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公開番号2025080925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194311
出願日2023-11-15
発明の名称車両用窓ガラス
出願人AGC株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所,個人,個人
主分類H01Q 1/32 20060101AFI20250520BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】所望の利得の確保と最大利得の抑制。
【解決手段】車両の窓用のガラス板と、前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、前記ガラス板は、第1側縁と第2側縁と上縁を有し、前記アンテナは、第2側縁よりも第1側縁の近くに位置する第1給電部と、第1給電部の第1側縁側とは反対側に位置する第2給電部と、第1給電部から第2給電部に向かう方向を第1方向とし、第1方向に直交し、かつ前記上縁から第1給電部または第2給電部に向かう方向を第2方向とするとき、第1給電部に接続され、かつ第2方向に延伸する第1エレメントと、第1エレメントと十字状に交差する第1部分と、第1側縁に沿って延伸する第2部分と、を含み、第1部分の第1方向の端部は開放端である第2エレメントと、第1エレメントに接続され、かつ第1方向に延伸する第3エレメントと、を有する、車両用窓ガラス。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の窓用のガラス板と、
前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、
前記ガラス板は、第1側縁と第2側縁と上縁を有し、
前記アンテナは、
前記第2側縁よりも前記第1側縁の近くに位置する第1給電部と、
前記第1給電部の前記第1側縁側とは反対側に位置する第2給電部と、
前記第1給電部から前記第2給電部に向かう方向を第1方向とし、
前記第1方向に直交し、かつ前記上縁から前記第1給電部または前記第2給電部に向かう方向を第2方向とするとき、
前記第1給電部に接続され、かつ前記第2方向に延伸する第1エレメントと、
前記第1エレメントと十字状に交差する第1部分と、前記第1側縁に沿って延伸する第2部分と、を含み、前記第1部分の前記第1方向の端部は開放端である第2エレメントと、
前記第1エレメントに接続され、かつ前記第1方向に延伸する第3エレメントと、を有する、車両用窓ガラス。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第3エレメントは、前記第1エレメントが前記第1部分よりも前記第2方向に延伸する第3部分に接続される、請求項1に記載の車両用窓ガラス。
【請求項3】
前記第1方向とは反対に向かう方向を第3方向とするとき、
前記アンテナは、前記第3部分に接続され、かつ前記第3方向に延伸する第4エレメントを有する、請求項2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項4】
前記第3エレメントと前記第4エレメントは、前記第3部分に同じ箇所で接続される、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項5】
前記第4エレメントの前記第3方向の端部は、開放端である、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項6】
前記第4エレメントの長さは、前記第3エレメントの長さよりも短い、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項7】
前記第4エレメントは、前記第1部分から前記第2方向に離れて位置する、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項8】
前記第4エレメントの長さをL4、所定の周波数帯の中心周波数における空気中の電波の波長をλ、前記ガラス板による波長短縮率をkとするとき、
0.2×k×λ×1/4≦L4≦1.3×k×λ×1/4
が成立する、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項9】
前記ガラス板は、導体を含有するステッカーが貼り付けられており、
前記ステッカーは、前記第2部分から前記第1方向に離れて位置し、かつ前記第4エレメントから前記第2方向に離れて位置する、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項10】
前記第3エレメントは、前記第1部分から前記第2方向に離れて位置する、請求項1に記載の車両用窓ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用窓ガラスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)で使用される電波を送信および受信するアンテナを備える車両用窓ガラスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-207174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
所定の周波数帯の電波を送信および受信するアンテナは、所望の受信利得が確保された上で、送信電波の強さがあまり大きくならないことが要求される場合がある。
【0005】
本開示は、所望の利得の確保と最大利得の抑制が可能なアンテナを備える車両用窓ガラスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様の車両用窓ガラスは、
車両の窓用のガラス板と、
前記ガラス板に設けられるアンテナと、を備え、
前記ガラス板は、第1側縁と第2側縁と上縁を有し、
前記アンテナは、
前記第2側縁よりも前記第1側縁の近くに位置する第1給電部と、
前記第1給電部の前記第1側縁側とは反対側に位置する第2給電部と、
前記第1給電部から前記第2給電部に向かう方向を第1方向とし、
前記第1方向に直交し、かつ前記上縁から前記第1給電部または前記第2給電部に向かう方向を第2方向とするとき、
前記第1給電部に接続され、かつ前記第2方向に延伸する第1エレメントと、
前記第1エレメントと十字状に交差する第1部分と、前記第1側縁に沿って延伸する第2部分と、を含み、前記第1部分の前記第1方向の端部は開放端である第2エレメントと、
前記第1エレメントに接続され、かつ前記第1方向に延伸する第3エレメントと、を有する。
【0007】
第2態様の車両用窓ガラスは、第1態様の車両用窓ガラスにおいて、
前記第3エレメントは、前記第1エレメントが前記第1部分よりも前記第2方向に延伸する第3部分に接続されてよい。
【0008】
第3態様の車両用窓ガラスは、第2態様の車両用窓ガラスにおいて、
前記第1方向とは反対に向かう方向を第3方向とするとき、
前記アンテナは、前記第3部分に接続され、かつ前記第3方向に延伸する第4エレメントを有してよい。
【0009】
第4態様の車両用窓ガラスは、第3態様の車両用窓ガラスにおいて、
前記第3エレメントと前記第4エレメントは、前記第3部分に同じ箇所で接続されてよい。
【0010】
第5態様の車両用窓ガラスは、第3または第4態様の車両用窓ガラスにおいて、
前記第4エレメントの前記第3方向の端部は、開放端でよい。
(【0011】以降は省略されています)

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