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公開番号2025065535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025023109,2021014064
出願日2025-02-17,2021-02-01
発明の名称火災検出方法
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人
主分類G08B 17/06 20060101AFI20250410BHJP(信号)
要約【課題】煙を導入せずに火災を確実に検出することができる火災感知器を提供すること。
【解決手段】対象領域で発生する火災を検出する感知器1であり、対象領域での音速情報と、対象領域での音波の減衰の度合いを示す減衰係数と、に基づいて対象領域で発生する火災を検出する火災検出部141、を備え、対象領域に対して音波を送波する送波部111と、音波を受波する第1受波部112A及び第2受波部112Bと、を更に備え、火災検出部141は、第1受波部112A及び第2受波部112Bが受波した音波に基づいて、音速情報及び減衰係数を算出する第1処理と、算出した音速情報及び減衰係数に基づいて、対象領域の温度を特定する第2処理と、特定した温度に基づいて、対象領域で発生する火災を検出する第3処理と、を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対象領域で発生する火災を検出する火災検出方法であり、
送波手段が、前記対象領域に対して音波を送波する送波ステップと、
受波手段が、音波を受波する受波ステップと、
火災検出手段が、前記対象領域での音速情報と、前記対象領域での音波の減衰の度合いを示す減衰係数と、に基づいて前記対象領域で発生する火災を検出する火災検出ステップと、を含み、
前記火災検出手段は、前記火災検出ステップにおいて、
前記受波手段が受波した音波に基づいて、前記音速情報及び前記減衰係数を算出する第1処理と、
算出した前記音速情報及び前記減衰係数に基づいて、前記対象領域の温度を特定する第2処理と、
特定した温度に基づいて、前記対象領域で発生する火災を検出する第3処理と、を行う、
火災検出方法。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記火災検出手段は、
前記第2処理において、前記対象領域の温度及び湿度を特定し、
前記第3処理において、特定した温度及び湿度に基づいて、前記対象領域で発生する火災を検出する、
請求項1に記載の火災検出方法。
【請求項3】
前記受波手段は、
前記送波手段の近傍に設けられている第1受波手段と、
前記送波手段に対して前記第1受波手段よりも遠くの位置に設けられている第2受波手段と、を備え、
前記火災検出手段は、
前記第1処理において、前記第1受波手段及び前記第2受波手段が受波した音波に基づいて、少なくとも前記減衰係数を算出する、
請求項1又は2に記載の火災検出方法。
【請求項4】
前記火災検出手段は、
前記第1処理において、前記送波手段から送波された音波が前記受波手段に受波されるまでに伝搬される伝搬距離に基づいて、前記音速情報を算出し、
前記火災検出方法は、
補正手段が、前記伝搬距離について補正を行う補正ステップ、を更に含む、
請求項1から3の何れか一項に記載の火災検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災感知器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、対象領域で発生する煙に基づいて火災を検出する火災感知器が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-126700
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の火災感知器においては、火災感知器内に煙を導入する必要があったが、煙を導入せずに火災を検出するための技術が要望されていた。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、煙を導入せずに火災を確実に検出することができる火災感知器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の火災検出方法は、対象領域で発生する火災を検出する火災検出方法であり、送波手段が、前記対象領域に対して音波を送波する送波ステップと、受波手段が、音波を受波する受波ステップと、火災検出手段が、前記対象領域での音速情報と、前記対象領域での音波の減衰の度合いを示す減衰係数と、に基づいて前記対象領域で発生する火災を検出する火災検出ステップと、を含み、前記火災検出手段は、前記火災検出ステップにおいて、前記受波手段が受波した音波に基づいて、前記音速情報及び前記減衰係数を算出する第1処理と、算出した前記音速情報及び前記減衰係数に基づいて、前記対象領域の温度を特定する第2処理と、特定した温度に基づいて、前記対象領域で発生する火災を検出する第3処理と、を行う。
【0007】
また、請求項2に記載の火災検出方法は、請求項1に記載の火災検出方法において、前記火災検出手段は、前記第2処理において、前記対象領域の温度及び湿度を特定し、前記第3処理において、特定した温度及び湿度に基づいて、前記対象領域で発生する火災を検出する。
【0008】
また、請求項3に記載の火災検出方法は、請求項1又は2に記載の火災検出方法において、前記受波手段は、前記送波手段の近傍に設けられている第1受波手段と、前記送波手段に対して前記第1受波手段よりも遠くの位置に設けられている第2受波手段と、を備え、前記火災検出手段は、前記第1処理において、前記第1受波手段及び前記第2受波手段が受波した音波に基づいて、少なくとも前記減衰係数を算出する。
【0009】
また、請求項4に記載の火災検出方法は、請求項1から3の何れか一項に記載の火災検出方法において、前記火災検出手段は、前記第1処理において、前記送波手段から送波された音波が前記受波手段に受波されるまでに伝搬される伝搬距離に基づいて、前記音速情報を算出し、前記火災検出方法は、補正手段が、前記伝搬距離について補正を行う補正ステップ、を更に含む。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の火災検出方法によれば、本願の課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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