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公開番号2025008707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111111
出願日2023-07-06
発明の名称弾球遊技機
出願人株式会社高尾
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250109BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】高確率状態を終了させるための転落抽選を実行可能な弾球遊技機における遊技の興趣を高める。
【解決手段】確変状態で転落判定に当選しても大当り遊技後に特別図柄の変動回数が100回転以下の場合、転落保障として特別図柄が100回転するまではa時短は継続させるようにし、時短当りはa時短であり通常確率状態である場合に有効となるため、確変が転落してから100回転に到達するまでにc時短に当選することで100回転以降も継続可能とし、100回転以降は確変状態である場合は大当り時又は転落時の変動開始時に時短状態を終了させるが、c時短である場合は大当り時の変動開始時に時短状態を終了させないことで、100回転以降の時短状態が作動している変動でも期待感を持つことが可能となる。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項１】
第１の始動条件が成立又は第２の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果を図柄変動を用いて報知可能な図柄変動手段と、
該図柄変動手段により大当り報知されると大当り遊技状態に移行する大当り遊技移行手段と、
前記大当り遊技状態の終了後に当否判定手段により大当りと判定される確率を通常確率状態よりも高確率である高確率状態に移行する高確率状態移行手段と、
前記大当り遊技状態の終了後に前記第２の始動条件の成立が容易な第１特別遊技状態に移行する第１特別遊技移行手段と、
少なくとも前記第２の始動条件の成立に基づいて実行する前記当否判定の結果が特別当りであると、前記第２の始動条件の成立が容易な第２特別遊技状態に移行する第２特別遊技移行手段と、
前記高確率状態である場合に前記第１の始動条件が成立又は前記第２の始動条件が成立することに基づいて転落用情報を取得し、該転落用情報に基づいて転落判定を実行可能な転落判定手段と、
該転落判定手段による転落判定の結果が転落当選であると前記高確率状態を終了させ前記通常確率状態に移行させる転落手段と、を備え、
該転落手段により転落当選した際に、前記大当り遊技状態終了後に所定回数以上の前記図柄変動が実行されていれば前記高確率状態と共に前記第１特別遊技状態も終了し、前記所定回数の前記図柄変動を実行していなければ前記高確率状態は終了するが前記大当り遊技状態後から前記所定回数の前記図柄変動が実行されるまでは前記第１特別遊技状態の継続を保持する継続保持手段と、
前記所定回数の前記図柄変動が実行された以降の前記当否判定の結果が大当りである場合又は前記転落判定の結果が転落当選である場合のいずれかであると、前記図柄変動手段による図柄変動の開始時に第１特別遊技状態を終了させる変動開始時終了手段と、
前記第２特別遊技状態である場合は前記大当り遊技状態終了後に前記所定回数の前記図柄変動が実行された以降の前記当否判定の結果が大当りである場合においても前記図柄変動手段による図柄変動の開始時に第２特別遊技状態を終了させず、前記図柄変動の終了時に前記第２特別遊技状態を終了させる変動終了時終了手段と、
を備えることを特徴とした遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
パチンコ機等の遊技機では、始動口の入球に基づいて大当り抽選を実行し、大当りになると、大入賞口を繰り返し開閉動作させる大当り遊技作動が実行される。大当り遊技後には、大当り確率を通常遊技状態に比べ高くする高確率状態が設定されたり、始動口への入球が有利となる時短状態が設定されたりするものがあり、大当り遊技後に有利な状態を介して連続した大当りを狙うことが可能となる。
また、高確率状態では転落抽選を実行して、転落抽選に当選すると高確率状態を終了させる遊技機も提案されている。
【０００３】
このような転落抽選を実行する遊技機では、転落保障期間を設けることで転落抽選に当選しても所定期間までは時短状態を継続させるものもある。（例えば、特許文献１）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－２１３１９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし上記特許文献１に記載の遊技機のように転落抽選を実行可能な遊技機においては、さらなる遊技性の向上を図ることが望まれている。
【０００６】
本発明は、遊技の興趣を向上することができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するためになされた本発明の弾球遊技機は、第１の始動条件が成立又は第２の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、該当否判定手段による当否判定の結果を図柄変動を用いて報知可能な図柄変動手段と、該図柄変動手段により大当り報知されると大当り遊技状態に移行する大当り遊技移行手段と、大当り遊技状態の終了後に当否判定手段により大当りと判定される確率を通常確率状態よりも高確率である高確率状態に移行する高確率状態移行手段と、大当り遊技状態の終了後に第２の始動条件の成立が容易な第１特別遊技状態に移行する第１特別遊技移行手段と、少なくとも第２の始動条件の成立に基づいて実行する当否判定の結果が特別当りであると、第２の始動条件の成立が容易な第２特別遊技状態に移行する第２特別遊技移行手段と、高確率状態である場合に第１の始動条件が成立又は第２の始動条件が成立することに基づいて転落用情報を取得し、該転落用情報に基づいて転落判定を実行可能な転落判定手段と、
該転落判定手段による転落判定の結果が転落当選であると高確率状態を終了させ通常確率状態に移行させる転落手段と、を備え、該転落手段により転落当選した際に、大当り遊技状態終了後に所定回数以上の図柄変動が実行されていれば高確率状態と共に第１特別遊技状態も終了し、所定回数の図柄変動を実行していなければ高確率状態は終了するが大当り遊技状態後から所定回数の図柄変動が実行されるまでは第１特別遊技状態の継続を保持する継続保持手段と、所定回数の図柄変動が実行された以降の当否判定の結果が大当りである場合又は転落判定の結果が転落当選である場合のいずれかであると、図柄変動手段による図柄変動の開始時に第１特別遊技状態を終了させる変動開始時終了手段と、第２特別遊技状態である場合は大当り遊技状態終了後に所定回数の図柄変動が実行された以降の当否判定の結果が大当りである場合においても図柄変動手段による図柄変動の開始時に第２特別遊技状態を終了させず、図柄変動の終了時に第２特別遊技状態を終了させる変動終了時終了手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、転落判定を実行する遊技機の遊技の興趣を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明のパチンコ機５０の正面図
パチンコ機５０の遊技盤１の正面図
パチンコ機５０の背面図
パチンコ機５０の電気構成図
パチンコ機５０の主制御装置８０で実行されるメインルーチンの概要を示すフローチャート
主制御装置８０が実行する始動入賞確認処理のフローチャート
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート１
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート２
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート３
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート４
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート５
主制御装置８０が実行する特別図柄当否判定処理のフローチャート６
主制御装置８０が実行する特別遊技処理のフローチャート１
主制御装置８０が実行する特別遊技処理のフローチャート２
主制御装置８０が実行する特別遊技処理のフローチャート３
主制御装置８０が実行する特別遊技処理のフローチャート４
（ａ）実施例１における大当り確率、転落確率、時短当り確率の概数を示す表、（ｂ）第１特別図柄の当り図柄を示す表、（ｃ）第２特別図柄の当り図柄を示す表
実施例１における演出図柄表示装置６に表示される演出表示例の説明１
実施例１における演出図柄表示装置６に表示される演出表示例の説明２
実施例１における演出図柄表示装置６に表示される演出表示例の説明３
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
（【００１１】以降は省略されています）

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