画像解析方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250729BHJP(計算;計数)
要約
【課題】監視領域エリアを撮像した画像から画像中の人物の高さ位置を適切に判定でようにする。
【解決手段】監視対象エリアを撮像した画像を用いて、監視対象エリアにおける人物の高さ位置を検出する映像解析システム1において、位置判定システム3の入力部31は、所定の基準高さよりも高い位置にいる人物の大きさが、基準高さにいる人物の大きさよりも大きく映るように設定された撮像条件により撮影された監視対象エリアの画像であって、基準高さにいる人物を特定可能な1以上の算出用画像を受け付け、検出部32は、1以上の算出用画像から基準高さにいる複数の基準人物の領域を検出し、算出部33は、複数の基準人物の領域に基づいて、基準人物の大きさに関する特徴量を算出し、特徴量に基づいて、前記監視対象エリアの前記撮像条件での画像における前記基準人物の大きさについての関係性を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
監視対象エリアを撮像した画像を用いて、前記監視対象エリアにおける人物の高さ位置を検出する画像解析システムであって、
少なくとも一つの演算装置を備え、
前記演算装置は、
所定の基準高さよりも高い位置にいる人物の大きさが、前記基準高さにいる人物の大きさよりも大きく映るように設定された撮像条件により撮影された前記監視対象エリアの画像であって、前記基準高さにいる人物を特定可能な1以上の算出用画像を受け付け、
前記1以上の算出用画像から前記基準高さにいる複数の基準人物の領域を検出し、
前記複数の基準人物の領域に基づいて、前記基準人物の大きさに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に基づいて、前記監視対象エリアの前記撮像条件での画像における前記基準人物の大きさについての関係性を算出する
画像解析システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記画像解析システムは、少なくとも一つの記憶装置を備え、
前記演算装置は、
前記関係性に基づいて、人物が前記基準高さと異なる所定の高さ位置にいると判定するための閾値を算出して前記記憶装置に格納し、
前記監視対象エリアにおける前記撮像条件で撮像された画像であって、画像中の人物の高さ位置を検出する対象となる検出用画像を受け付け、
前記検出用画像から対象人物の領域を検出し、
前記対象人物の領域に基づいて、前記対象人物の大きさに関する特徴量を算出し、
前記算出された特徴量と、前記閾値とに基づいて、前記対象人物の高さ位置を特定する
請求項1に記載の画像解析システム。
【請求項3】
前記関係性は、複数の基準人物の特徴量についての度数分布である
請求項1に記載の画像解析システム。
【請求項4】
前記演算装置は、
前記算出用画像から基準人物の領域を検出する場合及び前記検出用画像から対象人物の領域を検出する場合には、前記領域が人物であるかの確信度を算出し、
前記確信度に基づいて、前記基準人物の特徴量の算出及び/又は対象人物の特徴量の算出に利用するか否かを決定する
請求項2に記載の画像解析システム。
【請求項5】
前記演算装置は、
時系列の算出用画像から検出された同一の基準人物の領域に基づいて前記基準人物の特徴量を補正し、及び/又は、時系列の検出用画像から検出された同一の対象人物の領域に基づいて前記対象人物の特徴量を補正する
請求項2に記載の画像解析システム。
【請求項6】
前記演算装置は、
前記基準人物の姿勢推定を行って、前記基準人物の所定の姿勢での特徴量を算出し、及び/又は、前記対象人物の姿勢推定を行って、前記対象人物の所定の姿勢での特徴量を算出する
請求項2に記載の画像解析システム。
【請求項7】
前記演算装置は、
前記基準人物が装備している既知のサイズのオブジェクトに基づいて、前記基準人物の特徴量を算出し、及び/又は前記対象人物が装備している既知のサイズのオブジェクトに基づいて、前記対象人物の特徴量を算出する
請求項2に記載の画像解析システム。
【請求項8】
前記演算装置は、
前記算出用画像の高さ方向について分割された複数の判定領域のそれぞれに対して、前記関係性を算出する
請求項1に記載の画像解析システム。
【請求項9】
前記演算装置は、
追加の算出用画像を受け付け、
前記追加の算出用画像から前記基準高さにいる基準人物の領域を検出し、
前記基準人物の領域に基づいて、前記基準人物の大きさに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に基づいて、前記関係性を補正する
請求項1に記載の画像解析システム。
【請求項10】
前記演算装置は、
管理者から前記閾値の変更を受け付ける
請求項2に記載の画像解析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の監視対象エリアを撮影した静止画像、動画像(映像)等の画像から人物を検知し、人物の高さ位置を判定する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建築現場や工事現場等の作業区域では、作業員は梯子や脚立、足場等を利用した高所作業を実施する。高所からの墜落・転落災害を防ぐ措置をとる必要がある。作業員が適切な措置を講じているか否かについて確認を行う監視員の数は限られており、効果的・効率的な作業員の見守りが求められる。
【0003】
これに対して、特許文献1には、墜落・転落災害を防ぐための墜落制止用器具として、作業員が安全帯・フックを装着することに着目し、安全帯の使用状況を判別することが可能な安全帯使用状況監視システムを提供するため、フックへ加速度センサを装着し、受信した加速度データに基づいて、フックが使用されているか否かを判定する構成が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、墜落制止用器具が適正に使用されているか否かを監視する安全監視システムを提供するため、作業現場を撮影する撮像装置を用意し、撮影された画像から作業者を検出し、画像中から検出された特定の物体の大きさ又は長さに基づいて作業者の作業位置の高さを算出し、その高さが所定のしきい値以上であるか否かを判定する高所作業判定を行う構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-029791号公報
特開2023-074846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、フック着脱の判定は体の動きに影響されうるため、作業員が安全上問題のない平地にいる時点であっても、他の行動を着脱動作と誤検知する可能性がある。このため、誤検知を削減するためには、着脱判定に先んじて高所判定が必要となる。
【0007】
また、特許文献2に開示された技術は、人物の周辺に映った事前定義された物体の大きさから高所を判定する判定方法である。このため、予め定義されていない物体に対する人物の高所判定を行うことができず、また、人物が多様な物体へ登り得るような、物体の事前定義が困難な環境では、物体の画像認識自体が適用困難となる。さらに、画像上では物体の上に人物が位置するように見えるものの実際にはその奥側に位置する場合には、人物の高さについての誤検知の要因となり得る。したがって、物体検知に依らずに作業員の作業高さを判定することが要請される。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、監視対象エリアを撮像した画像から画像中の人物の高さ位置を適切に判定することのできる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、一観点に係る画像解析システムは、監視対象エリアを撮像した画像を用いて、前記監視対象エリアにおける人物の高さ位置を検出する画像解析システムであって、少なくとも一つの演算装置を備え、前記演算装置は、所定の基準高さよりも高い位置にいる人物の大きさが、前記基準高さにいる人物の大きさよりも大きく映るように設定された撮像条件により撮影された前記監視対象エリアの画像であって、前記基準高さにいる人物を特定可能な1以上の算出用画像を受け付け、前記1以上の算出用画像から前記基準高さにいる複数の基準人物の領域を検出し、前記複数の基準人物の領域に基づいて、前記基準人物の大きさに関する特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて、前記監視対象エリアの前記撮像条件での画像における前記基準人物の大きさについての関係性を算出する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、監視領域エリアを撮像した画像から画像中の人物の高さ位置を適切に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
フラワーコートA
5日前
個人
アンケート支援システム
7日前
株式会社アジラ
移動方向推定装置
6日前
個人
リテールレボリューションAIタグ
4日前
飛鳥興産株式会社
物品買取システム
今日
株式会社リ・パワー
電力入札システム
8日前
株式会社創造工舎
提示項目確認システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御システム
6日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
6日前
株式会社Goals
人員計画の推奨方法
5日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
三菱電機株式会社
支援装置および支援システム
4日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
日本電気株式会社
信号処理装置及び方法
5日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
7日前
ネットスマイル株式会社
文書画像処理システム
今日
株式会社エーティーワークス
入退室管理システム
6日前
エレコム株式会社
接続機器
7日前
シヤチハタ株式会社
スタンプラリーシステム
8日前
株式会社Sales Marker
営業支援システム
6日前
株式会社大林組
状況確認方法及び状況確認装置
6日前
株式会社バンダイ
プログラム、及び商品提供管理装置
今日
フリー株式会社
電子契約支援システム及びプログラム
5日前
株式会社ライト
情報処理システム及び登録装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
信頼性通知システム
今日
株式会社野村総合研究所
セキュリティ対策支援システム
6日前
株式会社キーエンス
画像処理装置
5日前
積水ハウス株式会社
インドアグリーン提案システム
4日前
続きを見る
他の特許を見る