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公開番号
2025094550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210170
出願日
2023-12-13
発明の名称
潤滑油添加剤、重合体、粘度指数向上剤、潤滑油及び潤滑油添加剤の製造方法
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10M
145/10 20060101AFI20250618BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】油に添加した際、優れた粘度指数向上能、油中溶解能を有する潤滑油添加剤、重合体、粘度指数向上剤、潤滑油及び潤滑油添加剤の製造方法の提供。
【解決手段】重合体と、溶媒とを含み、前記重合体は、下記一般式(1)で表される化合物に由来する構成単位(A)、及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(B)を含み、前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は2つ以上の(メタ)アクリロイル基を有し、前記重合体を構成する全ての構成単位の総質量に対して、前記構成単位(B)の含有量が0.1~20質量%である、潤滑油添加剤を用いる。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025094550000012.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">28</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> (一般式(1)中、R
1
はC
n
H
2n+m
で表される基であり、nは1~30の整数であり、mは-3、-1及び1のいずれかであり、2n+mは3以上の整数である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合体と、溶媒とを含み、
前記重合体は、下記一般式(1)で表される化合物に由来する構成単位(A)、及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(B)を含み、
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は2つ以上の(メタ)アクリロイル基を有し、
前記重合体を構成する全ての構成単位の総質量に対して、前記構成単位(B)の含有量が0.1~20質量%である、潤滑油添加剤。
TIFF
2025094550000008.tif
28
170
(一般式(1)中、R
1
はC
n
H
2n+m
で表される基であり、nは1~30の整数であり、mは-3、-1及び1のいずれかであり、2n+mは3以上の整数である。)
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記重合体は、アルキル基、ヒドロキシ基、シリルオキシ基、ビニル基、エーテル基、アミノ基、カルボキシ基、フッ素原子及びリン酸基から選ばれる少なくとも1つの官能基を有する(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(C)(ただし、前記構成単位(B)を除く。)をさらに含む、請求項1に記載の潤滑油添加剤。
【請求項3】
前記一般式(1)中、nは2~11の整数であり、mは-3又は-1であり、2n+mは3~19の整数である、請求項1に記載の潤滑油添加剤。
【請求項4】
前記一般式(1)中、nは6~11の整数であり、mは-3又は-1である、請求項1に記載の潤滑油添加剤。
【請求項5】
前記一般式(1)中、R
1
はC
6
H
11
で表される基である、請求項1に記載の潤滑油添加剤。
【請求項6】
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は、下記一般式(2)で表される化合物を含む、請求項1に記載の潤滑油添加剤。
CH
2
=CR
2
-COO-(R
3
O)
n
-COCR
4
=CH
2
・・・(2)
(一般式(2)中、R
2
及びR
4
はそれぞれ独立に、水素原子又はメチル基であり、R
3
は炭素数1~10のアルキレン基であり、nは1以上の整数である。)
【請求項7】
重合体と、溶媒とを含み、
前記重合体は、ミルセンに由来する構成単位(A1)、及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(B)を含み、
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は2つ以上の(メタ)アクリロイル基を有し、
前記重合体を構成する全ての構成単位の総質量に対して、前記構成単位(B)の含有量が0.1~20質量%である、潤滑油添加剤。
【請求項8】
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は、下記一般式(2)で表される化合物を含む、請求項7に記載の潤滑油添加剤。
CH
2
=CR
2
-COO-(R
3
O)
n
-COCR
4
=CH
2
・・・(2)
(一般式(2)中、R
2
及びR
4
はそれぞれ独立に、水素原子又はメチル基であり、R
3
は炭素数1~10のアルキレン基であり、nは1以上の整数である。)
【請求項9】
下記一般式(1)で表される化合物に由来する構成単位(A)、及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(B)を含み、
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は2つ以上の(メタ)アクリロイル基を有し、
全ての構成単位の総質量に対して、前記構成単位(B)の含有量が0.1~20質量%であり、
重量平均分子量が10000~500000である、重合体。
TIFF
2025094550000009.tif
28
170
(一般式(1)中、R
1
はC
n
H
2n+m
で表される基であり、nは1~30の整数であり、mは-3、-1及び1のいずれかであり、2n+mは3以上の整数である。)
【請求項10】
前記一般式(1)中、nは2~11の整数であり、mは-3又は-1であり、2n+mは3~19の整数である、請求項9に記載の重合体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、潤滑油添加剤、重合体、粘度指数向上剤、潤滑油及び潤滑油添加剤の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内燃機関や自動変速機、その他機械装置には、その作動を円滑にするために潤滑油が用いられている。近年、地球環境保護の観点から、潤滑油に求められる省燃費性能が益々高くなっており、その指標の一つとなる粘度指数のさらなる向上が求められている。
【0003】
特許文献1に開示された共役ジエン由来の構成単位と芳香族ビニル化合物由来の構成単位からなる共重合体は、潤滑油の粘度指数向上剤として使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/142001号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されている粘度指数向上剤は、芳香族ビニル化合物由来の構成単位の含有量が多い場合には、油への溶解性が低下するという課題がある。
【0006】
本発明は、油に添加した際、優れた粘度指数向上能、油中溶解能を有する潤滑油添加剤、重合体、粘度指数向上剤、潤滑油及び潤滑油添加剤の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、下記の態様を有する。
[1] 重合体と、溶媒とを含み、
前記重合体は、下記一般式(1)で表される化合物に由来する構成単位(A)、及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(B)を含み、
前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は2つ以上の(メタ)アクリロイル基を有し、
前記重合体を構成する全ての構成単位の総質量に対して、前記構成単位(B)の含有量が0.1~20質量%である、潤滑油添加剤。
【0008】
TIFF
2025094550000001.tif
28
170
【0009】
一般式(1)中、R
1
はC
n
H
2n+m
で表される基であり、nは1~30の整数であり、mは-3、-1及び1のいずれかであり、2n+mは3以上の整数である。
【0010】
[2] 前記重合体は、アルキル基、ヒドロキシ基、シリルオキシ基、ビニル基、エーテル基、アミノ基、カルボキシ基、フッ素原子及びリン酸基から選ばれる少なくとも1つの官能基を有する(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構成単位(C)(ただし、前記構成単位(B)を除く。)をさらに含む、前記[1]の潤滑油添加剤。
[3] 前記一般式(1)中、nは2~11の整数であり、mは-3又は-1であり、2n+mは3~19の整数である、前記[1]又は[2]の潤滑油添加剤。
[4] 前記一般式(1)中、nは6~11の整数であり、mは-3又は-1である、前記[1]又は[2]の潤滑油添加剤。
[5] 前記一般式(1)中、R
1
はC
6
H
11
で表される基である、前記[1]~[4]のいずれかの潤滑油添加剤。
[6] 前記(メタ)アクリロイル基含有化合物は、下記一般式(2)で表される化合物を含む、前記[1]~[5]のいずれかの潤滑油添加剤。
CH
2
=CR
2
-COO-(R
3
O)
n
-COCR
4
=CH
2
・・・(2)
(一般式(2)中、R
2
及びR
4
はそれぞれ独立に、水素原子又はメチル基であり、R
3
は炭素数1~10のアルキレン基であり、nは1以上の整数である。)
(【0011】以降は省略されています)
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