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公開番号
2025075579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186860
出願日
2023-10-31
発明の名称
ウェブ搬送物の検査ユニット
出願人
黒崎播磨株式会社
代理人
弁理士法人英和特許事務所
主分類
G01N
21/89 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検査区間のウェブ長を短くした、ウェブ搬送物の検査ユニットを提供する。
【解決手段】検査装置Bの前後にそれぞれ配置された前側浮上搬送装置1と後側浮上搬送装置2との間隔Lが、前側浮上搬送装置1の半径R1と後側浮上搬送装置2の半径R2との合計長さ(R1+R2)以下である、ウェブ搬送物の検査ユニットA1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検査装置の前後にそれぞれ配置された前側浮上搬送装置と後側浮上搬送装置との間隔Lが、前記前側浮上搬送装置の半径R1と前記後側浮上搬送装置の半径R2との合計長さ(R1+R2)以下である、ウェブ搬送物の検査ユニット。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記前側浮上搬送装置と前記後側浮上搬送装置とが、それぞれ四分円弧状の浮上搬送面を有する、請求項1に記載のウェブ搬送物の検査ユニット。
【請求項3】
前記前側浮上搬送装置と前記後側浮上搬送装置とが一体化されている、請求項1又は2に記載のウェブ搬送物の検査ユニット。
【請求項4】
前記前側浮上搬送装置と前記後側浮上搬送装置とが基板上に並列に配置されて一体化され、前記前側浮上搬送装置と前記後側浮上搬送装置との間に前記間隔Lを有する凹溝部が形成されている、請求項1又は2に記載のウェブ搬送物の検査ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブ搬送物の検査ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ウェブ搬送とは、フィルム、箔といったロール状に巻き取った薄いシート状の製品(ウェブ)を搬送し保管する技術のことで、ウェブ搬送物とは、ウェブ搬送により搬送される搬送物の総称である。かかるウェブ搬送物の検査では透過光源と反射光源を併用して撮像し、画像処理を施すことによって検査することが一般的である。そのうち、透過光源を用いる検査ではウェブ搬送物の裏面側に光源を設置する必要がある(例えば特許文献1)。従来、光源は二つの搬送用ローラーの間に設置されてきた。しかし、用いられる光源自体は光ファイバーやライトガイドなど幅を狭くすることはできるものの、二つの搬送用ローラーの間に設置するため、結果として検査区間のウェブ長が長くなり、検査装置を通すことでシワなどの欠陥を発生させてしまう欠点があった。また、二つの搬送用ローラーを適用した場合はデッドスペースが多くなり検査装置の設置スペースが大きくなるといった欠点もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-253906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、検査区間のウェブ長を短くした、ウェブ搬送物の検査ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点によれば、次のウェブ搬送物の検査ユニットが提供される。
検査装置の前後にそれぞれ配置された前側浮上搬送装置と後側浮上搬送装置との間隔Lが、前記前側浮上搬送装置の半径R1と前記後側浮上搬送装置の半径R2との合計長さ(R1+R2)以下である、ウェブ搬送物の検査ユニット。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、検査装置の前後にそれぞれ配置された前側浮上搬送装置と後側浮上搬送装置との間隔Lが、前側浮上搬送装置の半径R1と後側浮上搬送装置の半径R2との合計長さ(R1+R2)以下であることから、検査区間のウェブ長を短くした、ウェブ搬送物の検査ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態であるウェブ搬送物の検査ユニットの構成を概念的に示す断面図。
本発明の他の実施形態であるウェブ搬送物の検査ユニットの構成を概念的に示す断面図。
前側浮上搬送装置及び前記後側浮上搬送装置の具体的な構成例を示し、(a)は断面図、(b)は側面図。
前側浮上搬送装置及び後側浮上搬送装置の変形例を概念的に示す断面図。
従来技術によるウェブ搬送物の検査ユニットの構成を概念的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に、本発明の一実施形態であるウェブ搬送物の検査ユニット(以下、単に「検査ユニット」ともいう。)の構成を断面図により概念的に示している。同図に示す検査ユニットA1は、検査装置Bの前後にそれぞれ配置された前側浮上搬送装置1と後側浮上搬送装置2とを含む。そして、前側浮上搬送装置1と後側浮上搬送装置2との間隔Lが前側浮上搬送装置1の半径R1と後側浮上搬送装置2の半径R2との合計長さ(R1+R2)以下である。ここで、前側浮上搬送装置1と後側浮上搬送装置2との間隔Lとは、ウェブ搬送物Wの搬送方向に沿った間隔のことをいい、この間隔Lが「検査区間のウェブ長」に相当する。
【0009】
図1において検査装置Bは、透過光源B1とカメラB2とを含む透過式の検査装置であり、透過光源B1がウェブ搬送物Wの裏面側に配置されている。なお、本発明において検査装置は、図1のような透過式に限定されず、反射光源とカメラとを含む反射式の検査装置であってもよく、透過式と反射式の組合せ、あるいは半透過式であってもよい。いずれにしても本発明では、検査装置の前後にそれぞれ前側浮上搬送装置と後側浮上搬送装置とが配置される。
【0010】
図1において前側浮上搬送装置1及び後側浮上搬送装置2は、それぞれ四分円弧状の浮上搬送面11及び21を有する。これらの浮上搬送面11及び21は、例えば多孔質体によって形成することができ、この場合、浮上搬送面11及び21から気体を噴出することで、ウェブ搬送物Wが浮上搬送される。ただし、本発明において前側浮上搬送装置及び後側浮上搬送装置の方式は、上述の気体を噴出する方式には限定されず、超音波や磁気を利用する方式など公知の方式を採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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