TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025082015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195197
出願日2023-11-16
発明の名称顔認証装置、処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】被写体のなりすまし判定を精度よく行うことができるようにする。
【解決手段】顔認証装置は、被写体を含む画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔の移動軌跡と、設定されている移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否かに応じて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定する生体判定手段とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被写体を含む画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像における被写体の顔の移動軌跡と、設定されている移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否かに応じて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定する生体判定手段と
を有することを特徴とする顔認証装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記生体判定手段は、前記類似度が閾値より大きくない場合には、生体ではないと判定することを特徴とする請求項1に記載の顔認証装置。
【請求項3】
前記取得手段により取得された画像における被写体の顔を検出する検出手段をさらに有し、
前記生体判定手段は、前記検出手段により検出された顔の移動軌跡と、設定されている移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否か応じて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の顔認証装置。
【請求項4】
前記検出手段は、検出結果として、前記顔の位置、顔の大きさ及び顔の向きの少なくともいずれかを示す情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の顔認証装置。
【請求項5】
前記被写体の顔が所定の位置に到達するまでの、前記検出手段により検出された顔の移動軌跡を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記生体判定手段は、前記記憶手段に記憶されている顔の移動軌跡と、設定されている顔の移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否かに応じて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の顔認証装置。
【請求項6】
前記取得手段は、第1の品質の画像及び前記第1の品質とは異なる第2の品質の画像を取得し、
前記生体判定手段は、前記取得手段により取得された第1の品質の画像の被写体の顔の移動軌跡と、設定されている顔の移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否か、及び、前記取得手段により取得された第2の品質の画像、に基づいて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の顔認証装置。
【請求項7】
前記第2の品質は、前記第1の品質より高いことを特徴とする請求項6に記載の顔認証装置。
【請求項8】
前記取得手段により取得された画像の被写体の顔の特徴量と登録者情報とを照合し、登録者であるか否かを判定する認証手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の顔認証装置。
【請求項9】
前記生体判定手段により生体であると判定され、かつ、前記認証手段により登録者であると判定された場合には、指示する指示手段をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の顔認証装置。
【請求項10】
前記生体判定手段により生体であると判定され、かつ、前記認証手段により登録者であると判定された場合には、認証に成功した旨を表示し、それ以外の場合には、認証に失敗した旨を表示するように制御する表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の顔認証装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、顔認証装置、処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、顔認証技術を用いて、ドアのロックを解除する入退室システムが登場してきている。タブレットPC等のカメラに入室者の顔を写し、ディスプレイに認証結果を表示すると共に、ドアのロックを解除する。このように顔認証技術を利用する場合、他者の顔が写った写真などをカメラに提示することで、他者になりすます不正行為が問題となっている。これらの解決策として、様々な技術が開示されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、人物の顔の色の時間的な変化に基づいて、なりすましを判定する方法が開示されている。また、特許文献2には、生体と非生体の区別により、なりすましを判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-194888号公報
特許第6202983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1及び2では、なりすまし判定が動作する照明条件等の周囲の環境や、カメラの設定などといった撮影条件によって、判定精度が低下する恐れがある。このため、周囲の環境や撮影条件によらずに、なりすましを判定する技術が求められていた。
【0006】
本開示の目的は、被写体のなりすまし判定を精度よく行うことができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
顔認証装置は、被写体を含む画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔の移動軌跡と、設定されている移動軌跡との類似度が、閾値より大きいか否かに応じて、前記取得手段により取得された画像における被写体の顔が生体であるか否かを判定する生体判定手段とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、被写体のなりすまし判定を精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
顔認証装置の構成例を示す図である。
顔認証装置の処理方法を示すフローチャートである。
顔認証装置の処理方法を示すフローチャートである。
顔認証装置の処理方法を示すフローチャートである。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理方法を示すフローチャートである。
顔認証装置の処理を説明する図である。
顔認証装置の処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
図1(a)は、第1の実施形態に係る顔認証装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。顔認証装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、入力装置105と、出力装置106と、通信インタフェース107、システムバス110を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
現像装置
18日前
キヤノン株式会社
清掃装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
通信装置
6日前
キヤノン株式会社
現像装置
18日前
キヤノン株式会社
現像装置
18日前
キヤノン株式会社
通信装置
18日前
キヤノン株式会社
光走査装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
冊子作製装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
撮影システム
10日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
17日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像システム
12日前
続きを見る