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公開番号
2025072271
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2024031902
出願日
2024-03-04
発明の名称
注入用潤滑剤
出願人
個人
代理人
弁理士法人アイリンク国際特許商標事務所
主分類
C10M
103/06 20060101AFI20250430BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】 微小隙間に浸透して、外部にはみ出したり、周囲に異物を付着させたりすることなく、低摩擦を実現する注入用潤滑剤を提供すること。
【解決手段】 二硫化タングステン粉末及び揮発性溶媒のみからなり、二硫化タングステン粉末の含有割合を、25重量%以下とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
摺動面間の微小隙間に注入する注入用潤滑剤であって、
二硫化タングステン粉末及び揮発性溶媒のみからなり、
上記二硫化タングステン粉末の含有割合が、25〔重量%〕以下である
注入用潤滑剤。
続きを表示(約 55 文字)
【請求項2】
上記揮発性溶媒は、低級アルコールである
請求項1に記載の注入用潤滑剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば自転車の摺動面間などに用いる、微小隙間用の注入用潤滑剤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
摺動部分に注入する潤滑剤として、オイルやワックスが知られている。また、より高性能な潤滑剤として、摩擦係数が小さい固体潤滑剤成分をオイルやワックスに混合したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような、オイルやワックスを媒体とした潤滑剤は、必要個所への付着性には優れているが、例えば、自転車のチェーンや軸受などの微小隙間に浸透しにくいという問題があった。
オイルやワックスなどを、隙間の外側から無理やり押し込むようにするため、摺動部分だけでなく、外周面にも余分なワックス等が付着してしまう。そして、オイルやワックスに砂や塵埃などの異物が付着して塊になってしまう。また、自転車のチェーン等では、走行中に、固形化したワックス等がチェーン等から周囲に飛散してしまうこともある。
【0005】
この発明の目的は、微小隙間にスムーズに浸透して、外部にはみ出したり、異物を付着させたりすることなく、低摩擦を実現する注入用潤滑剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、摺動面間の微小隙間に注入する注入用潤滑剤であって、二硫化タングステン粉末及び揮発性溶媒のみからなり、上記二硫化タングステン粉末の含有割合が、25〔重量%〕未満である。
【0007】
第2の発明は、上記揮発性溶媒が低級アルコールである。
【発明の効果】
【0008】
第1の発明によれば、粘度が低い液体状の潤滑剤を微小隙間に注入しやすい。注入された潤滑剤は、摺動面に広がり、揮発性溶媒が蒸発した後には、二硫化タングステンのみが摺動面に残って低摩擦を実現できる。
また、潤滑剤には、オイルやワックスのような粘着物質が含まれないので、潤滑剤に、塵埃などが付着して塊になったり、それが飛散したりすることもない。
【0009】
また、二硫化タングステンが必要個所からはみ出さないため、二硫化タングステンを無駄にすることがない。
さらに、自転車に用いる場合、チェーンを自転車に装着したままで、粘度が低い液体状の潤滑剤を微小隙間に注入できる。例えば、チェーンにワックスを塗布する場合には、加熱して液体状にしたワックスに自転車から取り外したチェーンを浸してワックスを浸透させなければならない。しかし、この発明の潤滑剤を用いれば、ワックスの溶解、自転車からのチェーンの取り外し、チェーンの再取り付けなどの手間が一切不要になる。
【0010】
第2の発明によれば、潤滑剤の粘度が低く、微小隙間に注入しやすい。また、揮発性溶媒が水性なので、隙間の外にはみ出した液体を拭取る必要がない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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