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公開番号
2025077232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189276
出願日
2023-11-06
発明の名称
伐採支援システムおよび伐採支援プログラム
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
A01G
23/099 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】目標伐倒方向に対して樹木を適正に伐採できるように支援する。
【解決手段】過去に伐採した樹木である過去伐採樹木の重心方向、根元側から重心までの距離、過去伐採樹木を伐採した際の受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さ、過去伐採樹木が倒れた方向を含む過去伐採情報を記憶する過去伐採情報データベース341と、伐採対象の樹木である対象樹木の重心方向、根元側から重心までの距離、対象樹木を倒したい方向である目標伐倒方向を含む対象伐採情報が入力されると、過去伐採情報と対象伐採情報とに基づいて、対象樹木に対する受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さを含む支援情報を割り出す支援タスク35と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
過去に伐採した樹木である過去伐採樹木の重心方向、前記過去伐採樹木の根元側から重心までの距離、前記過去伐採樹木を伐採した際の受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さ、前記過去伐採樹木が倒れた方向を含む過去伐採情報を記憶する過去伐採情報記憶手段と、
伐採対象の樹木である対象樹木の重心方向、前記対象樹木の根元側から重心までの距離、前記対象樹木を倒したい方向である目標伐倒方向を含む対象伐採情報が入力されると、前記過去伐採情報と前記対象伐採情報とに基づいて、前記対象樹木に対する受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さを含む支援情報を割り出す支援情報割出手段と、
を備えることを特徴とする伐採支援システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
伐採時に樹木を引っ張る方向を引張方向、伐採時の受口と追口の高さ方向の差を高低差とし、
前記過去伐採情報に、前記過去伐採樹木を伐採した際の引張方向および高低差の少なくとも一方を含み、
前記支援情報割出手段は、前記対象樹木に対する引張方向および高低差の少なくとも一方を前記支援情報として割り出す、
ことを特徴とする請求項1に記載の伐採支援システム。
【請求項3】
前記支援情報割出手段は、前記対象伐採情報として、前記対象樹木に対する受口の方向と切込深さが入力されると、前記対象樹木に対する追口の方向と切込深さを含む前記支援情報を割り出す、
ことを特徴とする請求項1に記載の伐採支援システム。
【請求項4】
前記支援情報割出手段は、前記対象伐採情報が入力されると前記支援情報が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された伐採支援用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の伐採支援システム。
【請求項5】
伐採現場に携帯可能で前記対象伐採情報を入力する携帯端末と、前記過去伐採情報記憶手段と前記支援情報割出手段を備える支援サーバとが通信自在に接続され、
前記携帯端末から前記支援サーバに前記対象伐採情報を送信すると、前記支援サーバは、割り出した前記支援情報を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の伐採支援システム。
【請求項6】
コンピュータを、
過去に伐採した樹木である過去伐採樹木の重心方向、前記過去伐採樹木の根元側から重心までの距離、前記過去伐採樹木を伐採した際の受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さ、前記過去伐採樹木が倒れた方向を含む過去伐採情報を記憶する過去伐採情報記憶手段と、
伐採対象の樹木である対象樹木の重心方向、前記対象樹木の根元側から重心までの距離、前記対象樹木を倒したい方向である目標伐倒方向を含む対象伐採情報が入力されると、前記過去伐採情報と前記対象伐採情報とに基づいて、前記対象樹木に対する受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さを含む支援情報を割り出す支援情報割出手段、
として機能させることを特徴とする伐採支援プログラム。
【請求項7】
前記支援情報割出手段は、前記対象伐採情報が入力されると前記支援情報が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された伐採支援用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項6に記載の伐採支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹木の伐採を支援するための伐採支援システムおよび伐採支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、電力会社が樹木を伐採する場合、送電線や鉄塔などの障害物に樹木が接触しないように、樹木を倒したい方向(目標伐倒方向)を設定する。一方、樹木の重心は、幹の中心(根元側)から離れていることが多く、樹木の重心位置を考慮しながら、目標伐倒方向に樹木が倒れるように、受口や追口の方向、切込深さなどを決定する必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-166462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来から、受口や追口の方向、切込深さなどは、伐採作業者の知識と経験によって決定されており、伐採作業者によって精度にバラツキが生じるだけではなく、熟練した伐採作業者でなければ決定することが困難であった。しかも、例えば、決定した受口の方向や切込深さからずれて受口を形成してしまった場合に、追口の方向や切込深さなどをどう修正したらよいのか、判断することが極めて困難であった。
【0005】
そこで本発明は、目標伐倒方向に対して樹木を適正に伐採できるように支援する伐採支援システムおよび伐採支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、過去に伐採した樹木である過去伐採樹木の重心方向、前記過去伐採樹木の根元側から重心までの距離、前記過去伐採樹木を伐採した際の受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さ、前記過去伐採樹木が倒れた方向を含む過去伐採情報を記憶する過去伐採情報記憶手段と、伐採対象の樹木である対象樹木の重心方向、前記対象樹木の根元側から重心までの距離、前記対象樹木を倒したい方向である目標伐倒方向を含む対象伐採情報が入力されると、前記過去伐採情報と前記対象伐採情報とに基づいて、前記対象樹木に対する受口の方向と切込深さ、追口の方向と切込深さを含む支援情報を割り出す支援情報割出手段と、を備えることを特徴とする伐採支援システムである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の伐採支援システムにおいて、伐採時に樹木を引っ張る方向を引張方向、伐採時の受口と追口の高さ方向の差を高低差とし、前記過去伐採情報に、前記過去伐採樹木を伐採した際の引張方向および高低差の少なくとも一方を含み、前記支援情報割出手段は、前記対象樹木に対する引張方向および高低差の少なくとも一方を前記支援情報として割り出す、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載の伐採支援システムにおいて、前記支援情報割出手段は、前記対象伐採情報として、前記対象樹木に対する受口の方向と切込深さが入力されると、前記対象樹木に対する追口の方向と切込深さを含む前記支援情報を割り出す、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1に記載の伐採支援システムにおいて、前記支援情報割出手段は、前記対象伐採情報が入力されると前記支援情報が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された伐採支援用学習モデルを用いる、ことを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1に記載の伐採支援システムにおいて、伐採現場に携帯可能で前記対象伐採情報を入力する携帯端末と、前記過去伐採情報記憶手段と前記支援情報割出手段を備える支援サーバとが通信自在に接続され、前記携帯端末から前記支援サーバに前記対象伐採情報を送信すると、前記支援サーバは、割り出した前記支援情報を前記携帯端末に送信する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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