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公開番号2025072819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183180
出願日2023-10-25
発明の名称更新版アプリケーション準備装置、更新版アプリケーション準備方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250501BHJP(計算;計数)
要約【課題】更新版アプリケーションの準備が中断してしまった場合、更新版アプリケーションの準備を途中から再開させる。
【解決手段】コンピュータにインストールされているアプリケーションを置き換える更新版アプリケーションを準備する更新版アプリケーション準備装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、更新版アプリケーションの準備を逐次実行する実行手段と、中断条件が設定されている判定段階まで更新版アプリケーションの準備が進んだ時に、中断条件が満たされるならば、更新版アプリケーションの準備を実行手段に中断させる中断制御手段と、判定段階に対して設定されている契機事象が生じたことを契機として、判定段階に対して設定されている再開段階から更新版アプリケーションの準備を実行手段に再開させる再開制御手段と、としてコンピュータを機能させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータにインストールされているアプリケーションを置き換える更新版アプリケーションを準備する更新版アプリケーション準備装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
更新版アプリケーションの準備を逐次実行する実行手段と、
中断条件が設定されている判定段階まで前記更新版アプリケーションの準備が進んだ時に、前記中断条件が満たされるならば、前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に中断させる中断制御手段と、
前記判定段階に対して設定されている契機事象が生じたことを契機として、前記判定段階に対して設定されている再開段階から前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に再開させる再開制御手段と、
としてコンピュータを機能させる、
プログラム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
各々に対して各々の前記中断条件が設定されている前記判定段階は複数あり、
各々の前記判定段階に対しては、前記更新版アプリケーションの準備の進捗度を示す進捗状態が、各々の前記進捗状態が1又は複数の前記判定段階に対応するように、設定されており、
前記進捗状態を共通にする複数の前記判定段階に対しては、前記進捗状態を介して、共通な前記契機事象が設定されていて、
前記進捗状態を共通にする複数の前記判定段階に対しては、前記進捗状態を介して、共通な前記再開段階が設定されている、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記中断制御手段は、前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に中断させる際に、前記判定段階に対応する前記進捗状態を記憶部に記憶させ、
前記再開制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記進捗状態に対して設定されている前記契機事象が生じたことを契機として、前記記憶部に記憶されている前記進捗状態に対して設定されている前記再開段階から前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に再開させる、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記プログラムは、インストールされている前記アプリケーションの現在における動作を管理する管理手段として前記コンピュータを更に機能させ、
前記管理手段は、インストールされている前記アプリケーションの現在における動作に対する管理に基づいて前記契機事象を設定した上で、該設定した契機事象を前記再開制御手段に引き渡し、
前記再開制御手段は、前記管理手段から引き渡された前記契機事象が、前記記憶部に記憶されている前記進捗状態に対して設定されている前記契機事象と一致した時に、前記判定段階に対して設定されている前記契機事象が生じたと判定する、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムは、複数の前記進捗状態について前記進捗状態と前記契機事象とを対応付けて保持する対応テーブルを前記コンピュータに保持させ、
前記再開制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記進捗状態に対して設定されている前記契機事象を、前記対応テーブルを参照することにより取得する、
請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記対応テーブルは、複数の前記進捗状態について前記再開段階も前記進捗状態に対応付けて保持し、
前記再開制御手段は、前記進捗状態に対して設定されている前記再開段階を前記対応テーブルから取得する、
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記中断制御手段は、前記更新版アプリケーションの準備を中断する際に、前記判定段階を記憶部に記憶させ、
前記再開制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記判定段階に対して設定されている前記契機事象が生じたことを契機として、前記記憶部に記憶されている前記判定段階に対して設定されている前記再開段階から前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に再開させる、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記プログラムは、インストールされている前記アプリケーションの現在における動作を管理する管理手段として前記コンピュータを更に機能させ、
前記管理手段は、インストールされている前記アプリケーションの現在における動作に対する管理に基づいて前記契機事象を設定した上で、該設定した契機事象を前記再開制御手段に引き渡し、
前記再開制御手段は、前記管理手段から引き渡された前記契機事象が、前記記憶部に記憶されている前記判定段階に対して設定されている前記契機事象と一致した時に、前記判定段階に対して設定されている前記契機事象が生じたと判定する、
請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記プログラムは、複数の前記判定段階について前記判定段階と前記契機事象とを対応付けて保持する対応テーブルを前記コンピュータに保持させ、
前記再開制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記判定段階に対して設定されている前記契機事象を、前記対応テーブルを参照することにより取得する、
請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記対応テーブルは、複数の前記判定段階について前記再開段階も前記判定段階に対応付けて保持し、
前記再開制御手段は、前記判定段階に対して設定されている前記再開段階を前記対応テーブルから取得する、
請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、更新版アプリケーション準備装置、更新版アプリケーション準備方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置に搭載されるアプリケーション・プログラム(単に「アプリケーション」ともいう。)は、機能追加などのためにバージョン・アップされることがある。また、バージョン・アップされたアプリケーションを情報処理装置にインストールするためのインストール・ファイルを、インターネットなどのネットワークに接続されているサーバにおいて公開するような構成が普及している。このような構成が採られている場合、情報処理装置は、ネットワークを介して、サーバからインストール・ファイルをダウンロードし、それから、そのインストール・ファイルを展開することにより更新版アプリケーションを取得することができる。そして、現存するアプリケーションを更新版アプリケーションに置き換えることによりアプリケーションをバージョン・アップすることができる。特許文献1には、管理装置が情報処理装置にアプリケーションの更新通知を送信しても、情報処理装置が更新版アプリケーションの取得を開始しないならば、管理装置が更新通知を再送することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-174869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、情報処理装置は、更新版アプリケーションの取得を開始することができても、ネットワークの状況の変化などにより、更新版アプリケーションの取得を正常に終了させることができるとは限らない。更新版アプリケーションの取得が開始されても正常に終了しない場合には、管理装置は、更新通知を再送することができない。更新通知の再送がない状況においては、情報処理装置は、更新版アプリケーションを管理装置から取得することができない。
【0005】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、更新版アプリケーションの準備が中断してしまった場合、更新版アプリケーションの準備を途中から再開させることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態は、コンピュータにインストールされているアプリケーションを置き換える更新版アプリケーションを準備する更新版アプリケーション準備装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、更新版アプリケーションの準備を逐次実行する実行手段と、中断条件が設定されている判定段階まで前記更新版アプリケーションの準備が進んだ時に、前記中断条件が満たされるならば、前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に中断させる中断制御手段と、前記判定段階に対して設定されている契機事象が生じたことを契機として、前記判定段階に対して設定されている再開段階から前記更新版アプリケーションの準備を前記実行手段に再開させる再開制御手段と、としてコンピュータを機能させるプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、更新版アプリケーションの準備が中断してしまった場合、更新版アプリケーションの準備を途中から再開させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態による情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図
本実施形態による情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図
本実施形態によるネットワーク構成を示す模式図
本実施形態による管理装置側情報を示す表
本実施形態によるアプリケーションにより表示されるアプリケーション・ウィンドウの一例を示す図
本実施形態による情報処理装置側情報を示す表
(a)本実施形態によるアプリケーションにより表示されるダウンロード実行確認画面、(b)本実施形態によるアプリケーションにより表示されるアプリケーション終了確認画面
(a)本実施形態によるアプリケーションにより表示されるダウンロード再実行確認画面、(b)本実施形態によるアプリケーションにより表示される更新不要通知画面
本実施形態による更新版アプリケーション準備処理の進捗状態遷移図
(a)及び(b)は、共に、本実施形態による進捗状態/契機事象/再開ステップの対応テーブルを示す図
本実施形態による更新版アプリケーションの準備処理を示すフローチャート
本実施形態による更新版アプリケーションの準備処理を再開させる処理を示すフローチャート
本実施形態による更新版アプリケーションの準備処理を再開させる他の処理を示すフローチャート
本実施形態による更新版アプリケーションの準備処理を再開させる更に他の処理を示すフローチャート
本実施形態による更新版アプリケーションの準備処理を再開させる処理を説明するための概念図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳細に説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る開示を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが開示に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態による情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図1を参照すると、情報処理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)であり、インタフェース(I/F)部17、CPUなどのプロセッサ11、ROM12、RAM13、表示部14、入力部15、及び外部記憶装置16を有する。情報処理装置100は、デスクトップ型PCであってもよいが、ノート型PC、タブレット型PC、スマートフォン等の携帯型端末であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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