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公開番号2025006915
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107966
出願日2023-06-30
発明の名称測距装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約【課題】ロータマグネットの移動を規制可能な測距装置を提供する。
【解決手段】測距装置1は、外部に光を走査し、物体にて反射される光を検出することで物体との距離を計測するものであって、ミラー18と、スピンドル13と、揺動モータ20と、を備える。ミラー18は、揺動駆動されることで光を外部へ走査する。スピンドル13は、ミラー18が固定されている。揺動モータ20は、スピンドル13に挿通される筒状のロータマグネット22、および、ロータマグネット22をスピンドル13に固定するロータ固定部31を有し、通電によりスピンドル13を揺動駆動する。ロータマグネット22は、軸方向、径方向、および、スピンドル13の回転方向への移動がロータ固定部31により規制される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部に光を走査し、物体にて反射される光を検出することで前記物体との距離を計測する測距装置であって、
揺動駆動されることで光を外部へ走査するミラー(18)と、
前記ミラーが固定される揺動軸(13)と、
前記揺動軸に挿通される筒状のロータマグネット(22)、および、前記ロータマグネットを前記揺動軸に固定するロータ固定部(31、37、41、46、48)を有し、通電により前記揺動軸を揺動駆動するアクチュエータ(20)と、
を備え、
前記ロータマグネットは、軸方向、径方向、および、前記揺動軸に対する回転方向への移動が前記ロータ固定部により規制される測距装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記ロータ固定部(31)は、前記揺動軸に固定される保持板(32、38)を有し、
前記ロータマグネットの軸方向の一方側の端面は、介在物(33)にて前記保持板に固定されている請求項1に記載の測距装置。
【請求項3】
前記保持板(38)の前記ロータマグネットと対向する側の面である接着面(385)には、前記介在物を介さずに前記ロータマグネットと当接するマグネット当接部(381)が突出して形成されている請求項2に記載の測距装置。
【請求項4】
前記接着面には、溝部(382)が形成されている請求項3に記載の測距装置。
【請求項5】
前記ロータ固定部(41、46、48)は、基部(421)にて前記揺動軸に固定される保持板(42、47、49)を有し、
前記基部から突出して形成される突出部(422、423、492)は、前記ロータマグネットの軸方向の一方側の端面に設けられる嵌合溝(222~224)に嵌まり合っている請求項1に記載の測距装置。
【請求項6】
前記突出部(422)および前記嵌合溝(222)は、前記揺動軸の径方向外側にて、径方向に延びる直線に沿って複数形成されている請求項5に記載の測距装置。
【請求項7】
前記突出部(423、492)は、柱状に形成されている請求項5に記載の測距装置。
【請求項8】
前記ロータ固定部は、前記ロータマグネットを挟んで前記保持板と反対側に設けられる弾性部材(35、44)を有する請求項2~7のいずれか一項に記載の測距装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測距装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、送信波を照射し、照射した送信波の物体からの反射波を検出することで物体までの距離等を検出する測距装置が知られている。例えば特許文献1の回転往復駆動アクチュエータは、ライダ(LiDAR:Light Detection and Ranging)装置に用いられており、回転軸に固定されたマグネットが発生される磁束によって往復駆動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-43027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、回転軸およびマグネットは、スペーサと予圧ばねにて、スラスト方向への移動が規制されている。しかしながら、回転方向や径方向の移動に対しての規制は設けられていない。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロータマグネットの移動を規制可能な測距装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の測距装置は、外部に光を走査し、物体にて反射される光を検出することで物体との距離を計測する測距装置であって、ミラー(18)と、揺動軸(13)と、アクチュエータ(20)と、を備える。ミラーは、揺動駆動されることで光を外部へ走査する。揺動軸は、ミラーが固定される。アクチュエータは、揺動軸に挿通される筒状のロータマグネット(22)、および、ロータマグネットを揺動軸に固定するロータ固定部(31、41、48)を有し、通電により揺動軸を揺動駆動する。ロータマグネットは、軸方向、径方向および揺動軸に対する回転方向への移動がロータ固定部により規制される。これにより、ロータマグネットの移動を適切に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による測距装置を示す模式図である。
第1実施形態による測距装置の揺動アクチュエータを示す断面図である。
第1実施形態によるロータ固定部を示す断面図である。
第2実施形態によるロータ固定部を示す断面図である。
第3実施形態によるロータ固定部を示す断面図である。
図5のVI-VI線断面図である。
図6のVII方向矢視図である。
第4実施形態によるロータ固定部を示す断面図である。
第5実施形態による突出部および溝部を示す断面図である。
第6実施形態によるロータ固定部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明による測距装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
第1実施形態を図1~図3に示す。図1に示すように、測距装置1は、光を照射し、光が照射された物体からの反射光を検出することにより、物体との距離を測定するライダ(LiDAR:Light Detection and Ranging)装置である。測距装置1は、例えば車両に搭載され、車両前方に存在する物体の検出に用いられる。
【0010】
測距装置1は、発光部91と、受光部92と、揺動アクチュエータ5と、を備え、筐体93に収容されている。発光部91は、光ビームBを間欠的に出力する。出力された光ビームBは、揺動駆動されるミラー18で反射され、光学窓94から外部に出射される。受光部92は、光ビームBが照射された物体からの反射光を受光する。受光部92にて検出された光は電気信号に変換され、物体との距離演算に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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