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公開番号2025027695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132738
出願日2023-08-16
発明の名称仮留め器具
出願人個人
代理人
主分類D05B 85/00 20060101AFI20250220BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約【課題】ミシンで重ねた布等を、まち針を刺したり抜いたりしながら縫う作業が非常に煩雑であり、また、まち針が手に刺さるという障害リスクや、まち針と縫い針の交差による針の折れ、ミシン内部へのまち針の巻き込み、送り歯の摩耗等の課題がある。
【解決手段】本発明の仮留め器具は、まち針を使わずに重ねた布等を仮留めする代替策である。同器具は、針収容体6と台座3の間に挟んだ重ねた布等をハンドル1先に取り付けた針5を刺すことによって、上布の繊維を下布側へ、下布の繊維を上布側に引き出し、重ねた布等への仮留め効果を発揮するものである。針の側面には、布の繊維を布の下側に引き出す突起と布の繊維を布の上側に引き出す突起が付いている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
針(5)を取り付けたハンドル(1)と前記ハンドル(1)と端部で結合し、当該端部を回動軸として回動自在な台座(3)を備える仮留め器具であって、前記針(5)に突起部が設けられる仮留め器具。
続きを表示(約 79 文字)【請求項2】
更に前記ハンドル(1)と前記台座(3)との間に配置し、前記針(5)が収容される針収容体(6)を備えた請求項1記載の仮留め器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ミシンで伸縮性の布地やアップリケ縫い等をする際に、「重ねた布等」(以下、単に「布」という。)11のずれ防止と仮留めをする「まち針」16に替わる「仮留め器具」に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ミシンについて図10で説明すると、図10(a)と(b)はミシンの同じ部分の斜視図と側面図であるが、図10(b)の「布」11を上側の「押え」8と下側の「送り歯」7に挟み、図10(a)の「縫い針」10に通した糸で上下に絡めて縫製する機械である。機械の構造上「送り歯」7が直線的な動きをするため直線縫いを基本とするが、曲線縫いも可能である。
【0003】
曲線縫いをするには、「送り歯」7の直線運動に合わせて、「布」11を手で回転させる必要があるが、この方法では「押え」8と「送り歯」7の間に挟んだ「布」11の上下間でずれが生じる。そのため、現在では図11に示すように、ズレ防止のため上下の「布」11を「まち針」16で仮留めしている現状である。特に、曲線部分の半径が小さい場合は、ずれが大きくなるため「まち針」16を多用しなければならない。
【0004】
「まち針」16の替わりに図示しない「クリップ」で仮留めすることも可能であるが、取り付けや取り外しが面倒であり、細かい曲線縫いには不向きである。
一方、図12や特許文献1のホッチキスは、紙等を留めるものであって布を留めるものではない。
【0005】
したがって、現在のミシンは「布」11のずれ防止と仮留めに「まち針」16や「クリップ」等の補助具を使わなければならないという問題がある。これはミシンの操作性や効率性を低下させる要因となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-188658
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図10(b)に示すミシンで「布」11を縫う際に、「送り歯」7と「押え」8の間に挟んだ「布」11を、「押え」8に連動する「押え上げレバー」9を上げ下げし、「まち針」16を抜きながら縫う作業が非常に煩雑である。例えば、「まち針」16を50本使った場合は、「押え上げレバー」9の操作回数が100回になる。
【0008】
また、図11に示すような「布」11を、「まち針」16を使って仮留めする際は、「布」11への刺し方や刺す位置に気を配らなければならず、「まち針」16が手に刺さるという手への傷害リスクがあり、また「布」11を縫う際も、「まち針」16と「縫い針」10の交差による針の折れ、ミシン内部への「まち針」16の巻き込み、「送り歯」7の摩耗等の課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上のような問題点を解決するためには、ミシンで「布」11を縫う際に「まち針」16を使わない方法で「布」11を仮留めし、縫えるようにすることである。
【0010】
本発明は、図4における「針」5を取り付けた「ハンドル」1と前記「ハンドル」1と端部で結合し、当該端部を回動軸として回動自在な「台座」3を備える「仮留め器具」であって、前記「針」5に突起部が設けられる「仮留め器具」である。
(【0011】以降は省略されています)

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