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公開番号
2025080879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194232
出願日
2023-11-15
発明の名称
評価装置、評価方法およびプログラム
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G01N
17/00 20060101AFI20250520BHJP(測定;試験)
要約
【課題】本発明が解決しようとする課題は、絶縁材などの高分子材料の劣化状態を推定することができる評価装置、評価方法およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の評価装置は、有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価装置である。評価装置は、取得部と強度推定部とを持つ。取得部は、有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価装置であって、前記高分子材料の表面状態に係る計測値を取得する。強度推定部は、前記計測値に基づいて前記高分子材料の機械的強度を推定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価装置であって、
前記高分子材料の表面状態に係る計測値を取得する取得部と、
前記計測値に基づいて前記高分子材料の機械的強度を推定する強度推定部と
を備える評価装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記計測値は、前記高分子材料の表面粗さに係る値である
請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記計測値は、前記高分子材料の反射光に係る値である
請求項1に記載の評価装置。
【請求項4】
前記計測値は、前記高分子材料の色差、光沢度、ぬれ性、およびイオン含有量の少なくとも何れか1つの計測値である
請求項1に記載の評価装置。
【請求項5】
異なる時点において推定された前記機械的強度に基づいて、前記機械的強度の時間変化を予測する劣化予測部
を備える請求項1から請求項4の何れか1項に記載の評価装置。
【請求項6】
予測した前記機械的強度の時間変化に基づいて、前記高分子材料の機械的強度が所定の強度を下回る時期を推定する寿命推定部と
を備える請求項5に記載の評価装置。
【請求項7】
有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価方法であって、
前記高分子材料の表面状態に係る計測値を取得するステップと、
前記計測値に基づいて前記高分子材料の機械的強度を推定するステップと
を有する評価方法。
【請求項8】
コンピュータに、
有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料の表面状態に係る計測値を取得するステップと、
前記計測値に基づいて前記高分子材料の機械的強度を推定するステップと
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は評価装置、評価方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
変圧器、開閉器、モータ、インバータなどの電気設備が知られている。これらの電気設備は、漏電を防ぐために絶縁処理される。電気設備に用いられる絶縁材は、エポキシ樹脂などの高分子絶縁材料を主成分とする。絶縁材には、機械的強度や耐熱性の向上、樹脂全体の低コスト化を目的として無機充填材が配合されることがある。無機充電材にはシリカやアルミナ、ガラスなどが用いられる。
【0003】
絶縁材は、電気設備の使用に伴って劣化する。絶縁材の劣化が進行すると、絶縁破壊の原因となる空隙やクラックが内部に生じる。絶編破壊の発生を未然に防ぐため、絶縁材の劣化状態を適切に推定することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4710701号公報
特許第6334271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、絶縁材などの高分子材料の劣化状態を推定することができる評価装置、評価方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の評価装置は、有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価装置である。評価装置は、取得部と強度推定部とを持つ。取得部は、有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料を評価する評価装置であって、前記高分子材料の表面状態に係る計測値を取得する。強度推定部は、前記計測値に基づいて前記高分子材料の機械的強度を推定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る評価システムの構成を示す図。
第1の実施形態に係る劣化に伴う絶縁材の表面の変化の一例。
第1の実施形態に係る評価装置の構成を示す図。
第1の実施形態に係る表面粗さと機械的強度との関係を示す図。
第1の実施形態に係る評価システムによる劣化状態の評価方法を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る実験における、表面粗さと曲げ強度との関係を示す図。
第1の実施形態に係る実験における、表面粗さと劣化時間との関係を示す図。
第2の実施形態に係る実験における、a*値と曲げ強度との関係を示す図。
第2の実施形態に係る実験における、a*値と劣化時間との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の評価装置、評価方法およびプログラムを、図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る評価システム1の構成を示す図である。
第1の実施形態に係る評価システム1は、計測対象である電気設備10の絶縁材の劣化状態を評価する。電気設備10の例としては、変圧器、開閉器、モータ、インバータなどが挙げられる。電気設備10の絶縁材は、有機樹脂と無機充填剤とが配合された高分子材料である。絶縁材を構成する有機樹脂は、例えばエポキシ樹脂であってよい。絶縁材を構成する無機充填剤は、例えばシリカ、アルミナ、ガラスなどであってよい。
【0010】
評価システム1は、計測装置30と評価装置50とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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