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公開番号2024175898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093986
出願日2023-06-07
発明の名称弾球遊技機
出願人株式会社高尾
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241212BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】時短当りを備えた弾球遊技機における遊技の興趣を高め、今までにない演出を実行する。
【解決手段】時短当りとして第2始動口12へ入球が容易なc時短1と第2始動口12への入球が困難なc時短2を備えた弾球遊技機において、電源復帰時のc時短2の時短状態で通常遊技状態で実行される専用の演出パターンを実行可能するので、遊技施設の開店時に1回の当否判定でRAMクリアされたか否かが容易に判定できなくすることが可能となり、c時短2の時短状態移行後から51回転後と101回転後に特殊演出表示が実行されることがあるため、ある程度遊技を継続することでRAMクリアされたかが判断可能となる。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
第1の始動条件が成立又は第2の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果が特典当りであると特典遊技状態に移行する特典遊技移行手段と、
少なくとも前記第1の始動条件の成立に基づいて実行する前記当否判定の結果が特別当りであると特別遊技状態に移行する特別遊技移行手段と、
遊技の進行に応じた演出表示を実行する演出表示手段と、
を備えた弾球遊技機において、
前記第2の始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は前記第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれに移行するかを決定する特別遊技状態決定手段と、
前記第1始動条件の成立による前記当否判定では前記特別当りとなる確率が一番高いものとし、
少なくとも前記当否判定の結果が前記特別当りであった場合に、通常遊技状態であれば該特別当りによる前記特別遊技状態を有効とし、前記第2特別遊技状態であれば該特別当りによる前記特別遊技状態を無効とする特別当り設定手段と、を備え
前記演出表示手段は、通常遊技状態である場合に前記第1特別遊技状態又は前記第2特別遊技状態のいずれに移行するかを報知するための専用演出表示を実行可能とする専用演出実行手段と、
電源復帰した際に前記第2特別遊技状態である場合、該電源復帰後の最初の変動が所定の変動パターンであれば前記第2特別遊技状態に移行することを報知する前記専用演出表示と同一又は類似の疑似専用演出表示を実行可能とする擬似専用演出実行手段と、
を備えたことを特徴とした弾球遊技機。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記通常遊技状態に移行から所定回数の前記当否判定が実行されると、前記演出表示において、特殊演出表示を実行可能とすることを特徴とした弾球遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機(以下、弾球遊技機ともいう)に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機では、始動口の入球に基づいて抽選を実行し、大当りになると、大入賞口を繰り返し開閉動作させる大当り遊技作動が実行される。大当り遊技後には、始動口への入球が有利となる時短状態が設定されるものがあり、大当り後に有利な状態を介して連続した大当りを狙うことが可能となる。
近年では大当り遊技を介さずに始動口の入球で時短状態の作動の抽選を実行し、当選すると時短状態が作動する通称c時短と呼ばれるものもある。(例えば、特許文献1)
【0003】
このようにc時短により時短状態の作動を大当りを介さず実行することができるため、従来ではなかなか大当りとならないとマンネリ感がでてしまっていたが、マンネリ感を抑えると共に遊技性の飛躍が期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-34342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上記特許文献1に記載の遊技機では、通常遊技状態中に時短状態が作動するというだけで、遊技性の向上としてはまだ改善の余地があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、時短状態の作動の抽選を行う遊技機において遊技の興趣を向上させ、従来にない演出を実行させ得る構成の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本発明の弾球遊技機は、第1の始動条件が成立又は第2の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、該当否判定手段による当否判定の結果が特典当りであると特典遊技状態に移行する特典遊技移行手段と、少なくとも第1の始動条件の成立に基づいて実行する当否判定の結果が特別当りであると特別遊技状態に移行する特別遊技移行手段と、遊技の進行に応じた演出表示を実行する演出表示手段と、を備えた弾球遊技機において、第2の始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれに移行するかを決定する特別遊技状態決定手段と、第1始動条件の成立による当否判定では特別当りとなる確率が一番高いものとし、少なくとも当否判定の結果が特別当りであった場合に、通常遊技状態であれば該特別当りによる特別遊技状態を有効とし、第2特別遊技状態であれば該特別当りによる特別遊技状態を無効とする特別当り設定手段と、を備え演出表示手段は、通常遊技状態である場合に第1特別遊技状態又は第2特別遊技状態のいずれに移行するかを報知するための専用演出表示を実行可能とする専用演出実行手段と、電源復帰した際に前記第2特別遊技状態である場合、該電源復帰後の最初の変動が所定の変動パターンであれば第2特別遊技状態に移行することを報知する専用演出表示と同一又は類似の疑似専用演出表示を実行可能とする擬似専用演出実行手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明の弾球遊技機では第1の始動条件が成立することで当否判定が実行され、当否判定の結果として特別当りであると第2始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれかに移行させる特別遊技移行手段を備える。そして第1の始動条件が成立に基づく当否判定では結果として特別当りとなる確率が一番高いので、特別当りが高確率で実行されることになる。電源復帰時にRAMがクリアされた場合や特典遊技状態又は特別遊技状態が終了した場合などで通常遊技状態に移行すると高確率で第1特別遊技状態又は第2特別遊技状態のいずれかに移行させることが可能になり、第1特別遊技状態に移行すれば第2の始動条件の成立が容易のため有利に遊技をすることが可能となる。
よって通常状遊技状態に移行することで有利な第1特別遊技状態に移行する可能性があるため通常遊技状態に移行する度にどちらの時短に移行するかを楽しむことが可能となる従来にない遊技性を発揮できる。
【0008】
さらに本発明では、電源復帰した際に第2特別遊技状態である場合においても、最初の変動が所定の変動パターンであれば専用演出表示と判別がし難い疑似専用演出表示を実行させる。そのため、遊技施設開店後の最初の変動で遊技者はRAMクリアされたのかが判断しづらく、RAMクリアを頻繁にする遊技施設であるのかの判断を困難とすることが可能となり、遊技施設開店時に有利な部分のみを遊技するような遊技者が寄りついてしまうのを防ぐことが可能となる。このような有利な部分のみを遊技するような遊技者は、RAMクリアされた可能性がある弾球遊技機があると他の弾球遊技機もRAMクリアされたのではないかと複数の弾球遊技機において、1回だけ当否判定の実行を繰り返すため、遊技の履歴としても見栄えが悪くなり、遊技施設としては有利な部分だけを遊技されるのは折角RAMクリアしたのに多くの遊技者に対象とされないのはあまり好ましくないため優れた効果を発揮できる。
【0009】
さらに本発明の弾球遊技機において、通常遊技状態に移行から所定回数の当否判定が実行されると、演出表示において、特殊演出表示を実行可能とすることを特徴とするとしてもよい。
【0010】
こうすることである程度遊技することで特殊演出表示が実行されるとRAMクリアされたことが判断できるようになるため、有利となる部分のみを遊技するような遊技者以外にはRAMクリアされたかの判断ができるようにすることが可能となる。
なお、このような構成はRAMクリアされたか否かの判断以外では特に効果を奏さないためRAMクリア後のみで実行されるものとするのが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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