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公開番号2025098780
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215145
出願日2023-12-20
発明の名称内視鏡及び内視鏡の操作ハンドル
出願人株式会社トップ
代理人個人
主分類A61B 1/008 20060101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】内視鏡挿入部の先端湾曲部を操作する操作ワイヤを確実かつ容易に固定することができ、内視鏡挿入部を正確に操作することができる内視鏡及び内視鏡の操作ハンドルを提供する。
【解決手段】操作ワイヤ15が巻かれたプーリー32を回動させて操作ワイヤを駆動する操作レバー30と、プーリーの回動中心に対してスライドしてプーリーの回動を止めるレバーストッパ40と、を備えている。操作レバーは、前記操作レバーに固定され、回動中心を中心とする円周上に設けられたレバーギア部を有し、レバーストッパは、回動中心へのスライド方向の先端部に設けられ、レバーギア部に噛合してプーリーの回動を止めるストッパギア部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
挿入管と、前記挿入管の湾曲を操作する操作ワイヤと、前記操作ワイヤが挿通されるワイヤガイドと、を有する内視鏡の操作ハンドルであって、
前記操作ワイヤが巻かれたプーリーを回動させて前記操作ワイヤを駆動する操作レバーと、
前記プーリーの回動中心に対してスライドして前記プーリーの回動を止めるレバーストッパと、を備え、
前記操作レバーは、前記操作レバーに固定され、前記回動中心を中心とする円周上に設けられたレバーギア部を有し、
前記レバーストッパは、前記回動中心へのスライド方向の先端部に設けられ、前記レバーギア部に噛合して前記プーリーの回動を止めるストッパギア部を有する、内視鏡の操作ハンドル。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記操作ハンドルはハウジングを有し、
前記操作ハンドルのハウジング及び前記ストッパは、一方がスライドレールを、他方が前記スライドレールに嵌め込まれたレール溝を有し、
前記スライドレール及び前記レール溝は、前記ストッパギア部がレバーギア部に噛合する位置において互いにする突起部及び凹部を有する、請求項1に記載の操作ハンドル。
【請求項3】
前記操作レバーは、前記ハウジングの両側に配された2つの前記レバーストッパと、前記2つの前記レバーストッパにそれぞれ噛合する2つの前記レバーギア部を有する請求項1に記載の操作ハンドル。
【請求項4】
前記ストッパギア部は複数の歯を有し、前記レバーストッパは、前記複数の歯の側面に設けられた補強板を有する請求項3に記載の操作ハンドル。
【請求項5】
前記ハウジングの両側に配された2つの前記レバーストッパと、
前記2つの前記レバーストッパに結合された把持部と、有し、
前記把持部は前記2つの前記レバーストッパとの間にローレット構造部を有する、請求項1に記載の操作ハンドル。
【請求項6】
前記ワイヤガイドの端部において前記ワイヤガイドを保持しうるワイヤガイド保持部を有し、
前記ワイヤガイド保持部は、ガイド保持部材と、前記ガイド保持部材に嵌合する保持部材受け部と、前記保持部材受け部に前記ガイド保持部材を押し押し付けて前記ガイド保持部材を固定する保持部材押さえ部と、を有する請求項1に記載の操作ハンドル。
【請求項7】
前記ガイド保持部材は、断面がU字形状の第1の通し溝と、底部の断面がC字形状であって前記底部の直径が前記第1の通し溝の溝幅よりも大きな直径の円柱形状を有する第2の通し溝とを有し、
前記円柱形状の直径は、前記ワイヤガイドが嵌合され、固定される直径を有している、請求項6に記載の操作ハンドル。
【請求項8】
前記ガイド保持部材は、先端に向かって薄くなるテーパ平板形状の固定部を有し、
前記保持部材受け部は、前記固定部が嵌合されて固定される凹部を有する、請求項6に記載の操作ハンドル。
【請求項9】
前記挿入管を保持しうる挿入管保持部をさらに有し、
前記挿入管保持部は、前記挿入管が挿入されうるチューブリングと、前記チューブリングを固定するチューブリング受けと、前記チューブリングを前記チューブリング受けとの間に挟持して前記チューブリングを固定するチューブリング押さえと、を有し、
前記チューブリングは、
前記チューブリングの互いに反対側に設けられ、前記チューブリングの中心軸を含み前記ワイヤガイドが張られる平面内で前記中空本体部から突出した板状の複数の第1のリブと、
前記複数の第1のリブが設けられた平面に直交し、かつ前記中心軸に垂直な平面内であって前記チューブリングの互いに反対側に設けられ、前記中空本体部から突出した板状の複数の第2のリブと、を有する、
請求項1に記載の操作ハンドル。
【請求項10】
前記複数の第1のリブは、端部において前記複数の第2のリブと直接に結合されている請求項9に記載の操作ハンドル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡及び内視鏡の操作ハンドル、特に、使い捨て型の内視鏡及び操作ハンドルに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
内視鏡は、医療機器として検査及び治療に広く用いられている。内視鏡は、洗浄及び滅菌され、繰り返して使用されるのが一般的である。
【0003】
近年、新型感染症の流行を契機として使い捨て型の内視鏡の要求が高まっている。これに伴い、内視鏡挿入部を正確に操作できる使い捨て型の内視鏡の開発が求められている。
【0004】
例えば、特許文献1には内視鏡の手持ち端について開示され、特許文献2には小型の内視鏡及びハンドピースについて開示されている。また、特許文献3には内視鏡の湾曲部分制御機構について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7175067号公報
特許第7259035号公報
特表2012-511356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、内視鏡挿入部の先端湾曲部を操作する操作ワイヤを確実かつ容易に固定することができ、内視鏡挿入部を正確に操作することができる内視鏡及び内視鏡の操作ハンドルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1実施態様による内視鏡の操作ハンドルは、挿入管と、前記挿入管の湾曲を操作する操作ワイヤと、前記操作ワイヤが挿通されるワイヤガイドと、を有する内視鏡の操作ハンドルであって、
前記操作ワイヤが巻かれたプーリーを回動させて前記操作ワイヤを駆動する操作レバーと、
前記プーリーの回動中心に対してスライドして前記プーリーの回動を止めるレバーストッパと、を備え、
前記操作レバーは、前記操作レバーに固定され、前記回動中心を中心とする円周上に設けられたレバーギア部を有し、
前記レバーストッパは、前記回動中心へのスライド方向の先端部に設けられ、前記レバーギア部に噛合して前記プーリーの回動を止めるストッパギア部を有する。
【0008】
本発明の他の実施態様による内視鏡は、
上記の操作ハンドルと、
前記操作ワイヤが挿通されたワイヤガイドと、
前記ワイヤガイドが挿通された前記挿入管と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の1実施形態の内視鏡の外観を示す図である。
内視鏡の構造を示す図であり、特に、操作ハンドルの内部構造を示す図である。
内視鏡の右側面を表す図である。
内視鏡の左側面を表す図である。
操作ハンドルの内部構造を模式的に示す斜視図である。
操作レバー及びレバーストッパの構造を示す分解組立図である。
操作レバーの非固定(OFF)時におけるレバーストッパの位置を模式的に示す図である。
操作レバーの固定(ON)時におけるレバーストッパの位置を模式的に示す図である。
非固定時においてスライドレールの突起とレール溝の凹部とが嵌合している状態を示す図である。
固定時においてスライドレールの突起とレール溝の凹部とが嵌合している状態を示す図である。
ハウジング及びレバーストッパのそれぞれの表面に設けられたシンボルマークを示す図である。
ワイヤガイド保持部を示す斜視図である。
操作レバーのプーリー側から見たときのガイド保持部材の斜視図である。
挿入管保持部側から見たときのガイド保持部材の斜視図である。
ガイド保持部材に操作ワイヤ及びワイヤガイドが挿通された場合を示す上面視の図である。
押さえ面に当接してガイド保持部材を押圧する保持部材押さえ部を模式的に示す上面図である。
図8Aの線A-Aに沿った断面を模式的に示す断面図である。
図8Aの線B-Bに沿った断面を模式的に示す断面図である。
ハウジング側板の一方を外した際の内部構造を示す図である。
チューブリングをガイド保持部材側から見たときの斜視図である。
チューブリングを挿入管側から見たときの斜視図である。
両側のハウジング側板が嵌合されたときのチューブリング受け、チューブリング及びチューブリング押さえを模式的に示す図である。
両側のハウジング側板が嵌合されたときのチューブリング受け、チューブリング及びチューブリング押さえを模式的に示す図である。
両側のハウジング側板が嵌合されたときのチューブリング受け、チューブリング及びチューブリング押さえを模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下においては、本発明の好適な実施形態について説明するが、これらを適宜改変し、あるいは組合せて適用してもよい。また、以下の説明及び添付図面において、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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