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公開番号
2025084572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198568
出願日
2023-11-22
発明の名称
計量装置
出願人
株式会社サタケ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01G
23/06 20060101AFI20250527BHJP(測定;試験)
要約
【課題】高い計量精度を実現しながら、計量にかかる時間を短縮することができる技術を提供する。
【解決手段】計量装置1は、ロードセル2に荷重を伝える荷重負荷部3と、計量対象物が投入される計量容器4とを連結する吊り下げ具5を備え、吊り下げ具5と荷重負荷部3、計量容器4と吊り下げ具5との連結箇所に、弾性体である上側スリーブ型部材61および下側スリーブ型部材62が介在することで、衝撃荷重を緩和すると共に、振動を早く減衰させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ロードセルと、
前記ロードセルに荷重を伝える荷重負荷部と、
計量対象物を収容可能な計量容器と、
前記荷重負荷部に前記計量容器を吊り下げる吊り下げ具と、
前記荷重負荷部および前記吊り下げ具の少なくとも一方に取り付けられる弾性体である第1上側緩衝部と、
所定の方向において前記第1上側緩衝部と並ぶように配置される弾性体である第2上側緩衝部と、
前記所定の方向において、前記第1上側緩衝部および前記第2上側緩衝部を締め付ける上側締め付け部と、を備え、
前記荷重負荷部または前記吊り下げ具の一方が、前記第1上側緩衝部と前記第2上側緩衝部とに挟まれることで、他方に対して連結される、
計量装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の計量装置であって、
前記第2上側緩衝部を含む上側円筒部と、前記上側円筒部の一端において径方向外側に広がる、前記第1上側緩衝部としての上側フランジ部と、を有すると共に、前記上側円筒部の高さ方向が前記所定の方向に平行に配置される上側スリーブ型部材を備え、
前記上側締め付け部が、前記上側円筒部に挿入される上側ボルトと、前記上側ボルトに篏合する上側ナットと、を有し、
前記上側締め付け部は、前記上側ボルトが前記上側ナットにねじ込まれることで、前記上側円筒部および前記上側フランジ部を前記所定の方向に締め付け、
前記上側締め付け部の締め付けによって、前記上側円筒部が径方向外側に膨らみ、
前記荷重負荷部または前記吊り下げ具の一方が、前記上側円筒部の膨らんだ部分と前記上側フランジ部とに挟まれることで、他方に対して連結される、
計量装置。
【請求項3】
請求項2に記載の計量装置であって、
前記所定の方向は鉛直方向であり、
前記荷重負荷部には、鉛直方向の荷重孔が形成され、
前記吊り下げ具は、前記荷重負荷部の下方に配置され、水平方向に延びる水平部分と、前記水平部分から鉛直方向下方に延びる鉛直部分とを有し、
前記水平部分には、鉛直方向の上側連結孔が形成され、
前記上側スリーブ型部材は、前記上側フランジ部が前記荷重負荷部と前記水平部分との間に位置し、かつ前記上側円筒部が上側連結孔において前記水平部分を通貫するように配置され、
前記上側ボルトは、前記荷重孔を通って前記上側スリーブ型部材内に挿入される上側軸部と、前記荷重負荷部の前記荷重孔よりも大きな径を有し、前記荷重負荷部の上方に配置される上側頭部と、を有し、
前記上側締め付け部は、前記上側軸部が前記上側ナットにねじ込まれることで、前記上側円筒部および前記上側フランジ部を鉛直方向に締め付け、
前記水平部分は、前記上側連結孔の周囲で前記上側円筒部の膨らんだ部分と前記上側フランジ部との間に挟まれる、
計量装置。
【請求項4】
ロードセルと、
前記ロードセルに荷重を伝える荷重負荷部と、
計量対象物を収容可能な計量容器と、
前記荷重負荷部に前記計量容器を吊り下げる吊り下げ具と、
前記計量容器および前記吊り下げ具の少なくとも一方に取り付けられる弾性体である第1下側緩衝部と、
所定の方向において前記第1下側緩衝部と並ぶように配置される弾性体である第2下側緩衝部と、
前記所定の方向において、前記第1下側緩衝部および前記第2下側緩衝部を締め付ける下側締め付け部と、を備え、
前記計量容器または前記吊り下げ具の一方が、前記第1下側緩衝部と前記第2下側緩衝部とに挟まれることで、他方に対して連結される、
計量装置。
【請求項5】
請求項4に記載の計量装置であって、
前記第2下側緩衝部を含む下側円筒部と、前記下側円筒部の一端において径方向外側に広がる、前記第1下側緩衝部としての下側フランジ部と、を有すると共に、前記下側円筒部の高さ方向が前記所定の方向に平行に配置される下側スリーブ型部材を備え、
前記下側締め付け部が、前記下側円筒部に挿入される下側ボルトと、前記下側ボルトに篏合する下側ナットと、を有し、
前記下側締め付け部は、前記下側ボルトが前記下側ナットにねじ込まれることで、前記下側円筒部および前記下側フランジ部を前記所定の方向に締め付け、
前記下側締め付け部の締め付けによって、前記下側円筒部が径方向外側に膨らみ、
前記計量容器または前記吊り下げ具の一方が、前記下側円筒部の膨らんだ部分と前記下側フランジ部とに挟まれることで、他方に対して連結される、
計量装置。
【請求項6】
請求項5に記載の計量装置であって、
前記所定の方向は水平方向であり、
前記吊り下げ具には、水平方向の下側連結孔が形成され、
前記計量容器には、水平方向の容器孔が形成され、
前記下側スリーブ型部材は、前記下側フランジ部が前記計量容器と前記吊り下げ具との間に位置し、かつ前記下側円筒部が前記容器孔において前記計量容器を通貫するように配置され、
前記下側ボルトは、前記下側連結孔を通って前記下側スリーブ型部材内に挿入される下側軸部と、前記下側連結孔よりも大きな径を有し、前記吊り下げ具を挟んで前記下側フランジ部と逆側に配置される下側頭部と、を有し、
前記下側締め付け部は、前記下側軸部が前記下側ナットにねじ込まれることで、前記下側円筒部および前記下側フランジ部を水平方向に締め付け、
前記計量容器が、前記容器孔の周囲で前記下側円筒部の膨らんだ部分と前記下側フランジ部との間に挟まれる、
計量装置。
【請求項7】
請求項1に記載の計量装置であって、
前記所定の方向は第1方向であり、
前記計量装置は、
前記計量容器および前記吊り下げ具の少なくとも一方に取り付けられる弾性体である第1下側緩衝部と、
前記第1方向と異なる第2方向において、前記第1下側緩衝部と並ぶように配置される弾性体である第2下側緩衝部と、
前記第2方向において、前記第1下側緩衝部および前記第2下側緩衝部を締め付ける下側締め付け部と、をさらに備え、
前記計量容器または前記吊り下げ具の一方が、前記第1下側緩衝部と前記第2下側緩衝部とに挟まれることで、他方に対して連結される、
計量装置。
【請求項8】
請求項7に記載の計量装置であって、
前記第2方向は前記第1方向に対して垂直である、
計量装置。
【請求項9】
請求項8に記載の計量装置であって、
前記第1方向または前記第2方向が鉛直方向である、
計量装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物の重量を測定する計量装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、粉または粒状の対象物を一定量毎に分けたり、工程間での対象物の流量を測定したりするために、ロードセルと、計量容器と、ロードセルに荷重を伝える荷重負荷部と、荷重負荷部に計量容器を吊り下げる吊り下げ具と、を有する計量装置が用いられている。計量装置においては、対象物は落下により計量容器に投入され、計量容器にかかる負荷がロードセルにより測定される。
【0003】
荷重負荷部と計量容器との間が完全に固定されていると、対象物の投入時に生じる衝撃荷重による装置の不具合が生じることが懸念される。そのため、この衝撃荷重を和らげるために、荷重負荷部と計量容器との間に一定量の揺動を可能とする提案がされている。一方で、大きな揺動は計量結果に影響するため、計量精度と計量にかかる時間の短縮とを両立するには、揺動を早く収束させることが求められる。
【0004】
例えば、特許文献1は、ボールベアリングを有する吊り下げ具を提案する。この吊り下げ具は、軸状の荷重負荷部に取り付けられる第1部材と、第1部材に取り付けられると共に計量容器に固定される第2部材と、を備える。第1部材は、それぞれにボールベアリングが嵌合された第1孔および第2孔を有する。第1孔のボールベアリングに荷重負荷部が挿入されることで、第1部材は荷重負荷部に回転可能に取り付けられる。第1部材の第2孔のボールベアリングに、第2部材の一端に設けられた回転軸が挿入されることで、第2部材は第1部材に回転可能に取り付けられる。荷重負荷部および第1孔は水平方向の軸を有し、第2孔は水平方向かつ第1孔に垂直な軸を有する。また、第2部材の他端は、計量容器にボルトにより固定される。
【0005】
特許文献1によると、以下の効果があるとされている。第1部材が荷重負荷部の軸回りに対して、また計量容器に固定された第2部材が第1部材に対して、荷重負荷部の軸に垂直な軸回りに揺動できるので、衝撃による揺動は、計量容器および対象物の自重によって迅速に収束し、低摩擦の各ボールベアリングにより、第1部材および第2部材は、計量容器が最下点となる位置に速やかに復帰する。これにより、計量精度を高めつつ短時間に計量を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-108825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術では、計量容器の振動を素早く収束させ、高い精度で計量したいという要求に十分応えられていない。
【0008】
本発明は、高い計量精度を実現しながら、計量にかかる時間を短縮することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は以下の計量容器を提供する。
【0010】
第1の発明にかかる計量容器は、ロードセルと、前記ロードセルに荷重を伝える荷重負荷部と、計量対象物を収容可能な計量容器と、前記荷重負荷部に前記計量容器を吊り下げる吊り下げ具と、前記荷重負荷部および前記吊り下げ具の少なくとも一方に取り付けられる弾性体である第1上側緩衝部と、所定の方向において前記第1上側緩衝部と並ぶように配置される弾性体である第2上側緩衝部と、前記所定の方向において、前記第1上側緩衝部および前記第2上側緩衝部を締め付ける上側締め付け部と、を備え;前記荷重負荷部または前記吊り下げ具の一方が、前記第1上側緩衝部と前記第2上側緩衝部とに挟まれることで、他方に対して連結される。
(【0011】以降は省略されています)
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