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公開番号2025029666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134416
出願日2023-08-22
発明の名称遊技機
出願人株式会社高尾
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250228BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】時短当りを備えた弾球遊技機における遊技の興趣を高め、今までに無い演出を実行する。
【解決手段】時短当りによる時短状態として第2始動口12へ入球が容易なc時短1と第2始動口12への入球が困難なc時短2の時短状態を備えた弾球遊技機において、通常遊技状態となると探索モードに移行し、探索モードでは特別図柄の変動10回転するまでc時短2の時短状態に移行しても報知せず、特別図柄の変動10回転目にc時短2の時短状態に移行しているかを報知するようにする。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
第1の始動条件が成立又は第2の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果が特典当りであると特典遊技状態に移行する特典遊技移行手段と、
少なくとも前記第1の始動条件の成立に基づいて実行する前記当否判定の結果が特別当りであると特別遊技状態に移行する特別遊技移行手段と、
遊技の進行に応じた演出表示を実行する演出表示手段と、
を備えた弾球遊技機において、
前記第2の始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は前記第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれに移行するかを決定する特別遊技状態決定手段と、
前記第1始動条件の成立による前記当否判定では前記特別当りとなる確率は当否判定の結果が外れとなる確率より低く、前記特典当りとなる確率よりも高いものとし、
少なくとも前記当否判定の結果が前記特別当りであった場合に、通常遊技状態であれば該特別当りによる前記特別遊技状態を有効とし、前記特別遊技状態であれば該特別当りによる前記特別遊技状態を無効とする特別当り設定手段と、を備え、
前記通常遊技状態に移行後の所定回数の当否判定が実行されるまでは第1演出モードが実行され、
該第1演出モードは特別当りであると第1特別遊技状態に移行する場合はその旨の報知後に第1特別遊技状態を報知する第2演出モードに移行させ、第2特別遊技状態に移行する際にはその旨を非報知として第1演出モードを維持し、
前記所定回数の当否判定が実行された際に、現在の遊技状態が前記通常遊技状態か前記第2特別遊技状態のいずれかを示す特別報知演出を実行し、
該特別報知演出により前記通常遊技状態であることが報知されると前記通常遊技状態であることを示す第3演出モードに移行し、前記第2特別遊技状態であることを報知されると前記第2特別遊技状態であることを示す第4演出モードに移行することを特徴とした遊技機。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記第3演出モードでは前記第2特別遊技状態に移行する際に前記第2特別遊技状態に移行することを報知し、前記第4演出モードに移行することを特徴として請求項1に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機(以下、弾球遊技機ともいう)に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機では、始動口の入球に基づいて抽選を実行し、大当りになると、大入賞口を繰り返し開閉動作させる大当り遊技作動が実行される。大当り遊技後には、始動口への入球が有利となる時短状態が設定されるものがあり、大当り後に有利な状態を介して連続した大当りを狙うことが可能となる。
近年では大当り遊技を介さずに始動口の入球で時短状態の作動の抽選を実行し、当選すると時短状態が作動する通称c時短と呼ばれるものもある。(例えば、特許文献1)
【0003】
このようにc時短により時短状態の作動を大当りを介さず実行することができるため、従来ではなかなか大当りとならないとマンネリ感がでてしまっていたが、マンネリ感を抑えると共に遊技性の飛躍が期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-34342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上記特許文献1に記載の遊技機では、通常遊技状態中に時短状態が作動するというだけで、遊技性の向上としてはまだ改善の余地があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、時短状態の作動の抽選を行う遊技機において遊技の興趣を向上させ、従来にない演出を実行させ得る構成の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本発明の遊技機は、第1の始動条件が成立又は第2の始動条件が成立することに基づいて当否用情報を取得し、該当否用情報に基づいて当否判定を実行可能な当否判定手段と、 該当否判定手段による当否判定の結果が特典当りであると特典遊技状態に移行する特典遊技移行手段と、少なくとも第1の始動条件の成立に基づいて実行する当否判定の結果が特別当りであると特別遊技状態に移行する特別遊技移行手段と、遊技の進行に応じた演出表示を実行する演出表示手段と、を備えた弾球遊技機において、第2の始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれに移行するかを決定する特別遊技状態決定手段と、第1始動条件の成立による当否判定では特別当りとなる確率は当否判定の結果が外れとなる確率より低く、特典当りとなる確率よりも高いものとし、少なくとも当否判定の結果が特別当りであった場合に、通常遊技状態であれば該特別当りによる特別遊技状態を有効とし、特別遊技状態であれば該特別当りによる特別遊技状態を無効とする特別当り設定手段と、を備え、通常遊技状態に移行後の所定回数の当否判定が実行されるまでは第1演出モードが実行され、該第1演出モードは特別当りであると第1特別遊技状態に移行する場合はその旨の報知後に第1特別遊技状態を報知する第2演出モードに移行させ、第2特別遊技状態に移行する際にはその旨を非報知として第1演出モードを維持し、所定回数の当否判定が実行された際に、現在の遊技状態が通常遊技状態か第2特別遊技状態のいずれかを示す特別報知演出を実行し、該特別報知演出により通常遊技状態であることが報知されると通常遊技状態であることを示す第3演出モードに移行し、第2特別遊技状態であることを報知されると第2特別遊技状態であることを示す第4演出モードに移行することを特徴とする。
【0007】
本発明の遊技機では第1の始動条件が成立することで当否判定が実行され、当否判定の結果として特別当りであると第2始動条件の成立が容易な第1特別遊技状態又は第2始動条件の成立が困難な第2特別遊技状態のいずれかに移行させる特別遊技移行手段を備える。そして第1の始動条件が成立に基づく当否判定では結果として特別当りとなる確率はハズレとなる確率より低いが特典当りとなる確率よりは高いため、特別当りが高確率で実行されることになる。そして通常遊技状態に移行した際に所定回数は第2特別遊技状態に移行する際はその旨を非報知として、所定回数の当否判定が実行された際に第2特別遊技状態であるかの特別報知演出を実行するようになる。そのため、遊技者に所定回数の当否判定が実行されるまでは例え第2特別遊技状態に移行していたとしても、遊技者は演出表示からは判断できないため、第1特別遊技状態に移行するかを楽しむことが可能となり、従来にない遊技性を発揮でき遊技の興趣を高めることが可能となる。
【0008】
さらに本発明の弾球遊技機において、第3演出モードでは第2特別遊技状態に移行する際に第2特別遊技状態に移行することを報知し、第4演出モードに移行することを特徴とするとしてもよい。
【0009】
こうすることである所定回数の当否判定が実行されて移行は、第2特別遊技状態への移行の報知を無駄に引っ張らないことでいつまでも遊技をしないといけないという遊技者が嫌気がさしてしまうことを防ぐことが可能となり、好適な遊技性を発揮できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の弾球遊技機によれば、時短状態の作動の抽選を行う遊技機において遊技の興趣を向上させることが可能となり、従来にない遊技性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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