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公開番号
2025088551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203326
出願日
2023-11-30
発明の名称
情報処理システム及び指標算出方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
G06Q
10/10 20230101AFI20250604BHJP(計算;計数)
要約
【課題】指標の信頼性を管理すること。
【解決手段】所定の指標の算出に関するデータセット400であって、前記所定の指標を計算するために必要な入力値のデータと、前記所定の指標の計算を行うための少なくとも1つ以上の式の構造と、前記所定の指標の計算結果である出力値のデータと、が関連付けられて格納されたデータセットを記憶する記憶部としての補助記憶装置1300と、前記データセットに基づいて、前記所定の指標に関連する前記入力値、前記式または前記出力値に関する情報を出力可能な処理部としてのCPU1100と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の指標の算出に関するデータセットであって、前記所定の指標を計算するために必要な入力値のデータと、前記所定の指標の計算を行うための少なくとも1つ以上の式の構造と、前記所定の指標の計算結果である出力値のデータと、が関連付けられて格納されたデータセットを記憶する記憶部と、
前記データセットに基づいて、前記所定の指標に関連する前記入力値、前記式または前記出力値に関する情報を出力可能な処理部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記データセットは、前記入力値のデータの種別と、前記入力値を用いて行う処理の内容と、前記出力値のデータの種別とを示すものであり、
前記処理部は、前記入力値として指定された種別のデータが得られた場合に、当該データを用いて前記処理を実行して前記出力値を求め、
前記処理部は、前記入力値として用いたデータの値と、実行した前記処理の内容と、前記処理の実行結果として得られた前記出力値の値とを対応付けて管理することを特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、前記入力値のデータの値と前記処理の内容とのうち少なくとも一方が異なり、前記出力値のデータの種別が同一の計算を行うことで、同一の指標について複数の計算結果を得ることを特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、同一の指標についての第一の計算結果と第二の計算結果を用い、
前記第一の計算結果と前記第二の計算結果との差分を比較可能に表示出力するとともに、
前記第一の計算結果及び前記第二の計算結果に関する入力値及び/又は処理の内容を表示出力することを特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、前記入力値として用いたデータの値と、実行した前記処理の内容と、前記処理の実行結果として得られた前記出力値の値との組み合わせから電子署名を生成し、当該組み合わせに付与することを特徴とする情報処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記データセットは、複数の入力値について、外部から取得した入力値である一次データと、前記一次データから求めた入力値である二次データとを区別し、
前記処理部は、前記出力値とともに、前記複数の入力値における一次データの比率を出力することを特徴とする情報処理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、同一の指標を求める異なる計算方法について、必要な入力値の数に応じて段階を設定し、現時点で必要な入力値を満たす計算手法で前記指標を求めるとともに、次の段階の計算手法に必要な入力値の情報を提供することを特徴とする情報処理システム。
【請求項8】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、前記入力値の一部が得られた場合に前記処理を開始し、前記処理の進捗情報を管理し、前記処理の中間結果を出力可能であることを特徴とする情報処理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、外部から取得可能なデータの識別情報と、前記データセットの内部でデータを一意に特定する識別情報との対応関係を参照し、外部から取得したデータを前記データセットの入力値としてのデータに変換することを特徴とする情報処理システム。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記処理部は、前記データセットの内部でデータを一意に特定する識別情報と、前記指標の出力先が用いるデータ形式と、の対応関係を参照し、前記指標の計算結果を前記出力先のデータ形式に変換して出力することを特徴とする情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム及び指標算出方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
データの管理を効率的に行うための技術として、特開2023-57944号公報(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「帳票又は申請書類等の作成における入力作業の簡素化を実現する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。」、「ローコード開発Webサーバ装置2において、アクション設定部28は、表示画面内の領域のうち、保存対象とする保存領域を示す保存領域定義を設定し、コントロール設定部24は、保存領域設定部で設定された保存領域内に配置する少なくとも表示項目又は操作ボタンであるコントロールを示すコントロール定義を設定し、動的復元対象設定部26は、コントロールのうち、次回以降の画面表示時に値を動的に更新して表示するコントロールを、動的復元対象コントロール定義として設定し、記憶制御部27は、保存領域定義、コントロール定義及び動的復元対象コントロール定義を、保存領域定義の子要素として関連付け、保存領域定義、コントロール定義及び動的復元対象コントロール定義を階層化して記憶部に記憶する。」という記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-57944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
入力されたデータを利用して計算を行い、目的の値を算出するような場合がある。そのような場合において、算出された値を検証することは困難であった。例えば、複数のデータから計算したあるデータを利用する場合に、その値がどのように計算されたかを確認することは困難である。
しかしながら、経営の指標や温室効果ガス(GHG:greenhouse gas)排出量の指標などを算出する場合には、同一の指標に複数の計算方法が存在する場合がある。例えば、根拠となるデータの種類と数が十分であれば指標の値を精度良く計算できるが、根拠となるデータの種類と数が十分であってもある程度の精度で指標の値を概算値として求めることができる。また、同一の指標であっても、利用先によって計算方法に要求されるレギュレーションが異なる場合もある。このように、同一の指標であってもその算出過程によって値が異なり、また信頼性も異なることがあるので、指標の算出過程を遡って検証可能とすること、すなわち、指標の算出過程についてトレーサビリティを実現することで、指標の信頼性を管理可能とすることが求められている。
特許文献1では、前述の課題を考慮していない。
【0005】
そこで、本発明では、指標の信頼性を管理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、代表的な本発明の情報処理システムの一つは、所定の指標の算出に関するデータセットであって、前記所定の指標を計算するために必要な入力値のデータと、前記所定の指標の計算を行うための少なくとも1つ以上の式の構造と、前記所定の指標の計算結果である出力値のデータと、が関連付けられて格納されたデータセットを記憶する記憶部と、前記データセットに基づいて、前記所定の指標に関連する前記入力値、前記式または前記出力値に関する情報を出力可能な処理部と、を備えることを特徴とする。
また、代表的な本発明の指標算出方法の一つは、情報処理システムが、所定の指標の算出に関するデータセットであって、前記所定の指標を計算するために必要な入力値のデータと、前記所定の指標の計算を行うための少なくとも1つ以上の式の構造と、前記所定の指標の計算結果である出力値のデータと、が関連付けられたデータセットを参照し、前記入力値を取得するステップと、前記式に示された処理を実行するステップと、前記処理の実行についての中間結果及び/又は最終結果を出力値とするステップと、前記入力値の取得結果、前記処理の実行結果、前記中間結果及び/又は最終結果としての出力値を関連付けて保存するステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、指標の信頼性を管理できる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の情報処理システムの説明図
情報処理システムの構成図
情報処理システムとして動作可能な計算機の構成図
データベースに格納されるデータの具体例
データ入出力の説明図
データセットの具体例
情報処理システムの処理手順を示すフローチャート
既存の計算結果を再利用する場合の処理の説明図(その1)
既存の計算結果を再利用する場合の処理の説明図(その2)
データ入力画面の具体例
入力制御のフローチャート
入力値の表示の具体例
同一指標の比較についての説明図
同一指標の比較処理を示すフローチャート
複数の指標の表示の具体例
複数の指標の表示処理の処理手順を示すフローチャート
会社情報の表示についての説明図
構造の表示処理の手順を示すフローチャート
データのトレースの説明図
データのトレース表示処理の手順を示すフローチャート
エネルギーの流れをトレースする場合の説明図
データセットの利用状況統計の表示についての説明図
データセットの利用量からマネタイズの従量情報を算出して表示する例の説明図
設備原単位算出に関するデータセットの具体例
GX指標の算出処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施例を図面を用いて説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例1の情報処理システムの説明図である。情報処理システム500は、指標の算出を行うシステムである。情報処理システム500は、指標の算出に際してデータセット400aを用いる。
(【0011】以降は省略されています)
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