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公開番号
2025098341
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214406
出願日
2023-12-20
発明の名称
電力供給装置、ゲート駆動装置およびインバータ装置
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
1/08 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】トランス内蔵ICが発生する伝導ノイズや放射ノイズを含めたノイズを抑制する電力供給装置、ゲート駆動装置およびインバータ装置を提供する。
【解決手段】モータ400を駆動するインバータ装置100において、電力供給装置300は、トランス内蔵IC301と、トランス内蔵IC301に接続された電源入力ライン311と、電源入力ライン311上に配備されたデカップリングコンデンサ302と、電源入力ライン311上の、デカップリングコンデンサ302より上流側に配備されたフィルタ回路304と、フィルタ回路304とデカップリングコンデンサ302との間で電源入力ライン311に配備されたYコンデンサ303と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トランス内蔵ICと、
前記トランス内蔵ICに接続された電源入力ラインと、
前記電源入力ライン上に配備されたデカップリングコンデンサと、
前記電源入力ライン上の、前記デカップリングコンデンサより上流側に配備されたフィルタ回路と、
前記フィルタ回路と前記デカップリングコンデンサとの間で前記電源入力ラインに配備されたYコンデンサと、
を備える電力供給装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記トランス内蔵ICと、前記Yコンデンサと、前記デカップリングコンデンサとは同一基板上に配備される請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
前記Yコンデンサは、グランド接続された金属部材に対し、前記Yコンデンサが配備された基板上に形成された幅が1mm以上の導体パターンを経て接続される請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項4】
前記Yコンデンサは、グランド接続された金属部材に対し、前記Yコンデンサが配備された基板上に形成された導体パターンと、前記導体パターンから前記金属部材までを繋いだ金属端子とを経て接続される請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記金属端子は、断面積が2mm
2
以上である請求項4に記載の電力供給装置。
【請求項6】
前記金属端子は、円柱状あるいは板状の形状を有する請求項4に記載の電力供給装置。
【請求項7】
前記金属端子は、半径1mm以上の円柱状あるいは幅が2mm以上の板状の形状を有する請求項4に記載の電力供給装置。
【請求項8】
前記金属部材は、前記Yコンデンサが配備された基板と他の基板とを電磁的に遮蔽する金属製の遮蔽板、前記Yコンデンサが配備された基板が収容された金属製の筐体、あるいは前記Yコンデンサが配備された基板外に配備された半導体素子を冷却するための金属製の冷却器、若しくは表面に銅メッキや導電性を有する塗料を塗布した樹脂製の遮蔽板、筐体、あるいは冷却器である請求項4に記載の電力供給装置。
【請求項9】
前記金属部材は、前記遮蔽板、前記筐体および前記冷却器のうち、前記Yコンデンサとの接続距離が短いものである請求項8に記載の電力供給装置。
【請求項10】
前記金属部材は、グランド接続された他の部材に較べて前記Yコンデンサとの接続距離が短い請求項4に記載の電力供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給装置、ゲート駆動装置およびインバータ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばインバータにゲート信号を供給するゲートドライブ回路などに電力を供給する電力供給装置として絶縁型の電源回路が存在する。また、近年、電力供給装置の小型化のため、電力供給装置に絶縁トランス内蔵のICが用いられ始めた。
例えば特許文献1は、電力供給装置に適用可能なトランス内蔵ICを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6741370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、トランス内蔵ICが有するトランスの小型化を行うために、トランス内蔵ICでは数MHz~十数MHzといった高周波のスイッチングが行われ、伝導ノイズや放射ノイズを含めたノイズの抑制が望まれる。
そこで、本発明は、ノイズの抑制を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る電力供給装置の一態様は、トランス内蔵ICと、上記トランス内蔵ICに接続された電源入力ラインと、上記電源入力ライン上に配備されたデカップリングコンデンサと、上記電源入力ライン上の、上記デカップリングコンデンサより上流側に配備されたフィルタ回路と、上記フィルタ回路と上記デカップリングコンデンサとの間で上記電源入力ラインに配備されたYコンデンサと、を備える。
【0006】
また、本開示に係るゲート駆動装置の一態様は、上記電力供給装置と、上記電力供給装置から電力が供給され、インバータ回路を構成するパワー半導体を搭載したパワーモジュールのゲートをオンオフ駆動するゲート駆動回路と、を備える。
また、本開示に係るインバータ装置の一態様は、上記電力供給装置と、コンデンサとパワーモジュールからなるインバータ回路と、上記電力供給装置から電力が供給され、上記パワーモジュールのゲートをオンオフ駆動するゲート駆動回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ノイズが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態によるインバータ装置の構成を模式的に示すブロック構成図である。
図2は、金属部材と金属端子の第1の具体例を示す図である。
図3は、金属部材と金属端子の第2の具体例を示す図である。
図4は、金属部材と金属端子の第3の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の電力供給装置、ゲート駆動装置およびインバータ装置の実施形態を詳細に説明する。但し、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするため、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。また、先に説明した図に記載の要素については、後の図の説明において適宜に参照する場合がある。
【0010】
(インバータ装置100の構造)
図1は、本実施形態によるインバータ装置100の構成を模式的に示すブロック構成図である。
インバータ装置100は、例えば400Vや800Vなどの高圧電源600に接続され、高圧電源600からの直流電力を交流電力に変換してモータ400に供給し、モータ400を駆動する装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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