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公開番号
2025036820
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143395
出願日
2023-09-05
発明の名称
潤滑剤組成物
出願人
株式会社ADEKA
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10M
145/14 20060101AFI20250310BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】良好な摩擦低減効果を示す潤滑剤組成物を提供すること。
【解決手段】特定のアルキルアクリレート系単量体由来の構成単位、特定のアルキレングリコールアクリレート系単量体由来の構成単位及び特定の芳香族アクリレート系単量体由来の構成単位を含むアクリレート系共重合体と、アルキル基の全てが炭素原子数3~10の第2級アルキル基であるジアルキルジチオリン酸亜鉛と、基油と、を含有する潤滑剤組成物とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記の一般式(1)で表されるアルキルアクリレート系単量体由来の構成単位、下記の一般式(2)で表されるアルキレングリコールアクリレート系単量体由来の構成単位、及び、下記の一般式(3)で表される芳香族アクリレート系単量体由来の構成単位を含むアクリレート系共重合体と、下記の一般式(4)で表されるジアルキルジチオリン酸亜鉛と、基油と、を含有する潤滑剤組成物。
JPEG
2025036820000011.jpg
38
61
(式中、R
1
は炭素原子数4~18のアルキル基を表し、A
1
は水素原子を表す。)
JPEG
2025036820000012.jpg
38
90
(式中、R
2
は炭素原子数2~4のアルキレン基を表し、R
3
は水素原子又は炭素原子数1~10のアルキル基を表し、A
2
は水素原子を表し、nは2~20の数を表す。)
JPEG
2025036820000013.jpg
38
95
(式中、R
4
は炭素原子数1~4のアルキレン基を表し、A
3
は水素原子を表す。)
JPEG
2025036820000014.jpg
22
91
(式中、R
5
~R
8
は、それぞれ独立して炭素原子数3~10の第2級アルキル基を表す。)
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
アクリレート系共重合体を構成する全構成単位中の、一般式(1)で表されるアルキルアクリレート系単量体由来の構成単位の比率が30~96モル%であり、一般式(2)で表されるアルキレングリコールアクリレート系単量体由来の構成単位の比率が1~50モル%であり、一般式(3)で表される芳香族アクリレート系単量体由来の構成単位の比率が1~40モル%である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項3】
アクリレート系共重合体が、一般式(1)で表されるアルキルアクリレート系単量体由来の構成単位、一般式(2)で表されるアルキレングリコールアクリレート系単量体由来の構成単位、及び、一般式(3)で表される芳香族アクリレート系単量体由来の構成単位からなるアクリレート系共重合体である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項4】
ジアルキルジチオリン酸亜鉛が、一般式(4)においてR
5
~R
8
がそれぞれ独立して炭素原子数3又は6の第2級アルキル基であるジアルキルジチオリン酸亜鉛である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項5】
ジアルキルジチオリン酸亜鉛が、一般式(4)においてR
5
~R
8
が炭素原子数3の第2級アルキル基であるジアルキルジチオリン酸亜鉛10~40モル%と、一般式(4)においてR
5
~R
8
が炭素原子数6の第2級アルキル基であるジアルキルジチオリン酸亜鉛10~50モル%と、一般式(4)においてR
5
及びR
6
が炭素原子数3の第2級アルキル基でありかつR
7
及びR
8
が炭素原子数6の第2級アルキル基であるジアルキルジチオリン酸亜鉛20~70モル%と、からなるジアルキルジチオリン酸亜鉛である、請求項4に記載の潤滑剤組成物。
【請求項6】
ジアルキルジチオリン酸亜鉛の含有量が、リン原子含有量で100~1000質量ppmである、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項7】
潤滑剤組成物中のアクリレート系共重合体の含有量と、ジアルキルジチオリン酸亜鉛のリン原子含有量との比が、質量比で50:1~2:1である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、良好な摩擦低減効果を示す潤滑剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
潤滑油や燃料油においては、機器及び機械類の寿命を延ばすことを目的として、極圧剤、摩擦調整剤、摩耗防止剤といった摩擦抑制剤を添加することでその摩擦摩耗特性を向上させている。特許文献1には、脂肪酸と、(メタ)アクリレート等の単量体及び水酸基含有ビニル単量体を必須構成単量体とする共重合体とを含有する燃料油用潤滑性向上剤が、冬季や寒冷地といった低温状態でも、曇ったり固化や結晶が析出したりすることがなく潤滑特性を向上させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-141439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような潤滑性向上剤においても、依然として十分な摩擦低減効果は発揮されず、潤滑油や燃料油の摩擦性能の向上に課題があった。
したがって、本発明は、良好な摩擦低減効果を示す潤滑剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者等は鋭意検討した結果、良好な摩擦低減効果を示す潤滑剤組成物を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の一般式(1)で表されるアルキルアクリレート系単量体由来の構成単位、下記の一般式(2)で表されるアルキレングリコールアクリレート系単量体由来の構成単位、及び、下記の一般式(3)で表される芳香族アクリレート系単量体由来の構成単位を含むアクリレート系共重合体と、下記の一般式(4)で表されるジアルキルジチオリン酸亜鉛と、基油と、を含有する潤滑剤組成物に係るものである。
【0006】
JPEG
2025036820000001.jpg
38
61
【0007】
(式中、R
1
は炭素原子数4~18のアルキル基を表し、A
1
は水素原子を表す。)
【0008】
JPEG
2025036820000002.jpg
38
89
【0009】
(式中、R
2
は炭素原子数2~4のアルキレン基を表し、R
3
は水素原子又は炭素原子数1~10のアルキル基を表し、A
2
は水素原子を表し、nは2~20の数を表す。)
【0010】
JPEG
2025036820000003.jpg
38
95
(【0011】以降は省略されています)
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