TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024192243,2023103580
出願日
2024-10-31,2023-06-23
発明の名称
音声配信システム、音声配信方法及びプログラム
出願人
株式会社VARK
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250128BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】興趣性の高いオンラインカラオケサービスを実現する音声配信システム、音声配信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】音声通話に参加する複数のクライアント装置200への音声データの配信を制御する音声配信システムであって、APIサーバ140が、複数のクライアント装置からの歌唱要求を受け付け、配信サーバが、歌唱要求が受け付けられたことに応じて複数のクライアント装置を分類し、歌唱要求を受け付けた場合に、歌唱要求に応じて、歌唱を行わせる第1クライアント装置と歌唱を行わせない第2クライアント装置とに複数のクライアント装置を分類し、第1クライアント装置から取得した第1音声データを第2クライアント装置に配信する一方で、第2クライアント装置から取得した第2音声データを第1クライアント装置には配信しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
音声通話に参加する複数のクライアント装置への音声データの配信を制御する音声配信システムであって、
前記複数のクライアント装置における音声入力に基づいた音声データを取得する音声取得手段と、
1つのクライアント装置から取得した音声データを、前記複数のクライアント装置のうちの当該1つのクライアント装置を除くクライアント装置に配信する音声配信手段と、
前記複数のクライアント装置からの歌唱要求を受け付ける受付手段と、
前記歌唱要求が受け付けられたことに応じて前記複数のクライアント装置を分類する分類手段と、
を有し、
前記歌唱要求を受け付けた場合に、
前記分類手段は当該歌唱要求に応じて、歌唱を行わせる第1クライアント装置と歌唱を行わせない第2クライアント装置とに前記複数のクライアント装置を分類し、
前記音声配信手段は、前記第1クライアント装置から取得した第1音声データを前記第2クライアント装置に配信する一方で、前記第2クライアント装置から取得した第2音声データを前記第1クライアント装置に配信しない
ことを特徴とする音声配信システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記音声配信手段は、前記歌唱要求を受け付けた場合に、前記第1音声データと前記第2音声データとを並行して前記第2クライアント装置に配信することを特徴とする請求項1に記載の音声配信システム。
【請求項3】
前記音声配信手段は、前記歌唱要求を受け付けた場合に、前記第1音声データと前記第2音声データとを合成せずに前記第2クライアント装置に配信することを特徴とする請求項1に記載の音声配信システム。
【請求項4】
前記音声配信手段は、前記第2音声データよりも高いビットレートで前記第1音声データを配信することを特徴とする請求項1に記載の音声配信システム。
【請求項5】
前記分類手段は、前記第1クライアント装置における歌唱の終了に応じて前記複数のクライアント装置の分類を解除することを特徴とする請求項1に記載の音声配信システム。
【請求項6】
前記複数のクライアント装置の各々は、
音声入力に基づいて音声データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された音声データを送出する音声送信手段と、
前記音声配信手段により配信された音声データを受信して再生する音声再生手段と、
を有し、
前記第2クライアント装置の前記音声再生手段は、受信した前記第1音声データと前記第2音声データとを並行して再生する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の音声配信システム。
【請求項7】
前記音声通話は、仮想空間に配置された前記複数のクライアント装置の各々に対応付けられたアバタの表示を伴って行われるものであり、
前記音声配信システムは、
前記複数のクライアント装置の各々から、当該クライアント装置に対応付けられたアバタの状態に関する状態データを取得する状態取得手段と、
前記状態取得手段により取得された状態データを前記複数のクライアント装置に共有する共有手段と、
をさらに有し、
前記複数のクライアント装置の各々は、
当該クライアント装置に対応付けられたアバタに係る状態データを送出する状態送信手段と、
前記共有手段により共有された状態データに基づいて、前記複数のクライアント装置の各々に対応付けられたアバタが配置された前記仮想空間を表示手段に表示させる表示制御手段と、
をさらに有する
ことを特徴とする請求項6に記載の音声配信システム。
【請求項8】
前記第1クライアント装置の前記表示制御手段は、前記歌唱要求に対応する歌詞を示す歌詞オブジェクトがさらに配置された前記仮想空間を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7に記載の音声配信システム。
【請求項9】
前記仮想空間は、前記歌唱要求を受け付けていない場合に前記複数のクライアント装置の各々に対応付けられたアバタが配置される第1エリアと、当該第1エリアに隣接し、前記歌唱要求を受け付けた場合に前記第1クライアント装置に対応付けられたアバタが配置される第2エリアと、を含み、
前記歌詞オブジェクトは、前記第1エリアに配置される
ことを特徴とする請求項8に記載の音声配信システム。
【請求項10】
前記歌詞オブジェクトは、前記第2クライアント装置に対応付けられたアバタよりも前記第2エリアから遠離した位置に配置されることを特徴とする請求項9に記載の音声配信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声配信システム、音声配信方法及びプログラムに関し、特に両眼立体視コンテンツの配信技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
オンライン会議システムを利用してオンラインのカラオケを実現するオンラインカラオケサーバ装置がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-083689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、オンライン会議システムでは、サーバを介して参加者の音声データを送受信するため、必然的に参加者が発話したタイミングから遅延して他の参加者に発話内容が伝達される。従って、このようなシステム環境下でカラオケを行った場合、いずれか参加者の歌唱中、他の参加者がリアクションしたり楽曲に合わせて歌ったりして発生した音声が歌唱者に遅延して伝達することで、歌唱者の歌唱体験が損なわれ得る。
【0005】
故に、従前のオンラインカラオケサービスでは、いずれかの参加者が歌唱中である場合には、通話機能を中断する運用がなされているが、参加者同士が歌唱の都度コミュニケーションできなくなるため興趣性が低減し得る。
【0006】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、興趣性の高いオンラインカラオケサービスを提供する音声配信システム、音声配信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の目的を達成するために、本発明の音声配信システムは、音声通話に参加する複数のクライアント装置への音声データの配信を制御する音声配信システムであって、複数のクライアント装置における音声入力に基づいた音声データを取得する音声取得手段と、1つのクライアント装置から取得した音声データを、複数のクライアント装置のうちの当該1つのクライアント装置を除くクライアント装置に配信する音声配信手段と、複数のクライアント装置からの歌唱要求を受け付ける受付手段と、歌唱要求が受け付けられたことに応じて複数のクライアント装置を分類する分類手段と、を有し、歌唱要求を受け付けた場合に、分類手段は当該歌唱要求に応じて、歌唱を行わせる第1クライアント装置と歌唱を行わせない第2クライアント装置とに複数のクライアント装置を分類し、音声配信手段は、第1クライアント装置から取得した第1音声データを第2クライアント装置に配信する一方で、第2クライアント装置から取得した第2音声データを第1クライアント装置に配信しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このような構成により本発明によれば、興趣性の高いオンラインカラオケサービスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態及び変形例に係る音声配信システムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る配信サーバ100のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアント装置200のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るカラオケルームを説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係るカラオケ機能の利用時に提示される画面例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る配信サーバ100において実行される音声配信処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
セイコーエプソン株式会社
吸音ボード
8日前
日産自動車株式会社
防音構造体
8日前
京セラ株式会社
音出力装置及び音出力方法
8日前
コスモネクスト株式会社
入力支援プログラム及び入力支援方法
1日前
日本放送協会
音声認識装置およびプログラム
8日前
本田技研工業株式会社
能動型騒音低減装置
8日前
株式会社コルグ
音波生成装置、音波生成方法、プログラム
1日前
ソフトバンクグループ株式会社
行動制御システム
1日前
永楽電気株式会社
放送音声文字化システム及び放送設備における故障診断方法
8日前
ドーナッツロボティクス株式会社
音声処理システム、音声処理方法
1日前
三菱重工業株式会社
サイレンサ
14日前
ソフトバンクグループ株式会社
データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム
8日前
株式会社アナザーウェア
鍵盤画面表示プログラム及びそのシステム
14日前
日産自動車株式会社
シート状防音構造体、並びにこれを用いた自動車用部品およびダクト閉塞用蓋部品
2日前
カシオ計算機株式会社
モジュール及びウェアラブル機器
3日前
日本電信電話株式会社
音声認識装置、音声認識方法及び音声認識プログラム
2日前
株式会社東芝
推定プログラム、学習プログラム、推定装置、学習装置、推定方法、学習方法、および学習モデル
1日前
ドルビー・インターナショナル・アーベー
信号生成システム及び信号生成方法
14日前
日産自動車株式会社
シート状防音構造体およびその製造方法、並びにこれを用いた自動車用部品およびダクト閉塞用蓋部品
2日前
株式会社VARK
音声配信システム、音声配信方法及びプログラム
3日前
ヤマハ株式会社
操作位置出力装置、操作位置出力方法およびプログラム
14日前
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
信号処理装置、方法、プログラム、および認知機能改善システム
8日前
ドルビー・インターナショナル・アーベー
圧縮された音または音場表現のための層構成の符号化
3日前
ホアウェイ技術有限公司
信号分類方法および信号分類デバイス
3日前
ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
低複雑性低ビットレート6DOF HOAのレンダリング方法および装置
3日前
ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
エンコードされた6DOFオーディオビットストリームのレンダリング及び遅延型更新
10日前
華為技術有限公司
マルチチャネル信号を符号化する方法及びエンコーダ
3日前
トラスティーズ オブ ボストン ユニバーシティ
超開放型メタマテリアルを使用した空気透過選択性音響消音装置
10日前
フラウンホーファー-ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン
変換長切替えをサポートする周波数ドメインオーディオ符号化
10日前
シャープ株式会社
ビデオ符号化におけるパラメータをシグナリングするためのシステム及び方法
3日前
他の特許を見る