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公開番号
2025048698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2024004401
出願日
2024-01-16
発明の名称
撮像光学レンズ
出願人
ジョウシュウシ エーエーシー レイテック オプトロニクス カンパニーリミテッド
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250326BHJP(光学)
要約
【課題】本発明は、光学レンズの技術分野に関し、撮像光学レンズを提供する。
【解決手段】当該撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ及び第5レンズによって構成され、撮像光学レンズの焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの軸上厚みをd3、第2レンズの像側面から第3レンズの物体側面までの軸上距離をd4、第2レンズの物体側面の曲率半径をR3、第2レンズの像側面の曲率半径をR4、第4レンズの物体側面の曲率半径をR7、第4レンズの像側面の曲率半径をR8としたときに、条件式1.10≦f1/f≦1.60、1.50≦d3/d4≦3.50、―8.00≦R7/R8≦―4.00、1.00≦(R3+R4)/(R3―R4)≦1.80を満たす。本発明に係る撮像光学レンズは、大口径、広角化及び極薄化等の良好な光学性能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像光学レンズであって、
物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ及び負の屈折力を有する第5レンズによって構成され、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの軸上厚みをd3、前記第2レンズの像側面から前記第3レンズの物体側面までの軸上距離をd4、前記第2レンズの物体側面の曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の曲率半径をR4、前記第4レンズの物体側面の曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の曲率半径をR8としたときに、以下の条件式(1)~(4)を満たす、ことを特徴とする撮像光学レンズ。
1.10≦f1/f≦1.60 (1)
1.50≦d3/d4≦3.50 (2)
―8.00≦R7/R8≦―4.00 (3)
1.00≦(R3+R4)/(R3―R4)≦1.80 (4)
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第2レンズの焦点距離をf2としたときに、以下の条件式(5)を満す、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
―4.50≦f2/f≦―1.50 (5)
【請求項3】
前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第5レンズの軸上厚みをd9としたときに、以下の条件式(6)を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
6.00≦TTL/d9≦20.00 (6)
【請求項4】
前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第1レンズの物体側面の曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の曲率半径をR2、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第1レンズの軸上厚みをd1としたときに、以下の条件式(7)と(8)を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
―2.42≦(R1+R2)/(R1―R2)≦―1.97 (7)
0.06≦d1/TTL≦0.11 (8)
【請求項5】
前記第2レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(9)を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.03≦d3/TTL≦0.06 (9)
【請求項6】
前記第3レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第3レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズの物体側面の曲率半径をR5、前記第3レンズの像側面の曲率半径をR6、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第3レンズの軸上厚みをd5としたときに、以下の条件式(10)~(12)を満す、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
―109.81≦f3/f≦77.62 (10)
―29.33≦(R5+R6)/(R5―R6)≦25.94 (11)
0.10≦d5/TTL≦0.13 (12)
【請求項7】
前記第4レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第4レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの物体側面の曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の曲率半径をR8、前記撮像光学レンズの光学長をTTL,前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(13)~(15)を満す、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.52≦f4/f≦0.63 (13)
0.60≦(R7+R8)/(R7―R8)≦0.71 (14)
0.15≦d7/TTL≦0.21 (15)
【請求項8】
前記第5レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第5レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第5レンズの物体側面の曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の曲率半径をR10としたときに、以下の条件式(16)と(17)を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
―0.66≦f5/f≦―0.55 (16)
1.56≦(R9+R10)/(R9―R10)≦1.79 (17)
【請求項9】
前記撮像光学レンズの画角をFOVとしたときに、以下の条件式(18)を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
FOV≧75.00° (18)
【請求項10】
前記第1レンズの物体側面の半径は、0.85mm以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズの技術分野に関し、特にスマートフォン、デジタルカメラなどの携帯端末装置と、モニタ、PCレンズなどの撮像装置とに適用される撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像技術の発展につれ、撮像光学レンズは、様々な電子製品、例えば、スマートフォン、デジタルカメラ等に広く応用されてきている。携帯しやすくするために、電子製品の薄型化がますます求められているため、良好な結像品質を有する小型化の撮像光学レンズは、現在の市場の主流となっている。
【0003】
優れた結像品質を得るために、携帯電話のカメラに搭載された従来のレンズは、3枚式又は4枚式のレンズ構成を用いることが多い。また、技術の発展及びユーザの多様化のニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり且つ結像品質に対するシステムからの要求が高くなってきている場合には、5枚式のレンズ構造が徐々にレンズの設計に現れており、通常の5枚式のレンズは良好な光学性能を有するものの、その屈折力、レンズ間の距離及びレンズ形状が依然としてある程度の不合理性を有することによって、レンズ構造が良好な光学性能を有しても、大口径、広角化、極薄化の設計要求を満たすことができない。
【0004】
従って、良好な光学性能を有し、且つ大口径、広角化、極薄化の設計要求を満たす撮像光学レンズを提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記問題に鑑みて、本発明は、良好な光学性能を有すると同時に、大口径、極薄化、広角化の設計要求を満たす撮像光学レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術課題を解決するために、本発明の実施形態は、撮像光学レンズを提供する。前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ及び負の屈折力を有する第5レンズによって構成され、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの軸上厚みをd3、前記第2レンズの像側面から前記第3レンズの物体側面までの軸上距離をd4、前記第2レンズの物体側面の曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の曲率半径をR4、前記第4レンズの物体側面の曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の曲率半径をR8としたときに、以下の条件式(1)~(4)を満たす。
1.10≦f1/f≦1.60 (1)
1.50≦d3/d4≦3.50 (2)
―8.00≦R7/R8≦―4.00 (3)
1.00≦(R3+R4)/(R3―R4)≦1.80 (4)
【0007】
好ましくは、前記第2レンズの焦点距離をf2としたときに、以下の条件式(5)を満たす。
―4.50≦f2/f≦―1.40 (5)
【0008】
好ましくは、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第5レンズの軸上厚みをd9としたときに、以下の条件式(6)を満たす。
6.00≦TTL/d9≦20.00 (6)
【0009】
好ましくは、前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第1レンズの物体側面の曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の曲率半径をR2、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第1レンズの軸上厚みをd1としたときに、以下の条件式(7)と(8)を満たす。
―2.42≦(R1+R2)/(R1―R2)≦―1.97 (7)
0.06≦d1/TTL≦0.11 (8)
【0010】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(9)を満たす。
0.03≦d3/TTL≦0.06 (9)
(【0011】以降は省略されています)
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