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公開番号
2025089590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025060543,2023500941
出願日
2025-04-01,2022-02-18
発明の名称
光入出力装置
出願人
株式会社フジクラ
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G02B
6/26 20060101AFI20250605BHJP(光学)
要約
【課題】通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置を提供する。
【解決手段】それぞれの第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの送信コアとを光学的に結合し、それぞれの第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスと、を備える
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む複数のマルチコアファイバと、
全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、
全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、
全ての前記マルチコアファイバと同数のファンインファンアウトデバイスであって、各マルチコアファイバに対応するファンインファンアウトデバイスが、当該マルチコアファイバの前記送信コアと同数の前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、当該マルチコアファイバの前記受信コアと同数の前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスとを備える
ことを特徴とする光入出力装置。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
第1送信用シングルコアファイバと同数の第2送信用シングルコアファイバであって、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバのコアとトランシーバの送信ポートとを光学的に結合する第2送信用シングルコアファイバと、
第1受信用シングルコアファイバと同数の第2受信用シングルコアファイバであって、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバのコアと前記トランシーバの受信ポートとを光学的に結合する第2受信用シングルコアファイバとをさらに備え、
前記第1送信用シングルコアファイバと前記第1受信用シングルコアファイバとが、テープ心線として互いに束ねられ、前記第2送信用シングルコアファイバと前記第2受信用シングルコアファイバとが、テープ心線として互いに束ねられる
ことを特徴とする請求項1に記載の光入出力装置。
【請求項3】
それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの少なくとも一部が収容される筐体と、
それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバから成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの前記第2送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第2受信用シングルコアファイバから成りそれぞれの前記第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、前記第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力は前記第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力より大きく、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きい
ことを特徴とする請求項2に記載の光入出力装置。
【請求項4】
それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバから成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの前記第2送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第2受信用シングルコアファイバから成りそれぞれの前記第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、前記第1シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドと、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層とを有し、前記第2シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドとを有すると共に、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層を有さず、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きい
ことを特徴とする請求項2に記載の光入出力装置。
【請求項5】
それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバのコアとトランシーバの送信ポートとを光学的に結合可能であり、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバのコアと前記トランシーバの受信ポートとを光学的に結合可能なコネクタポートを前記第1送信用シングルコアファイバ及び前記第1受信用シングルコアファイバの総数と同数有する単一の送受信コネクタと、
それぞれの前記マルチコアファイバの一部と、前記マルチコアファイバと同数の前記ファンインファンアウトデバイスと、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバおよび前記第1受信用シングルコアファイバとが収容される筐体とを備え、
前記送受信コネクタのコネクタポートは、
前記筐体に固定された単心送信コネクタおよび単心受信コネクタであって、1つの送信コネクタポートを有し、前記第1送信用シングルコアファイバと同数の単心送信コネクタ、および、1つの受信コネクタポートを有し、前記第1受信用シングルコアファイバと同数の単心受信コネクタから成るか、または、
第1送信用シングルコアファイバの数と第1受信用シングルコアファイバの数とが同じであり、送受信コネクタのコネクタポートは、
前記筐体に固定されたデュアル送受信コネクタであって、1つの送信コネクタポートと1つの受信コネクタポートを有し、前記第1送信用シングルコアファイバと同数のデュアル送受信コネクタから成る
ことを特徴とする請求項1に記載の光入出力装置。
【請求項6】
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記受信コアにそれぞれ光学的に結合される
ことを特徴とする請求項5に記載の光入出力装置。
【請求項7】
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記受信コアにそれぞれ光学的に結合される
ことを特徴とする請求項5に記載の光入出力装置。
【請求項8】
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記送信コアの間には、前記受信コアが位置し、
互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記受信コアの間には、前記送信コアが位置する
ことを特徴とする請求項7に記載の光入出力装置。
【請求項9】
前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合うコア対の少なくとも一つは、一方が前記送信コアであり他方が前記受信コアである送受信コア対である
ことを特徴とする請求項2~8のいずれか一項に記載の光入出力装置。
【請求項10】
前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合う全ての前記コア対が、前記送受信コア対である
ことを特徴とする請求項9に記載の光入出力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光入出力装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
クラッドに複数のコアを配置するマルチコアファイバが知られており、このマルチコアファイバに光を入射させたり、このマルチコアファイバから光を出射させるためのデバイスが知られている。下記特許文献1には、このデバイスの一例である光コネクタが記載されている。この光コネクタでは、導波路基板に形成されたそれぞれの導波路を介して、マルチコアファイバのそれぞれのコアと複数のシングルコアファイバのそれぞれのコアとが光学的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-152804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、マルチコアファイバでは、コア間距離が小さいためクロストークが生じやすい。このため、通信に影響のあるクロストークの低減された光信号が伝搬することが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的の達成のため、本発明の光入出力装置は、少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む複数のマルチコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバと同数のファンインファンアウトデバイスであって、各マルチコアファイバに対応するファンインファンアウトデバイスが、当該マルチコアファイバの前記送信コアと同数の前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、当該マルチコアファイバの前記受信コアと同数の前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスとを備える。
【0007】
以上のように、本発明によれば、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る光入出力装置の概略を示す図である。
マルチコアファイバ、シングルコアファイバ、及び送受信コネクタの光学的結合の実施形態と異なる例を示す図である。
マルチコアファイバ、シングルコアファイバ、及び送受信コネクタの光学的結合の実施形態と異なる他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る光入出力装置を実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、以下の実施形態から変更、改良することができる。また、本明細書では、理解を容易にするために、各部材の寸法が誇張して示されている場合がある。
【0010】
図1は、実施形態に係る光入出力装置の概略を示す図である。図1に示すように、本実施形態の光入出力装置1は、マルチコアファイバ10と、第1送信用光ファイバ21と、第1受信用光ファイバ22と、ファンインファンアウトデバイス30と、送受信コネクタ40と、パッチコード3と、を主な構成として備える。
(【0011】以降は省略されています)
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