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公開番号
2025091888
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207417
出願日
2023-12-08
発明の名称
映像表示装置
出願人
国立研究開発法人産業技術総合研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
27/02 20060101AFI20250612BHJP(光学)
要約
【課題】表示映像とその周囲との視覚的なずれを小さくでき、かつ構造を簡略にできる映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像表示装置は、1または複数の撮像表示ユニットを備える。撮像表示ユニットは、対象領域からの光を反射する撮像用ミラーと、撮像用ミラーからの像を撮像する撮像素子を有する撮像部と、撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、表示部に表示された画像を映して観察者に向ける視認用ミラーと、を備える。撮像用ミラーの光軸と、視認用ミラーの光軸とは一致する。撮像用ミラーの撮像画角と、視認用ミラーに映る画像の表示画角とは等しい。撮像素子は、撮像用ミラーに対して対象領域と光学的に共役となる位置にある。表示部は、視認用ミラーに対して観察者と光学的に共役となる位置にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数の撮像表示ユニットを備え、
前記撮像表示ユニットは、
対象領域からの光を反射する撮像用ミラーと、
前記撮像用ミラーからの像を撮像する撮像素子を有する撮像部と、
前記撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示された画像を映して観察者に向ける視認用ミラーと、を備え、
前記撮像用ミラーの光軸と、前記視認用ミラーの光軸とは一致し、
前記撮像用ミラーの撮像画角と、前記視認用ミラーに映る画像の表示画角とは等しく、
前記撮像素子は、前記撮像用ミラーに対して前記対象領域と光学的に共役となる位置にあり、
前記表示部は、前記視認用ミラーに対して前記観察者と光学的に共役となる位置にある、
映像表示装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
複数の前記撮像表示ユニットは、前記観察者の右目に画像を提供する第1撮像表示ユニットと、前記観察者の左目に画像を提供する第2撮像表示ユニットを含む、
請求項1記載の映像表示装置。
【請求項3】
前記視認用ミラーに対して前記表示部の表示面と光学的に共役となる仮想表示面を想定したとき、
前記視認用ミラーは、前記仮想表示面の周縁と前記観察者の視点とを通る仮想線によって規定される配置をとる、
請求項1記載の映像表示装置。
【請求項4】
前記撮像表示ユニットは、前記画像に仮想画像を組み込んで前記表示部に表示する制御部をさらに備える、
請求項1~3のうちいずれか1項に記載の映像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ビデオシースルータイプのディスプレイを備えた映像表示装置が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。この種の映像表示装置では、例えば、仮想映像を表示できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-133725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
映像表示装置では、観察者が表示映像だけでなく、その周囲(すなわち、表示映像の外の現実世界)を直接視できる場合、表示映像とその周囲とに視覚的なずれが生じる場合がある。このようなずれが生じると、表示映像とその周囲との連続性が損なわれるため、観察者による視認性、作業のしやすさ等に影響が及ぶことがある。
映像表示装置では、構成部品が多く、構造が複雑になりやすい。そのため、構造を簡略化することが求められていた。
【0005】
本発明は、表示映像とその周囲との視覚的なずれを小さくでき、かつ構造を簡略にできる映像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る映像表示装置は、1または複数の撮像表示ユニットを備え、前記撮像表示ユニットは、対象領域からの光を反射する撮像用ミラーと、前記撮像用ミラーからの像を撮像する撮像素子を有する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された画像を映して観察者に向ける視認用ミラーと、を備え、前記撮像用ミラーの光軸と、前記視認用ミラーの光軸とは一致し、前記撮像用ミラーの撮像画角と、前記視認用ミラーに映る画像の表示画角とは等しく、前記撮像素子は、前記撮像用ミラーに対して前記対象領域と光学的に共役となる位置にあり、前記表示部は、前記視認用ミラーに対して前記観察者と光学的に共役となる位置にある。
【0007】
本発明の第2の態様に係る映像表示装置は、第1の態様において、複数の前記撮像表示ユニットは、前記観察者の右目に画像を提供する第1撮像表示ユニットと、前記観察者の左目に画像を提供する第2撮像表示ユニットを含む。
【0008】
本発明の第3の態様に係る映像表示装置は、第1または第2の態様において、前記視認用ミラーに対して前記表示部の表示面と光学的に共役となる仮想表示面を想定したとき、前記視認用ミラーは、前記仮想表示面の周縁と前記観察者の視点とを通る仮想線によって規定される配置をとる。
【0009】
本発明の第4の態様に係る映像表示装置は、第1~第3のうちいずれか1つの態様において、前記撮像表示ユニットは、前記画像に仮想画像を組み込んで前記表示部に表示する制御部をさらに備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、表示映像とその周囲との視覚的なずれを小さくでき、かつ構造を簡略にできる映像表示装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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