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公開番号
2025032591
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137953
出願日
2023-08-28
発明の名称
データ収集装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01D
9/00 20060101AFI20250305BHJP(測定;試験)
要約
【課題】重要なデータの保全とデータ圧縮を両立させる。
【解決手段】データ収集装置10は、デバイスから得られる測定値の予測に用いる予測用のデータ値を取得する。データ収集装置10は、予測用のデータ値を用いて、測定値の時系列データを予測する。データ収集装置10は、デバイスから実測値を取得した場合、予測された測定値の時系列データと実測値とに基づき、実測値の記録を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
デバイスから得られる測定値の予測に用いる予測用のデータ値を取得する取得部と、
前記予測用のデータ値を用いて、前記測定値の時系列データを予測する予測部と、
前記デバイスから実測値を取得した場合、予測された前記測定値の時系列データと前記実測値とに基づき、前記実測値の記録を制御する記録制御部と、
を備えるデータ収集装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記予測部は、
前記予測用のデータ値と予測用データに紐付けられた時間に対して定数を返す関数とに基づき、前記測定値の時系列データを予測する、
請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項3】
前記予測部は、
時系列の前記予測用のデータ値のうち特定の時間のデータ値を結んだ線分に基づき、前記測定値の時系列データを予測する、
請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項4】
前記予測部は、
時系列の前記予測用のデータ値のうち特定の時間のデータ値を結んだ線分と、時定数がパラメータとして設定された一次遅れ関数とに基づき、前記測定値の時系列データを予測する、
請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項5】
前記予測部は、
時系列の前記予測用のデータ値を用いて、予測用データに紐付けられた各時間における前記予測用のデータ値の集合体を生成し、生成された前記集合体の時系列の推移パターンに基づき、前記測定値の時系列データを予測する、
請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項6】
前記予測部は、
データ値を入力として特徴量を出力する学習済みの機械学習モデルに、前記予測用のデータ値を入力して出力される特徴量を用いて、前記測定値の時系列データを予測する、
請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ収集装置。
【請求項7】
前記記録制御部は、
前記測定値の時系列データの上限値および下限値に基づき決定されるレンジの範囲外になる前記実測値を記録する、
請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ収集装置。
【請求項8】
前記記録制御部は、
前記測定値の時系列データの上限値および下限値に基づき決定されるレンジの範囲内になる前記実測値を記録する、
請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ収集装置。
【請求項9】
記録された前記実測値と、前記実測値が記録されていない区間における前記測定値の時系列データとを復元する復元処理部と、
記録された前記実測値と、前記実測値が記録されていない区間は復元された前記測定値の時系列データとを用いて作成される時系列のグラフを出力する出力処理部を更に有する、
請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項10】
前記復元処理部は、
前記実測値が記録されていない区間において、予測用データに紐付けられた時間に対して定数を返す関数に基づき、前記測定値の時系列データを復元する、
請求項9に記載のデータ収集装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ収集装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
フィールド機器等のデバイスや各種センサ等により測定された電圧値、温度、電流値等の測定値を記録する記録計が知られている。当該記録計は、デバイスにより測定された測定値をチャネルごとに時系列の測定値として記録する。しかしながら、時系列の測定値を全て記録するとなるとデータ容量が大きくなり、記録計の記録媒体の交換作業が頻繁に発生する場合がある。
【0003】
そこで、一時的に保存したデータを所定量に分割し、分割されたデータから近似式を求め、当該近似式と実際のデータの偏差が所定の閾値を超える場合データの保存を決定する技術が知られている。すなわち、この技術は、全てのデータを保存するのではなく、実際のデータから算出された近似式と実際のデータとが閾値を超えて乖離する等の条件に当てはまるデータのみを保存することでデータを圧縮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平04-299478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した技術では、実測値を元に近似を行ってデータを削除することでデータ圧縮を行うことから、品質上重要なデータを削除することがあり、重要なデータの保全とデータ圧縮を両立させることが難しい。
【0006】
本発明は、重要なデータの保全とデータ圧縮を両立させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決し目的を達成するために、本発明のデータ収集装置は、デバイスから得られる測定値の予測に用いる予測用のデータ値を取得する取得部と、前記予測用のデータ値を用いて、前記測定値の時系列データを予測する予測部と、前記デバイスから実測値を取得した場合、予測された前記測定値の時系列データと前記実測値とに基づき、前記実測値の記録を制御する記録制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、重要なデータの保全とデータ圧縮を両立させるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るデータ収集装置を説明する図である。
参考技術の問題点の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るデータ収集装置の構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る測定データの一例を示す図である。
第1の実施形態に係る復元データの一例を示す図である。
第1の実施形態に係る予測値設定の拡張機能の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る圧縮処理条件設定手順についてのフローチャートである。
第1の実施形態に係る測定データの収集手順についてのフローチャートである。
第1の実施形態に係る圧縮処理手順についてのフローチャートである。
第1の実施形態に係る測定データ読出手順についてのフローチャートである。
第1の実施形態に係るデータ復元手順についてのフローチャートである。
第1の実施形態に係るデータ収集処理の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るデータ収集処理の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るデータ収集処理の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るデータ収集処理の一例を示す図である。
第2の実施形態に係るデータ収集装置を説明する図である。
本実施形態に係るデータ収集装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の一実施形態に係るデータ収集装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラムを、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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