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公開番号2025092108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207774
出願日2023-12-08
発明の名称光学素子駆動装置、カメラモジュールおよびカメラ搭載装置
出願人ミツミ電機株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G02B 7/04 20210101AFI20250612BHJP(光学)
要約【課題】可動部とガイド部との安定した接触状態を維持することが可能な光学素子駆動装置、カメラモジュールおよびカメラ搭載装置を提供する。
【解決手段】光学素子駆動装置は、光学素子を収容する可動部と、磁性材料により構成され、可動部の移動をガイドするガイド部と、可動部をガイド部に沿って移動させる駆動部と、可動部におけるガイド部と対向する部分に配置されるマグネットと、を備える。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子を収容する可動部と、
磁性材料により構成され、前記可動部の移動をガイドするガイド部と、
前記可動部を前記ガイド部に沿って移動させる駆動部と、
前記可動部における前記ガイド部と対向する部分に配置されるマグネットと、
を備える光学素子駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記可動部の前記ガイド部との対向部分において、前記ガイド部と接触するように配置される接触部材をさらに備える、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項3】
前記接触部材は、前記ガイド部よりも磁性の弱い材料により構成される、
請求項2に記載の光学素子駆動装置。
【請求項4】
前記マグネットは、前記ガイド部と磁気的に引き付け合うように着磁されている、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項5】
前記ガイド部は、第1ガイド軸と、前記第1ガイド軸の高さ位置が異なる高さ位置に配置される第2ガイド軸とを有し、
前記可動部は、前記第1ガイド軸および前記第2ガイド軸の一方に挿通される被挿通部を有し、
前記マグネットは、前記第1ガイド軸および前記第2ガイド軸の他方と磁気的に引き付け合うように配置される、
請求項4に記載の光学素子駆動装置。
【請求項6】
前記可動部は、光軸の方向に移動可能であり、
前記ガイド部は、前記光軸の両側に配置される一対のガイド軸を有し、
前記マグネットは、前記一対のガイド軸の少なくとも一方と磁気的に引き付け合うように配置される、
請求項4に記載の光学素子駆動装置。
【請求項7】
前記マグネットは、前記可動部における、一対のガイド軸のそれぞれとの対向部分にそれぞれ配置される、
請求項6に記載の光学素子駆動装置。
【請求項8】
前記一対のガイド軸は、互いに異なる高さ位置に配置される、
請求項7に記載の光学素子駆動装置。
【請求項9】
前記可動部は、光軸の方向に配置され、光学素子をそれぞれ含む第1可動部および第2可動部を有し、
前記駆動部は、前記第1可動部を駆動する第1駆動部と、前記第2可動部を駆動する第2駆動部とを有し、
前記ガイド部は、前記第1可動部および前記第2可動部のそれぞれの前記光軸の方向への移動をガイドする、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項10】
前記駆動部は、
第1の振動子および第2の振動子で構成される共振部を有する超音波モータと、
前記超音波モータと前記可動部との間に介在し、前記共振部の振動に基づいて前記可動部を移動させるための力を発生させる介在部と、
を有する、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子駆動装置、カメラモジュールおよびカメラ搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スマートフォン等の薄型のカメラ搭載装置に搭載されたカメラモジュールが知られている。このようなカメラモジュールは、被写体像の拡大または縮小を行うズーム機能を有する光学素子駆動装置を備えたものが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、光軸を挟む一対の案内軸(ガイド部)と、ガイド部に沿って移動するレンズユニット(可動部)とを備えた構成が開示されている。この構成は、可動部の下面部分に設けられた与圧用の磁石と、ベースの下面部分の磁石と対向する部分に設けられた与圧用のヨークとを有する。これにより、可動部がベース側に引き付けられるので、可動部の摺動溝とガイド部との接触状態が維持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-155198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、可動部とベースとの距離によっては、可動部とベースとの引き付け力が弱まり、ひいては可動部とガイド部との安定した接触状態が損なわれるおそれがあった。
【0006】
本発明の目的は、可動部とガイド部との安定した接触状態を維持することが可能な光学素子駆動装置、カメラモジュールおよびカメラ搭載装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る光学素子駆動装置は、
光学素子を収容する可動部と、
磁性材料により構成され、前記可動部の移動をガイドするガイド部と、
前記可動部を前記ガイド部に沿って移動させる駆動部と、
前記可動部における前記ガイド部と対向する部分に配置されるマグネットと、
を備える。
【0008】
本発明に係るカメラモジュールは、
上記の光学素子駆動装置と、
前記可動部に保持される光学素子を含む素子部と、
前記素子部により結像された被写体像を撮像する撮像部と、
を備える。
【0009】
本発明に係るカメラ搭載装置は、
情報機器または輸送機器であるカメラ搭載装置であって、
上記のカメラモジュールと、
前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する撮像制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、可動部とガイド部との安定した接触状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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