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公開番号2025042564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023173916
出願日2023-09-14
発明の名称内燃機関
出願人個人
代理人
主分類F02B 53/08 20060101AFI20250319BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】本発明はピストンによる内燃機関の4工程の働きを二つのシリンダーと移動翼によって成すことにより熱効率や振動・騒音等の課題に対応する。
【解決手段】移動翼4と二つのシリンダーを具備することで内燃機関の4工程の機能を果たすようにする。回転軸1の内側に吸入と圧縮の働きをする内部シリンダー2と外側に燃焼と排気の働きをする外部シリンダー3を設ける。回転軸内には内外シリンダーの間を振り子状に移動する移動翼を設ける。移動翼が内部シリンダーにあるとき吸入・圧縮の働きをし、外部シリンダーにあるときは燃焼・排気の働きを作る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸)の内側に吸入と圧縮の働きをする内側シリンダー2と外側に燃焼と排気の働きをする外側シリンダー3を設け,回転軸1内に内外シリンダー2・3の間を振り子状に移動するように具備した移動翼4によって内燃機関の四行程が行われるようにした内燃機関。
続きを表示(約 95 文字)【請求項2】
図2のように回転軸1内に具備したカム11の動きが移動翼4の振り子状の動きを作り内燃機関の,圧縮,燃焼,排気の4工程を作る請求項1の補助の役割を果たす誘導カム室

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は燃焼エネルギーをそのまま回転軸上の移動翼4で受け止め回転するようにした内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関では一般的にピストンの往復運動をクランクを通して回転運動に代えるものである。4サイクルの内燃機関ではシリンダーに吸入弁と排気弁を具備して吸入から圧縮・燃焼・排気の4工程をなされる。また、吸入弁・排気弁がなくても4工程がなされるように改善された2サイクルの内燃機関やピストンを使わないロータリーエンジンなどもある。
【先行技術文献】
【】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の内燃機関にあってはシリンダーの容量が限定されている中で燃焼爆発するエネルギーはピストンを押し下げると即排気されるため燃焼エネルギーは充分に使われないことになる。また、そのエネルギーは排気されるときに爆発的な音になることもある意味仕方ないことである。このことはロータリーエンジンでも同様である。また、ピストンの往復運動は振動を伴うことは宿命でもある。
【0004】
熱効率を高めるための工夫やピストンによる振動や燃焼時の爆発的音量を減ずるマフラーなど技術の高まりは確実なものがあるのも周知の事実である。しかし、これらの課題はより改善される余地が残されている。
【0005】
従来の内燃機関にあってはピストンの役割が鍵であったが、本発明はピストンによる内燃機関の4工程の働きを二層シリンダーと移動翼によってなすことにより熱効率や振動・騒音等の課題に応えるようにするものである。
【課題を解決するための手段1】
【0006】
回転軸1の内側に吸入と圧縮の働きをする内部シリンダー2と外側に燃焼と排気の働きをする外部シリンダー3を設ける。回転軸1内には内外シリンダー2・3の間を振り子状に移動する移動翼4を設け、移動翼先端が内外のシリンダー2・3に接するようにする。この働きで移動翼4が内部シリンダー2にあるとき吸入・圧縮の働きをし、外部シリンダー3にあるときは燃焼・排気の働きを作る。
【0007】
この発明では,移動翼4が回転軸1の動きに従って内部シリンダー2にあるとき移動翼4の後方で燃料の混合気(燃料混合気=混合気とする)を吸入する一方移動翼4の右方では,それ以前に吸入した混合気が圧縮される。圧縮された混合気は移動翼4内の通気溝6を通って移動翼左側部に移っていく。さらに、移動翼4が外部シリンダー3へ動くと混合気は外部シリンダー3へと流入すると燃焼室の点火プラグ7で着火燃焼することになる。膨張する燃焼ガスは移動翼4の左後方を押し回転軸に伝わることになる。
このとき移動翼4の前方ではそれ以前に燃焼したガスが排出される工程になる。
【課題を解決するための手段2】
【0008】
この移動翼4の動きはそれ自体ではなされない。回転軸1内の誘導カム室10の中のカム11によって作られるものである。
回転軸の動きに合わせてカム11が外側の誘導障壁12に接触すると押し下げられ反時計回りに動く。さらに回転軸の動きに合わせてカム11が内側の誘導障壁12に接触すると今度は時計回りに押し上げられるように動くことになり回転軸の動きに合わせてこの動きを繰り返すことによって振り子状の動きが作られる。
【0009】
カム11と移動翼4は回転軸1内を通る連結軸13によって繋がっていて,カム11の動きがそのまま移動翼4の動きになり吸入,圧縮,燃焼,排気の4工程の働きを作り出すことになる。
【考案の効果】
【0010】
この発明では燃焼,排気をする外部シリンダー3の容積は,外壁15の仕切壁8から一回りして排気口9まで設定できるため吸入,圧縮をする内部シリンダー2の容積に比して格段に大きくなる。このことは混合気を十分に燃焼膨張させて回転エネルギーに伝えることを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)

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