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公開番号2025097030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213082
出願日2023-12-18
発明の名称制御装置および制御方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250623BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電池交換によって搭載された電池パックに起因して車両の性能が低下するのを抑制することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】車両ECU10(制御装置)は、サーバ200(記憶装置)に記憶された情報を受信可能な通信部3と、プロセッサ1とを備える。サーバ200は、電動車両100の駆動時の電池パック30(電池)の特性を示す電池特性情報を、電池パック30に固有の電池固有情報と関連付けて記憶している。プロセッサ1は、電池パック30が交換された場合に、交換後の電池パック30の電池固有情報に対応する電池特性情報を、通信部3を通じてサーバ200から取得し、サーバ200から取得された電池特性情報を用いて、電動車両100における車両制御を変更する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
交換可能な電池を搭載する電動車両を制御する制御装置であって、
記憶装置に記憶された情報を受信可能な通信部と、
プロセッサと、を備え、
前記記憶装置は、前記電動車両の駆動時の前記電池の特性を示す電池特性情報を、前記電池に固有の電池固有情報と関連付けて記憶し、
前記プロセッサは、前記電池が交換された場合に、
交換後の前記電池の前記電池固有情報に対応する前記電池特性情報を、前記通信部を通じて前記記憶装置から取得し、
前記記憶装置から取得された前記電池特性情報を用いて、前記電動車両における車両制御を変更する、制御装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記交換後の電池に対応する前記電池特性情報を用いて前記車両制御を変更する場合に、前記車両制御の変更に関する情報を前記電動車両のユーザに報知する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記変更に関する情報を、前記電動車両に搭載される表示装置、および、前記ユーザが所有するユーザ端末の少なくとも一方に送信することによって、前記変更に関する情報を前記ユーザに報知する、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記交換後の電池に対応する前記電池特性情報が前記記憶装置に記憶されている場合に、
前記記憶装置に記憶されている前記交換後の電池に対応する前記電池特性情報に基づいて、前記車両制御を変更する必要があるか否かを判定し、
前記車両制御を変更する必要があると判定した場合に前記車両制御を変更するとともに、前記車両制御を変更する必要がないと判定した場合に現状の前記車両制御を維持し、
前記プロセッサは、前記交換後の電池に対応する前記電池特性情報が前記記憶装置に記憶されていない場合に、現状の前記車両制御を維持する、請求項1~3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
交換可能な電池を搭載する電動車両を制御する制御方法であって、
前記電動車両の駆動時の前記電池の特性を示す電池特性情報を、前記電池に固有の電池固有情報と関連付けて記憶する記憶装置から、交換後の前記電池の前記電池固有情報に対応する前記電池特性情報を取得する工程と、
前記電池が交換された場合に、前記取得する工程において取得された、前記交換後の電池に対応する前記電池特性情報を用いて、前記電動車両の車両制御を変更する工程と、を備える、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-101504号公報(特許文献1)には、交換可能な電池パックを搭載する車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-101504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明記されていないが、電池交換によって車両に搭載される電池パックは、特定の種類の電池パックに限られない場合がある。このため、車両にとって適切でない電池パックが車両に搭載される場合がある。この場合、車両性能が低下する恐れがある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池交換によって搭載された電池パックに起因して車両の性能が低下するのを抑制することが可能な制御装置および制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の局面に係る制御装置は、交換可能な電池を搭載する電動車両を制御する制御装置であって、記憶装置に記憶された情報を受信可能な通信部と、プロセッサと、を備える。記憶装置は、電動車両の駆動時の電池の特性を示す電池特性情報を、電池に固有の電池固有情報と関連付けて記憶する。プロセッサは、電池が交換された場合に、交換後の電池の電池固有情報に対応する電池特性情報を、通信部を通じて記憶装置から取得し、記憶装置から取得された電池特性情報を用いて、電動車両における車両制御を変更する。
【0007】
本開示の第1の局面に係る制御装置では、上記のように、プロセッサは、電池が交換された場合に、交換後の電池の電池固有情報に対応する電池特性情報を取得し、取得された電池特性情報を用いて電動車両における車両制御を変更する。これにより、交換後の電池に対応する電池特性情報を用いて、交換後の電池の電池特性に適した車両制御を行うことができる。その結果、電池交換によって搭載された電池パックに起因して車両の性能が低下するのを抑制することができる。
【0008】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、交換後の電池に対応する電池特性情報を用いて車両制御を変更する場合に、車両制御の変更に関する情報を電動車両のユーザに報知する。このように構成すれば、電池が交換されたことに起因して車両制御が変更されていることをユーザが認識することができる。
【0009】
この場合、好ましくは、プロセッサは、上記変更に関する情報を、電動車両に搭載される表示装置、および、ユーザが所有するユーザ端末の少なくとも一方に送信することによって、上記変更に関する情報をユーザに報知する。このように構成すれば、上記変更に関する情報をユーザが視認することができるので、車両制御が変更されていることを容易にユーザに伝達することができる。
【0010】
上記第1の局面に係る制御装置において、好ましくは、プロセッサは、交換後の電池に対応する電池特性情報が記憶装置に記憶されている場合に、記憶装置に記憶されている交換後の電池に対応する電池特性情報に基づいて、車両制御を変更する必要があるか否かを判定し、車両制御を変更する必要があると判定した場合に車両制御を変更するとともに、車両制御を変更する必要がないと判定した場合に現状の車両制御を維持する。また、プロセッサは、交換後の電池に対応する電池特性情報が記憶装置に記憶されていない場合に、現状の車両制御を維持する。このように構成すれば、記憶装置に記憶された電池特性情報に基づいて車両制御を変更する必要があると判定された場合のみ、車両制御を変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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