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公開番号2025098670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214970
出願日2023-12-20
発明の名称ズームレンズ、投写型表示装置、および撮像装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 15/20 20060101AFI20250625BHJP(光学)
要約【課題】広角、高変倍比、コンパクトで、変倍の際および合焦の際の収差変動が良好に抑制され、高性能のズームレンズ、このズームレンズを備えた投写型表示装置、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】ズームレンズは、拡大側から縮小側へ順に、負屈折力の第1レンズ群と、正屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、負屈折力の第4レンズ群と、1つ以上のレンズ群を含む中間群と、正屈折力の最終レンズ群とからなる。第1レンズ群は、拡大側から縮小側へ順に、負屈折力の第1A部分群と、第1B部分群と、第1C部分群とからなる。合焦の際に第1B部分群と隣り合う部分群との間隔が変化する。
第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が広角端より望遠端で短い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、1つ以上のレンズ群を含む中間群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群は、拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1A部分群と、第1B部分群と、第1C部分群とからなり、
合焦の際、前記第1A部分群と前記第1B部分群との間隔が変化し、前記第1B部分群と前記第1C部分群との間隔が変化し、
変倍の際、前記第1レンズ群および前記最終レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群と、前記第3レンズ群と、前記第4レンズ群と、前記中間群内の全てのレンズ群とが隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて光軸に沿って移動し、
望遠端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が、広角端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔より短いズームレンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
望遠端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔をD23t、
広角端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔をD23wとした場合、
D23t/D23w<1 (1)
で表される条件式(1)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
望遠端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との合成横倍率をβ23t、
広角端における前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との合成横倍率をβ23wとした場合、
1.4<β23t/β23w<3 (2)
で表される条件式(2)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記第4レンズ群の焦点距離をfG4、
広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfwとした場合、
-15<fG4/fw<-1 (3)
で表される条件式(3)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記第1A部分群の焦点距離をfG1A、
前記第1C部分群の焦点距離をfG1Cとした場合、
-0.5<fG1A/fG1C<0.5 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第1A部分群の焦点距離をfG1A、
前記第1B部分群の焦点距離をfG1Bとした場合、
0<|fG1A/fG1B|<0.3 (5)
で表される条件式(5)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記第1レンズ群の焦点距離をfG1、
広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfwとした場合、
-4<fG1/fw<-1 (6)
で表される条件式(6)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
合焦の際、前記第1C部分群は不動である請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記第1C部分群は少なくとも1枚の負レンズを含み、
前記第1C部分群に含まれる全ての負レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνaveとした場合、
νave>50 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
縮小側がテレセントリックである請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ズームレンズ、投写型表示装置、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1および特許文献2には、画像投射装置に適用可能な光学系が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-095395号公報
特開2015-212753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
広角で、高変倍比を有し、コンパクトに構成されながら、変倍の際および合焦の際の収差変動が良好に抑制され、高い光学性能を有するズームレンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々高まっている。
【0005】
本開示は、広角で、高変倍比を有し、コンパクトに構成されながら、変倍の際および合焦の際の収差変動が良好に抑制され、高い光学性能を有するズームレンズ、このズームレンズを備えた投写型表示装置、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、ズームレンズであって、拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、1つ以上のレンズ群を含む中間群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、第1レンズ群は、拡大側から縮小側へ順に、負の屈折力を有する第1A部分群と、第1B部分群と、第1C部分群とからなり、合焦の際、第1A部分群と第1B部分群との間隔が変化し、第1B部分群と第1C部分群との間隔が変化し、変倍の際、第1レンズ群および最終レンズ群は不動であり、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、中間群内の全てのレンズ群とが隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて光軸に沿って移動し、望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が、広角端における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔より短い。
【0007】
望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔をD23t、広角端における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔をD23wとした場合、上記態様のズームレンズは、
D23t/D23w<1 (1)
で表される条件式(1)を満足することが好ましい。
【0008】
望遠端における第2レンズ群と第3レンズ群との合成横倍率をβ23t、広角端における第2レンズ群と第3レンズ群との合成横倍率をβ23wとした場合、上記態様のズームレンズは、
1.4<β23t/β23w<3 (2)
で表される条件式(2)を満足することが好ましい。
【0009】
第4レンズ群の焦点距離をfG4、広角端におけるズームレンズの焦点距離をfwとした場合、上記態様のズームレンズは、
-15<fG4/fw<-1 (3)
で表される条件式(3)を満足することが好ましい。
【0010】
第1A部分群の焦点距離をfG1A、第1C部分群の焦点距離をfG1Cとした場合、上記態様のズームレンズは、
-0.5<fG1A/fG1C<0.5 (4)
で表される条件式(4)を満足することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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