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公開番号
2025037761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144887
出願日
2023-09-06
発明の名称
情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
10/083 20240101AFI20250311BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コストの低減化を図ること。
【解決手段】情報処理装置100は、1以上の第1経路情報110を取得する。情報処理装置100は、取得した1以上の第1経路情報110に基づいて、第2経路情報120を生成することにより、取得した1以上の第1経路情報110の少なくともいずれかと、生成した第2経路情報120とを含む経路情報群を設定する。第2経路情報120は、1以上の第1経路情報110のいずれとも異なる。情報処理装置100は、設定した経路情報群に基づいて、第1経路情報110を第2経路情報120よりも優先して利用するよう、複数の移動体のそれぞれが、複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する経路を規定した、今回の計画130を作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第1経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第1経路をそれぞれ規定した1以上の第1経路情報を取得し、
前記1以上の第1経路情報に基づいて、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第2経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第2経路を規定した、前記1以上の第1経路情報のいずれとも異なる第2経路情報を生成することにより、前記1以上の第1経路情報の少なくともいずれかと、前記第2経路情報とを含む経路情報群を設定し、
前記経路情報群に基づいて、前記第1経路情報を前記第2経路情報よりも優先して利用するよう、複数の移動体のそれぞれが、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する経路を規定した計画を作成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記作成する処理は、
前記第2経路情報を利用する場合におけるコストに対する重みを、前記第1経路情報を利用する場合におけるコストに対する重みよりも大きい値に設定した上で、コストの重み付き和を最小化するよう、前記経路情報群の中から、前記計画に利用する経路情報を選択する経路選択問題を解くことにより、前記計画を作成する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記経路情報群は、初期状態では、1以上の初期経路情報を含み、
前記設定する処理は、
前記経路情報群に対する前記経路選択問題の緩和問題の双対問題の最適解に対する被約費用最小化問題に基づいて、前記1以上の第1経路情報のうち、被約費用が負である第1経路情報が存在すれば、当該第1経路情報を前記経路情報群に追加し、被約費用が負である第1経路情報が存在しなければ、被約費用が負である第2経路情報を生成し、前記経路情報群に追加する、という一連の処理を繰り返し実施することにより、前記1以上の第1経路情報の少なくともいずれかと、前記第2経路情報とを含む前記経路情報群を設定する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記設定する処理は、
前記被約費用最小化問題に基づいて、被約費用が負である第1経路情報が存在しなければ、前記1以上の第1経路情報のいずれかが規定する第1経路と同一である第2経路を少なくとも規定した、被約費用が負である第2経路情報を探索することにより、被約費用が負である第2経路情報を生成し、前記経路情報群に追加する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記設定する処理は、
前記被約費用最小化問題に基づいて、被約費用が負である第1経路情報が存在しなければ、前記1以上の第1経路情報のそれぞれが規定する第1経路のいずれとも異なる第2経路を少なくとも規定した、被約費用が負である第2経路情報を探索することにより、被約費用が負である第2経路情報を生成し、前記経路情報群に追加する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記設定する処理は、
被約費用が負である第1経路情報と、被約費用が負である第2経路情報との両方が存在しなくなるまで、前記一連の処理を繰り返し実施する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第1経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第1経路をそれぞれ規定した1以上の第1経路情報を取得し、
前記1以上の第1経路情報に基づいて、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第2経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第2経路を規定した、前記1以上の第1経路情報のいずれとも異なる第2経路情報を生成することにより、前記1以上の第1経路情報の少なくともいずれかと、前記第2経路情報とを含む経路情報群を設定し、
前記経路情報群に基づいて、前記第1経路情報を前記第2経路情報よりも優先して利用するよう、複数の移動体のそれぞれが、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する経路を規定した計画を作成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第1経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第1経路をそれぞれ規定した1以上の第1経路情報を取得し、
前記1以上の第1経路情報に基づいて、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第2経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第2経路を規定した、前記1以上の第1経路情報のいずれとも異なる第2経路情報を生成することにより、前記1以上の第1経路情報の少なくともいずれかと、前記第2経路情報とを含む経路情報群を設定し、
前記経路情報群に基づいて、前記第1経路情報を前記第2経路情報よりも優先して利用するよう、複数の移動体のそれぞれが、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する経路を規定した計画を作成する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物流業界において、いずれの種類の配送車が、いずれの1以上の地点をどのような順序でいつ訪問し、それぞれの地点でいずれの荷物を集荷または配送するのかを規定する経路情報に従って、配送車の運転手は、日々、配送作業を実施する。例えば、配送車の運転手は、日ごとに異なる経路情報ではなく、一定期間を通して固定の経路情報に従って、配送作業を実施することを望む場合がある。
【0003】
先行技術としては、例えば、船舶の所在としての所在地と輸送要請としての出発港との間を航行するにあたっての燃費またはCO2排出量を比較し、最適な配船計画を策定するものがある。また、例えば、シャトルサービスの候補ルートを、選択された過去のシャトル以外のサービスリクエストのうちの1以上に基づいて導出する技術がある。また、例えば、希望の出発点から希望の最終目的地までの機器の経路を表示する技術がある。また、例えば、第1の場所から第2の場所までの経路の少なくとも一部を配送機構に提供する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-024751号公報
特表2020-522064号公報
米国特許出願公開第2016/0335593号明細書
米国特許出願公開第2014/0358703号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、配送作業にかかるコストの増大化を招くという問題がある。配送作業にかかるコストは、例えば、金銭的なコスト、時間的なコスト、備品的なコスト、または、人的なコストなどを含む。例えば、固定の経路情報のみでは、日ごとの荷物の集荷量または配送量などの変化に合わせて、荷物を効率よく集荷または配送することが難しく、配送作業にかかるコストの増大化を招き易いという問題がある。
【0006】
1つの側面では、本発明は、コストの低減化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様によれば、複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第1経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第1経路をそれぞれ規定した1以上の第1経路情報を取得し、前記1以上の第1経路情報に基づいて、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する第2経路と、当該2以上のノードの少なくともいずれかを巡回する時間の制限と、当該2以上のノードを巡回する移動体の種類とのうち、少なくとも前記第2経路を規定した、前記1以上の第1経路情報のいずれとも異なる第2経路情報を生成することにより、前記1以上の第1経路情報の少なくともいずれかと、前記第2経路情報とを含む経路情報群を設定し、前記経路情報群に基づいて、前記第1経路情報を前記第2経路情報よりも優先して利用するよう、複数の移動体のそれぞれが、前記複数のノードのうち、いずれかの2以上のノードを巡回する経路を規定した計画を作成する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、コストの低減化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、情報処理装置100の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5は、情報処理装置100の機能的構成の具体例を示すブロック図である。
図6は、情報処理装置100の動作の一例を示す説明図(その1)である。
図7は、情報処理装置100の動作の一例を示す説明図(その2)である。
図8は、効果の一例を示す説明図(その1)である。
図9は、効果の一例を示す説明図(その2)である。
図10は、全体処理手順の一例を示すフローチャートである。
図11は、更新処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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