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公開番号
2025090807
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025042401,2021103995
出願日
2025-03-17,2021-06-23
発明の名称
歯ブラシ
出願人
ヤマトエスロン株式会社
代理人
個人
主分類
A46B
5/00 20060101AFI20250610BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】中空構造を有し且つ歯を清掃するときに使用者の口腔内を傷付けない程に刷毛が口腔内の部位に加わる力を緩衝することができ、しかも、緩衝の度合を容易に加減して製作することができる歯ブラシを提供する。
【解決手段】先端側に刷毛が植設されるヘッド部を構成するヘッド部材と、ヘッド部材と連結され、ヘッド部を口腔内に誘導するために把持されるハンドル部を構成し、中空の筒状であり、かつ、弾性材料により形成される中空部材とを備え、中空部材は、その中心軸線から遠ざかる向きに鍔状に突出する鍔状部を有し、鍔状部は中空に形成され、その内部が中空の筒状部分の内部と連通し、ヘッド部材と中空部材とは、これらの連結部分において、一方が被係止面を有し、かつ、他方が係止面を有することを特徴とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
先端側に刷毛が植設されるヘッド部を構成するヘッド部材と、
前記ヘッド部材と連結され、前記ヘッド部を口腔内に誘導するために把持されるハンドル部を構成し、中空の筒状であり、かつ、弾性材料により形成される中空部材とを備え、
前記中空部材は、その中心軸線から遠ざかる向きに鍔状に突出する鍔状部を有し、
前記鍔状部は中空に形成され、その内部が前記中空の筒状部分の内部と連通し、
前記ヘッド部材と前記中空部材とは、これらの連結部分において、一方が、前記中心軸線の周方向に面するように設けられた被係止面を有し、かつ、他方が、前記周方向において前記被係止面の反対向きに面するように設けられた係止面を有する
ことを特徴とする歯ブラシ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記ヘッド部材が基端側に開口を有し、
前記中空部材の先端が前記開口に装入され、
前記開口の開口端縁と前記中空部材の鍔状部とは前記中心軸線方向において隣り合う
ことを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記ハンドル部は前記鍔状部以外の部分において前記中心軸線から遠ざかる向きに膨出する膨出部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項4】
前記ハンドル部は、前記鍔状部と前記膨出部との間に、前記中心軸線に近付く向きに括れる括れ部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の歯ブラシ。
【請求項5】
前記ヘッド部材が基端側に開口を有し、
前記中空部材の先端である中空部材先端が前記開口に嵌入し、
いずれも前記連結部分である前記中空部材先端の嵌入領域及び前記開口の被嵌入領域の何れか一方が、前記中心軸線から遠ざかる向きに突出する係着凸状部を有し、
前記嵌入領域及び前記被嵌入領域の何れか他方が、前記遠ざかる向きに凹む係着凹状部を有し、
前記係着凸状部と前記係着凹状部とが係着し、
前記ヘッド部材と前記中空部材とは脱着自在に連結するように構成される
ことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の歯ブラシ。
【請求項6】
前記嵌入領域及び前記被嵌入領域の何れか一方に前記被係止面を有し、かつ、前記嵌入領域及び前記被嵌入領域の何れか他方に前記係止面を有し、
前記係止面が前記被係止面を前記周方向に係止することにより、前記ヘッド部材と前記中空部材とはお互いの回転が制止されるように構成される
ことを特徴とする請求項5に記載の歯ブラシ。
【請求項7】
前記鍔状部は、前記中心軸線方向視において略円形に形成される
ことを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は歯ブラシに関し、詳細には先端側に刷毛が植設されるヘッド部と、前記ヘッド部を口腔内に誘導するために把持されるハンドル部とを備える歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、軸部分の一部が中空の筒状に形成される中空構造の歯ブラシがある(特許文献1)。こうした従来の中空構造の歯ブラシは、その中空部分に、中空部分以外の部分を形成する合成樹脂などの材料が充填されていないため比較的軽量である。
【0003】
また、中空部分の寸法を変更することにより軸部分の撓み具合を調整することができる。すなわち、中空部分が前記軸部分の長手方向に細長いとき、その中空部分の長さ及び前記長手方向の位置を変更することによって、歯を清掃するときのかたさ具合を調整することができ、刷毛が口腔内の部位に加える力を緩衝することができる。
【0004】
これらにより、従来の中空構造の歯ブラシは軽く用いることができ、しかも、歯を清掃するときのかたさ具合を調整することができるため、使用者の体力の強弱、清掃するときの強さなどの多様なニーズに対応することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/137180号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記従来の中空構造の歯ブラシは、中空に形成された部分が略筒状に形成され、歯ブラシの長手方向に沿ってストレートに延びている。これにより、刷毛に力を入れようとしてヘッド部側とハンドル部側とを屈曲させるようなせん断力が歯ブラシに加わるとき、前記のストレート部分はせん断力に耐えにくく、力が集中する箇所において折れ曲がってしまう虞が大きい。あるいは、このように折れ曲がらないように強度を増せば、刷毛が口腔内の部位に加わる力を十分に緩衝することができない。
【0007】
また、このように歯ブラシが途中から折れ曲がってしまうときは、折れ曲がった箇所が使用者の口腔内を傷付けかねない。そして、いったん折れ曲がった後には容易に元の形状に復元せず、継続してその歯ブラシを使用することができない。
【0008】
そこで本発明は、中空構造を有し、かつ、歯を清掃するときに使用者の口腔内を傷付けない程に刷毛が口腔内の部位に加わる力を緩衝することができて、しかも、緩衝の度合を容易に加減して製作することができる歯ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本発明は先端側に刷毛が植設されるヘッド部を構成するヘッド部材と、 前記ヘッド部材と連結され、前記ヘッド部を口腔内に誘導するために把持されるハンドル部を構成し、中空の筒状であり、かつ、弾性材料により形成される中空部材とを備え、前記中空部材は、その中心軸線から遠ざかる向きに鍔状に突出する鍔状部を有し、前記鍔状部は中空に形成され、その内部が前記中空の筒状部分の内部と連通することを特徴とする歯ブラシを提供するものである。また、この鍔状部は、前記中心軸線方向視において略円形に形成されるとともに、前記中心軸線方向において前記内部を挟むように対向して配置される略円環状の表面部と略円環状の裏面部とを有し、前記表面部及び前記裏面部のうちの少なくとも一方が、前記表面部及び前記裏面部のうちの他方から遠ざかるほど縮径する傾斜面、または、同じく縮径する凸状の部分球面を有してもよい。
【0010】
すなわち、本発明の歯ブラシは、ハンドル部を構成する中空部材を備えることにより、その中空部材の内部に合成樹脂などの材料を充填しないため軽量である。そのため、例えば高齢者、幼児のように握力が弱い使用者であっても、本発明の歯ブラシを操作して容易に歯を清掃することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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