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公開番号
2025008896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111503
出願日
2023-07-06
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20250109BHJP(光学)
要約
【課題】 表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 導光素子は、第3基材と、前記第3透基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、を備え、前記透明層は、前記第1方向に並んで配列される、複数の帯部を有し、前記複数の帯部それぞれは、第1辺、第2辺、及び第3辺を有する三角形状を有し、前記第1辺は、前記第2辺及び前記第3辺より短く、前記第2辺は、前記第3辺より短く、前記第1辺は、第1方向に沿って延伸し、前記第1辺の中心の第1点、及び、前記第2辺及び前記第3辺が交差する第2点を結ぶ仮想線の延伸方向を、前記複数の帯部それぞれの延伸方向とし、前記延伸方向は、第2方向に対して4°傾いており、前記第1辺の長さは、複数の信号線の間隔より短い。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板と、第2基板と、高分子分散液晶を有する液晶層と、を備える、表示パネルと、
複数の発光素子と、
導光素子と、
を備え、
前記第1基板は、
第1基材と、
前記第1基材上に設けられ、第1方向に沿って延伸し、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配列される、複数の走査線と、
前記第1基材上に設けられ、前記第2方向に沿って延伸し、前記第1方向に沿って並んで配列される、複数の信号線と、
前記複数の走査線及び前記複数の信号線と電気的に接続された、複数のスイッチング素子と、
前記複数のスイッチング素子と電気的に接続された、複数の画素電極と、
を備え、
前記第2基板は、
第2基材と、
前記複数の画素電極と対向する、共通電極と、
を備え、
前記導光素子は、
第3基材と、
前記第3基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、
を備え、
前記透明層は、前記第1方向に並んで配列される、複数の帯部を有し、
前記複数の帯部それぞれは、第1辺、第2辺、及び第3辺を有する三角形状を有し、
前記第1辺は、前記第2辺及び前記第3辺より短く、
前記第2辺は、前記第3辺より短く、
前記第1辺は、前記第1方向に沿って延伸し、
前記第1辺の中心の第1点、及び、前記第2辺及び前記第3辺が交差する第2点を結ぶ仮想線の延伸方向を、前記複数の帯部それぞれの延伸方向とし、
前記延伸方向は、前記第2方向に対して4°傾いており、
前記第1辺の長さは、前記複数の信号線の間隔より短い、表示装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記第1辺の長さは、133.2μmであり、
前記複数の信号線の間隔は、360μmである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記透明層は、シロキサン系樹脂又はフッ素系樹脂である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第3基材の屈折率は1.5であり、前記透明層の屈折率は1.0乃至1.4である、請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
高分子分散液晶(PDLC;Polymer Dispersed Liquid Crystal)を用いて入射光を散乱する散乱状態と入射光を透過する透過状態とを切り替え可能な表示装置が提案されている。PDLCを使用した透明な表示装置には、導光板の端部に光源を配置するエッジライト方式が採用されている。しかし、エッジライト方式をPDLC表示装置に用いると、光源から離れるにつれて表示面の輝度が低下するという問題があった。
【0003】
このような問題を解決するために、二等辺三角形形状に設けられた低屈折率の透明層を有する導光素子を、液晶パネル上に設ける表示装置が開発されている(特許文献3及び特許文献4参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献3及び特許文献4に示される表示装置では、当該二等辺三角形形状の透明層及び画素の間でモアレを起こしてしまうという、新たな問題が発生している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-032411号公報
特開2020-016724号公報
特開2022-174556号公報
国際公開第2022/158477号
国際公開第2022/158478号
国際公開第2020/022112号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本実施形態の目的は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る表示装置は、
第1基板と、第2基板と、高分子分散液晶を有する液晶層と、を備える、表示パネルと、
複数の発光素子と、
導光素子と、
を備え、
前記第1基板は、
第1基材と、
前記第1基材上に設けられ、第1方向に沿って延伸し、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配列される、複数の走査線と、
前記第1基材上に設けられ、前記第2方向に沿って延伸し、前記第1方向に沿って並んで配列される、複数の信号線と、
前記複数の走査線及び前記複数の信号線と電気的に接続された、複数のスイッチング素子と、
前記複数のスイッチング素子と電気的に接続された、複数の画素電極と、
を備え、
前記第2基板は、
第2基材と、
前記複数の画素電極と対向する、共通電極と、
を備え、
前記導光素子は、
第3基材と、
前記第3基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、
を備え、
前記透明層は、前記第1方向に並んで配列される、複数の帯部を有し、
前記複数の帯部それぞれは、第1辺、第2辺、及び第3辺を有する三角形状を有し、
前記第1辺は、前記第2辺及び前記第3辺より短く、
前記第2辺は、前記第3辺より短く、
前記第1辺は、前記第1方向に沿って延伸し、
前記第1辺の中心の第1点、及び、前記第2辺及び前記第3辺が交差する第2点を結ぶ仮想線の延伸方向を、前記複数の帯部それぞれの延伸方向とし、
前記延伸方向は、前記第2方向に対して4°傾いており、
前記第1辺の長さは、前記複数の信号線の間隔より短い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の表示装置の概略的な構成を示す平面図である。
図2は、図1に示した表示パネルの概略的な構成を示す断面図である。
図3は、表示装置の主要部を示す分解斜視図である。
図4は、表示装置の概略的な構成の一例を示す断面図である。
図5は、導光素子の概略的な構成の一例を示す平面図である。
図6は、導光素子の概略的な構成の一例を示す平面図である。
図7は、帯部のピッチを変化させたときのモアレの強度及びピッチのシミュレーション結果である。
図8は、帯部の延伸する方向が傾いているとき、モアレが発生しないことを示す図である。
図9は、帯部の延伸する方向が傾いていないとき、モアレが発生することを示す図である。
図10は、帯部のピッチを変化させたとき、及び、帯部の延伸方向を変えたときに、モアレの発生の様子を示すシミュレーション結果である。
図11は、帯部のピッチを変化させたとき、及び、帯部の延伸方向を変えたときに、モアレの発生の様子を示すシミュレーション結果である。
図12は、帯部のピッチを変化させたとき、及び、帯部の延伸方向を変えたときに、モアレの発生の様子を示すシミュレーション結果である。
図13は、帯部のピッチを変化させたとき、及び、帯部の延伸方向を変えたときに、モアレの発生の様子を示すシミュレーション結果である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
本明細書で述べる実施形態は、一般的なものでなく、本発明の同一又は対応する特別な技術的特徴について説明する実施形態である。以下、図面を参照しながら一実施形態に係る表示装置について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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