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公開番号2025098593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214830
出願日2023-12-20
発明の名称巻線界磁モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】引き摺り損失を低減しつつ、コイルエンドを効果的に冷却することができる巻線界磁モータを提供すること。
【解決手段】巻線界磁モータは、ロータと、ロータに巻回されたコイルと、コイルのコイルエンドに取り付けられ、冷媒が供給されるエンドリングと、を備え、エンドリングの軸方向の端面に、少なくとも一つの貫通孔が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ロータと、
前記ロータに巻回されたコイルと、
前記コイルのコイルエンドに取り付けられ、冷媒が供給されるエンドリングと、
を備え、
前記エンドリングの軸方向の端面に、少なくとも一つの貫通孔が設けられている、
巻線界磁モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、巻線界磁モータに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
巻線界磁モータにおいて、ロータに取り付けられたエンドリングの径方向面に、貫通孔を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－５３６４１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１で提案された技術では、ロータとステータとの間のエアギャップ（隙間）に冷媒が流入し、引き摺り損失が増加するおそれがあった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、引き摺り損失を低減しつつ、コイルエンドを効果的に冷却することができる巻線界磁モータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る巻線界磁モータは、ロータと、前記ロータに巻回されたコイルと、前記コイルのコイルエンドに取り付けられ、冷媒が供給されるエンドリングと、を備え、前記エンドリングの軸方向の端面に、少なくとも一つの貫通孔が設けられている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、エンドリングの軸方向の端面に貫通孔を設けることにより、ロータとステータとの間のエアギャップに冷媒が流入することを抑制することができる。これにより、引き摺り損失を低減しつつ、コイルエンドを効果的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る巻線界磁モータのロータの構成の一例を示す斜視図である。
図２は、実施形態に係る巻線界磁モータのロータの構成の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る巻線界磁モータについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る巻線界磁モータの構成について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係る巻線界磁モータは、例えば車両の動力源である。実施形態に係る巻線界磁モータは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）等に搭載される。また、実施形態に係る巻線界磁モータは、例えば燃料電池車（ＦＣＥＶ：Fuel Cell Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等に搭載されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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