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公開番号2025065082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024175410
出願日2024-10-04
発明の名称トレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置
出願人第一ビニール株式会社
代理人個人
主分類A01G 9/00 20180101AFI20250410BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】観葉植物の鑑賞性向上を図り得る観葉植物の展示装置を提供する。
【解決手段】観葉植物栽培用のトレー2と、トレー2の上方に該トレー2を底部とする箱状空間部5を形成する支柱枠体6を具備する。支柱枠体6は、下段のトレー2aの立壁部15の上端で立設された支柱21の支柱上端部分25,25相互を連結バー26で連結して構成され、立設された支柱21の上端に、周方向で閉じた環状枠部27を有する。トレー2の下面側の外周縁部分には、環状枠部27を嵌入させ得る環状溝部28を有し、上段のトレー2bの環状溝部28に、下段のトレー2aの上方に設けた支柱枠体6の環状枠部27を嵌入させることによって、トレー2を段積みできる。これによって、観葉植物を栽培する栽培容器の数の増加に伴い前記トレー2の段数を順次増やしていくことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
観葉植物栽培用のトレーと、該トレーの上方に該トレーを底部とする箱状空間部を形成する支柱枠体とを具備し、該トレーは、その下面側で設置面に設置可能、且つ、該支柱枠体の上部で下方から支持され得るように構成されているトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置であって、
該トレーの底面部に配置された目皿上に、観葉植物栽培用の栽培容器を載置でき、
前記トレーの立壁部には、支柱の下部を挿入させて該支柱を立設するための支柱支持孔が、所要間隔を置いて設けられており、
立設された該支柱の支柱上端部分相互が、前記立壁部の周方向に沿って配置される連結バーで連結されることによって、周方向で閉じた水平状態の環状枠部を有する前記支柱枠体が構成され、該支柱枠体の内側に前記箱状空間部が形成されるようになされ、
又、前記トレーの前記下面側の外周縁部分に、前記環状枠部を嵌入させ得る下端開放の環状溝部が設けられていることを特徴とするトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
観葉植物栽培用のトレーと、該トレーの上方に該トレーを底部とする箱状空間部を形成する支柱枠体とを具備し、該トレーは、その下面側で設置面に設置可能、且つ、該支柱枠体の上部で下方から支持され得るように構成されているトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置であって、
該トレーの底面部に配置された目皿上に、観葉植物栽培用の栽培容器を載置でき、該トレーの該底面部には水抜き孔が設けられており、
前記トレーの立壁部の上端には、支柱の下部を挿入させて該支柱を立設するための支柱支持孔が、所要間隔を置いて設けられており、
立設された該支柱の、支柱上端部分相互が、前記立壁部の周方向に沿って配置される連結バーで連結されることによって、周方向で閉じた水平状態の環状枠部を有する前記支柱枠体が構成され、該支柱枠体の内側に前記箱状空間部が形成されるようになされ、
又、前記トレーの前記下面側の外周縁部分に、その周方向に連続して前記環状枠部を嵌入させ得る下端開放の環状溝部が設けられていることを特徴とするトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置。
【請求項3】
雨避けのためや日差しを緩和するためのカバーシートを、前記箱状空間部を覆うように前記支柱枠体に被せることが可能であり、被せられた該カバーシートの上面部外周縁部分が前記環状枠部で下方から支持されることを特徴とする請求項1又は2記載のトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置。
【請求項4】
雨避けのためや日差しを緩和するためのカバーシートが、前記箱状空間部を覆うように前記支柱枠体に被せられ、該箱状空間部の上部が該カバーシートで覆われた状態で、上段の前記トレーを段積みする際、前記環状枠部を、前記トレーの前記環状溝部に嵌め入れたときに、該カバーシートの上面部の周囲部分が、屈曲しつつ前記環状枠部に押されて前記環状溝部に押し込まれることを特徴とする請求項3記載の観葉植物の展示装置。
【請求項5】
該トレーの立壁部の高さは、前記目皿上に載置された前記栽培容器の上端よりも低く形成されて側方から前記観葉植物を見せることができるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置。
【請求項6】
前記トレーは平面視で矩形状を呈しており、前記立壁部の高さは、前記目皿上に載置された前記栽培容器の上端側の半分程度を露出させるように設定されており、前記トレーの前記底部の対角位置に前記水抜き孔が設けられ、該水抜き孔に栓体が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多肉植物等の観葉植物の鑑賞性向上を図り得る、トレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ポットに植えられた多肉植物等の観葉植物の栽培においては、観葉植物が植えられた栽培容器をトレーに複数個、多い場合は10個程度を、トレーに収容して栽培することが行われている。この場合、ポット底部の水はけに留意する必要があり、屋外での栽培にあっては、雨よけ、日差しの緩和にも留意する必要がある。そして、栽培植物が観葉植物であることから観葉植物の鑑賞性向上にも留意する必要がある。
【0003】
観葉植物の展示装置の一例として特許文献1記載のものが提案されているが、該展示装置は、水平棚を上下方向に所要間隔を隔てて複数段に配置する構成を採用している。
【0004】
このように特許文献1記載の観葉植物の展示装置は、当初から、水平棚が複数段に配置されており、各水平棚に、所要間隔を開けて栽培容器を載置する構成であって、栽培容器の数が増えるに従って水平棚の段数を増やしていく構成のものではない。
【0005】
そのため、該展示装置を設置したとき、設置当初において栽培容器の数が少ない場合は、栽培容器が載置されていない水平棚が生じたり、該水平棚に載置された栽培容器間の間隔が大きすぎることも生ずる。このような場合は、見栄悪化を招く空きスペースを多く生じさせて観葉植物の鑑賞性を低下させる問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-174744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、多肉植物等の観葉植物の鑑賞性向上を図り得る、トレーの段積みを容易且つ確実に行うことのできる観葉植物の展示装置の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係るトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置の第1の態様は、観葉植物栽培用のトレーと、該トレーの上方に該トレーを底部とする箱状空間部を形成する支柱枠体とを具備し、該トレーは、その下面側で設置面に設置可能、且つ、該支柱枠体の上部で下方から支持され得るように構成されているトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置であって、該トレーの底面部に配置された目皿上に、観葉植物栽培用の栽培容器を載置できる。前記トレーの立壁部には、支柱の下部を挿入させて該支柱を立設するための支柱支持孔が、所要間隔を置いて設けられている。立設された該支柱の支柱上端部分相互が、前記立壁部の周方向に沿って配置される連結バーで連結されることによって、周方向で閉じた水平状態の環状枠部を有する前記支柱枠体が構成され、該支柱枠体の内側に前記箱状空間部が形成されるようになされている。又、前記トレーの前記下面側の外周縁部分に、前記環状枠部を嵌入させ得る下端開放の環状溝部が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明に係るトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置の第2の態様は、 観葉植物栽培用のトレーと、該トレーの上方に該トレーを底部とする箱状空間部を形成する支柱枠体とを具備し、該トレーは、その下面側で設置面に設置可能、且つ、該支柱枠体の上部で下方から支持され得るように構成されているトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置である。該トレーの底面部に配置された目皿上に、観葉植物栽培用の栽培容器を載置でき、該トレーの該底面部には水抜き孔が設けられており、前記トレーの立壁部の上端には、支柱の下部を挿入させて該支柱を立設するための支柱支持孔が、所要間隔を置いて設けられている。
立設された該支柱の、支柱上端部分相互が、前記立壁部の周方向に沿って配置される連結バーで連結されることによって、周方向で閉じた水平状態の環状枠部を有する前記支柱枠体が構成され、該支柱枠体の内側に前記箱状空間部が形成されるようになされ、又、前記トレーの前記下面側の外周縁部分に、その周方向に連続して前記環状枠部を嵌入させ得る下端開放の環状溝部が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係るトレーの段積みが可能の観葉植物の展示装置の第3の態様は、前記第1又は前記第2の態様において、雨避けのためや日差しを緩和するためのカバーシートを、前記箱状空間部を覆うように前記支柱枠体に被せることが可能であり、被せられた該カバーシートの上面部外周縁部分が前記環状枠部で下方から支持されることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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