特許ウォッチ

公開番号2025034044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140185
出願日2023-08-30
発明の名称封入式遊技機
出願人株式会社高尾
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】封入式遊技機における遊技球の発射における不具合を解決する。
【解決手段】
枠制御装置560はカードユニット80と双方向通信可能とし、枠制御装置560は持ち球数を記憶可能であり、球貸ボタン812の操作で該持ち球数をカードユニット80側から補充可能とし、記憶された持ち球数が10個未満になるとハンドルを振動させることで持ち球数の補充示唆をするため、遊技者は持ち球数が無くなる前に補充可能となり、持ち球数が無くなり遊技が出来なくなってしまう状況を防ぐことが可能となる。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項１】
記録媒体に記録されている有価価値の情報の読み取りおよび書き換えを行うユニットと双方向で通信可能に構成され、内部に封入された遊技球を循環させて遊技に利用する封入式遊技機であって、
遊技の進行を制御する主制御装置と、
遊技者が遊技に使用可能な遊技球の数である持ち球数を管理する枠制御装置と、を備え、
該枠制御装置により管理される持ち球数が所定個数未満になるのを判定する持ち球数判定手段と、
該持ち球数判定手段により前記所定個数未満であることを判定すると特別示唆を実行する特別示唆実行手段とを備えたことを特徴とする封入式遊技機。
続きを表示（約 100 文字）【請求項２】
前記持ち球数を表示する持ち球数表示手段を備え、
該持ち球数表示手段は、前記特別示唆が実行される近傍の位置に設けられることを特徴とした請求項１に記載の封入式遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技に使用する遊技媒体数を記憶し、遊技の結果に応じて増減する封入式遊技機に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
遊技機として、従来の遊技に使用する遊技球を遊技の結果に応じて賞球が払い出され、遊技者はその遊技球を使用することで遊技を継続できるようになっている。
【０００３】
また、近年ではこのように遊技者に賞球を払い出さずに遊技機内で遊技球を循環させて使用し、従来払い出していた賞球をデータとして記録することで使用可能とする封入式遊技機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－１４５４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
このような封入式遊技機では従来とは異なり、遊技者に付与される賞球をデータとしているため、従来の遊技球を払い出す遊技機との違いが多く、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書に開示する技術は、以下の形態として実現できる。
【０００７】
（１）本明細書に開示する一形態における封入式遊技機は、記録媒体に記録されている有価価値の情報の読み取りおよび書き換えを行うユニットと双方向で通信可能に構成され、内部に封入された遊技球を循環させて遊技に利用する封入式遊技機であって、遊技の進行を制御する主制御装置と、遊技者が遊技に使用可能な遊技球の数である持ち球数を管理する枠制御装置と、を備え、該枠制御装置により管理される持ち球数が所定個数未満になるのを判定する持ち球数判定手段と、該持ち球数判定手段により所定個数未満であることを判定すると特別示唆を実行する特別示唆実行手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】
この形態の封入式遊技機によれば、枠制御装置により管理される持ち球数が所定個数未満になると特別示唆を実行するようにした。封入式遊技機ではデジタル表示で持ち球数を表示するため、従来の遊技機では上皿に遊技球があり、見た感じや球が流れる音から持ち球が無くなってきていることを把握しやすいため上皿の遊技球が無くなる前に補充することが可能なのに対し、封入式遊技機では持ち球数が表示されているだけで持ち球が少なくなってきているのが把握しづらいが、特別示唆を実行することで持ち球数が少なくなっていることを把握することが容易となり、持ち球数が無くなる前に持ち球数の補充をすることが可能となるため、それを解決できる。
【０００９】
さらに本発明の弾球遊技機において、持ち球数を表示する持ち球数表示手段を備え、該持ち球数表示手段は、特別示唆が実行される近傍の位置に設けられることを特徴としてもよい。
【００１０】
こうすることで特別示唆が実行され、遊技者が特別示唆が実行された位置を確認した際に遊技者の視線に持ち球数の表示が入りやすく、遊技者に持ち球が無くなってきていることをより、把握させ易くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許