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公開番号
2025084596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198612
出願日
2023-11-22
発明の名称
超音波診断装置及びプログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】検査に適した超音波画像を取得するために撮影条件を変更するユーザの手間を減らすことを目的とする。
【解決手段】取得部(例えば、送受信部14と画像生成部16)は、第1撮影条件に従って被検体の第1超音波画像を取得する。認識部28は、第1超音波画像に対して断面を認識する処理を実行し、認識の信頼度を算出する。信頼度が閾値条件を満たす状態が、予め定められた時間の間継続した場合、取得部は、第1撮影条件とは異なる第2撮影条件であって認識された断面に応じた第2撮影条件に従って、被検体の第2超音波画像を取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1撮影条件に従って被検体の第1超音波画像を取得する取得部と、
前記第1超音波画像に対して断面を認識する処理を実行し、認識の信頼度を算出する認識部と、
を含み、
前記信頼度が閾値条件を満たす状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第1撮影条件とは異なる第2撮影条件であって前記認識された断面に応じた第2撮影条件に従って、前記被検体の第2超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記信頼度が閾値範囲内に含まれる状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第2撮影条件に従って前記第2超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記信頼度の移動平均値が閾値範囲内に含まれる状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第2撮影条件に従って前記第2超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記信頼度は、最も高い信頼度が得られた断面についての認識の信頼度である、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記認識部は、更に、前記第2超音波画像に対して断面を認識する処理を実行し、認識の信頼度を算出し、
前記取得部は、更に、前記第2超音波画像から算出された信頼度が前記第1超音波画像から算出された信頼度よりも高い場合、前記第2撮影条件に従って前記第2超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】
請求項5に記載の超音波診断装置において、
前記取得部は、更に、前記第2超音波画像から算出された信頼度が前記第1超音波画像から算出された信頼度以下である場合、前記第1撮影条件に従って、超音波による撮影を継続する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項7】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記第1超音波画像と前記第2超音波画像とをディスプレイに表示させる制御部を更に含み、
前記取得部は、前記第1撮影条件及び前記第2撮影条件のうちユーザによって選択された撮影条件に従って超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項8】
請求項1に記載の超音波診断装置において、
前記第2撮影条件は、画像処理に関する条件であり、
前記取得部は、前記第1撮影条件に従って取得されたデータに対して、前記第2撮影条件に従った画像処理を実行することで、前記第2超音波画像を取得する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項9】
コンピュータを、
第1撮影条件に従って被検体の第1超音波画像を取得する取得手段、
前記第1超音波画像に対して断面を認識する処理を実行し、認識の信頼度を算出する認識手段、
として機能させ、
前記信頼度が閾値条件を満たす状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得手段は、前記第1撮影条件とは異なる第2撮影条件であって前記認識された断面に応じた第2撮影条件に従って、前記被検体の第2超音波画像を取得する、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波診断装置及びプログラムに関する。
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【背景技術】
【0002】
超音波の送受信によって取得された超音波画像に基づいて、撮影された断面を認識し、認識された断面に応じた画像処理を実行する技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、特定のビューに対して最適化されたイメージング設定を行うシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-55143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、被検体の属性に応じて超音波画像の画質が変わったり、臓器の配置によって超音波画像の画質が変わったりすることがある。例えば、腹部の超音波検査において、超音波画像に基づいて認識される臓器や断面が、標準的な臓器や断面から逸脱することがある。具体例を挙げると、BMIがある値(例えば30)以上の被検体を超音波で撮影した場合、被検体の表層にある脂肪層の減衰の影響で、深部にある脈管等の組織の構造が見え難くなる。その結果、標準的な断面から逸脱した組織の構造が識別されることになる。
【0006】
上記のような問題があるため、例えば、被検体によっては断面認識の信頼度が上がらないという問題があった。このような場合、医師や検査技師等のユーザは、検査に適した超音波画像が取得されるように、超音波による撮影の条件を調整する等といった作業を行う必要がある。そのため、ユーザの負担が増大する。例えば、複数の断面のそれぞれについて調整を行うと、ユーザの手間がその分増大し、ユーザの負担が増大する。
【0007】
本開示の目的は、検査に適した超音波画像を取得するために撮影条件を変更するユーザの手間を減らすことにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の1つの態様は、第1撮影条件に従って被検体の第1超音波画像を取得する取得部と、前記第1超音波画像に対して断面を認識する処理を実行し、認識の信頼度を算出する認識部と、を含み、前記信頼度が閾値条件を満たす状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第1撮影条件とは異なる第2撮影条件であって前記認識された断面に応じた第2撮影条件に従って、前記被検体の第2超音波画像を取得する、ことを特徴とする超音波診断装置である。
【0009】
前記信頼度が閾値範囲内に含まれる状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第2撮影条件に従って前記第2超音波画像を取得してもよい。
【0010】
前記信頼度の移動平均値が閾値範囲内に含まれる状態が、予め定められた時間の間継続した場合、前記取得部は、前記第2撮影条件に従って前記第2超音波画像を取得してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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