TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025001132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100556
出願日2023-06-20
発明の名称コネクタホルダユニット、及び、コネクタホルダ
出願人矢崎総業株式会社,トヨタ車体株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/73 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】適正に一纏まりにしておくことができるコネクタホルダユニット、及び、コネクタホルダを提供することを目的とする。
【解決手段】1対のコネクタホルダ10、20の一方は、仮保持孔部13を有し、1対のコネクタホルダ10、20の他方は、仮保持孔部13に着脱可能に仮保持される仮保持片部23を有し、仮保持片部23は、板状本体部23aにおいて端面23acから突出して形成され差し込み先端23ae側に位置する第1突起部23bと、板状本体部23aにおいて端面23adから突出して形成され差し込み基端23af側に位置する第2突起部23cとを含み、仮保持片部23が仮保持孔部13に仮保持された状態で、第2突起部23cが仮保持孔部13の内面13fに当接して当該仮保持片部23を一方側に押し付け、第1突起部23bが仮保持孔部13の外側で当該仮保持孔部13の外側縁面13gに係止される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれコネクタを保持する1対のコネクタホルダを備え、
前記1対のコネクタホルダの一方は、挿抜方向に沿って貫通して形成された仮保持孔部を有し、
前記1対のコネクタホルダの他方は、前記仮保持孔部に対して前記挿抜方向に沿って差し込まれ当該仮保持孔部に着脱可能に仮保持される仮保持片部を有し、
前記仮保持片部は、板状に形成された板状本体部と、前記板状本体部において前記挿抜方向及び当該板状本体部の板厚方向と交差する幅方向の一方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み先端側に位置する第1突起部と、前記板状本体部において前記幅方向の他方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み基端側に位置する第2突起部とを含み、前記仮保持片部が前記仮保持孔部に仮保持された状態で、前記第2突起部が前記仮保持孔部の前記幅方向の他方側の内面に当接して当該仮保持片部を前記幅方向の一方側に押し付け、前記第1突起部が前記仮保持孔部の外側で当該仮保持孔部の外側縁面に係止される、
コネクタホルダユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1突起部の突出先端と前記板状本体部における前記幅方向の前記他方の端面との前記幅方向に沿った距離、前記第2突起部の突出先端と前記板状本体部における前記幅方向の前記一方の端面との前記幅方向に沿った距離、及び、前記仮保持孔部の前記幅方向の一方側の内面において前記挿抜方向と平行な平行面と前記仮保持孔部の前記幅方向の前記他方側の内面において前記挿抜方向と平行でかつ前記仮保持片部が前記仮保持孔部に仮保持された状態で前記第2突起部が当接する平行面との前記幅方向に沿った距離は、同等に設定される、
請求項1に記載のコネクタホルダユニット。
【請求項3】
前記第1突起部の突出先端と前記第2突起部の突出先端との前記挿抜方向に沿った距離は、0より大きく、かつ、前記仮保持孔部の前記幅方向の内面において前記挿抜方向と平行な平行面の前記挿抜方向に沿った長さ以下に設定される、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタホルダユニット。
【請求項4】
前記仮保持孔部は、前記幅方向の一方側の内面において前記仮保持片部を差し込み可能な差し込み開口側に形成され、当該仮保持片部の差し込み動作に伴って前記第1突起部を当該仮保持孔部の内側に案内可能である第1テーパ面、及び、前記幅方向の前記他方側の内面において前記差し込み開口側に形成され、当該仮保持片部の差し込み動作に伴って前記第2突起部を当該仮保持孔部の内側に案内可能である第2テーパ面を含む、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタホルダユニット。
【請求項5】
前記第1突起部、及び、前記第2突起部は、突出先端が曲面状に形成される
請求項1又は請求項2に記載のコネクタホルダユニット。
【請求項6】
前記仮保持片部は、前記板状本体部において前記板厚方向の一方の主面から当該板厚方向に沿って突出して形成され、前記仮保持孔部の外側縁面に係止可能である第3突起部を含む、
請求項1又は請求項2に記載のコネクタホルダユニット。
【請求項7】
コネクタを保持する本体部と、
前記本体部から突出して形成され、対象部材において挿抜方向に沿って貫通して形成された仮保持孔部に対して前記挿抜方向に沿って差し込まれ当該仮保持孔部に着脱可能に仮保持される仮保持片部とを備え、
前記仮保持片部は、板状に形成された板状本体部と、前記板状本体部において前記挿抜方向及び当該板状本体部の板厚方向と交差する幅方向の一方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み先端側に位置する第1突起部と、前記板状本体部において前記幅方向の他方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み基端側に位置する第2突起部とを含み、前記仮保持片部が前記仮保持孔部に仮保持された状態で、前記第2突起部が前記仮保持孔部の前記幅方向の他方側の内面に当接して当該仮保持片部を前記幅方向の一方側に押し付け、前記第1突起部が前記仮保持孔部の外側で当該仮保持孔部の外側縁面に係止される、
コネクタホルダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタホルダユニット、及び、コネクタホルダに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタホルダにコネクタを保持する技術がある。例えば、特許文献1には、ホルダ本体と、コネクタを着脱可能な少なくとも1つのロック部と、ホルダ本体を被取付部に取り付けるための取付部とを備えるコネクタホルダが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-42981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コネクタホルダは、例えば、車両に組み付ける際に複数を一括で当該車両に持ち込む場合があるが、このような場合にこれらを適正に一纏まりにしておくことができる構成が望まれている。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に一纏まりにしておくことができるコネクタホルダユニット、及び、コネクタホルダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタホルダユニットは、それぞれコネクタを保持する1対のコネクタホルダを備え、前記1対のコネクタホルダの一方は、挿抜方向に沿って貫通して形成された仮保持孔部を有し、前記1対のコネクタホルダの他方は、前記仮保持孔部に対して前記挿抜方向に沿って差し込まれ当該仮保持孔部に着脱可能に仮保持される仮保持片部を有し、前記仮保持片部は、板状に形成された板状本体部と、前記板状本体部において前記挿抜方向及び当該板状本体部の板厚方向と交差する幅方向の一方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み先端側に位置する第1突起部と、前記板状本体部において前記幅方向の他方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み基端側に位置する第2突起部とを含み、前記仮保持片部が前記仮保持孔部に仮保持された状態で、前記第2突起部が前記仮保持孔部の前記幅方向の他方側の内面に当接して当該仮保持片部を前記幅方向の一方側に押し付け、前記第1突起部が前記仮保持孔部の外側で当該仮保持孔部の外側縁面に係止される。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタホルダは、コネクタを保持する本体部と、前記本体部から突出して形成され、対象部材において挿抜方向に沿って貫通して形成された仮保持孔部に対して前記挿抜方向に沿って差し込まれ当該仮保持孔部に着脱可能に仮保持される仮保持片部とを備え、前記仮保持片部は、板状に形成された板状本体部と、前記板状本体部において前記挿抜方向及び当該板状本体部の板厚方向と交差する幅方向の一方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み先端側に位置する第1突起部と、前記板状本体部において前記幅方向の他方の端面から当該幅方向に沿って突出して形成され前記仮保持孔部に対する差し込み基端側に位置する第2突起部とを含み、前記仮保持片部が前記仮保持孔部に仮保持された状態で、前記第2突起部が前記仮保持孔部の前記幅方向の他方側の内面に当接して当該仮保持片部を前記幅方向の一方側に押し付け、前記第1突起部が前記仮保持孔部の外側で当該仮保持孔部の外側縁面に係止される。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタホルダユニット、及び、コネクタホルダは、適正に一纏まりにしておくことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコネクタホルダユニットが適用されたワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタホルダユニットが適用されたワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの仮保持構造を含む部分斜視図である。
図4は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの仮保持構造を含む部分分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの仮保持構造を含む部分分解斜視図である。
図6は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの仮保持孔部を含む部分断面図である。
図7は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの仮保持片部を含む部分側面図である。
図8は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの動作を説明する部分断面図である。
図9は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの動作を説明する部分断面図である。
図10は、実施形態に係るコネクタホルダユニットの動作を説明する部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
雄端子
1か月前
個人
後付地震遮断機
1か月前
個人
安全なNAS電池
13日前
個人
超精密位置決め機構
1か月前
愛知電機株式会社
電力機器
1か月前
ヒロセ電機株式会社
端子
1か月前
日機装株式会社
加圧装置
29日前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
8日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
20日前
エイブリック株式会社
半導体装置
10日前
エイブリック株式会社
半導体装置
10日前
ローム株式会社
半導体装置
29日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
オムロン株式会社
電磁継電器
17日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
20日前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
8日前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
今日
ニチコン株式会社
コンデンサ
1日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
1か月前
住友電装株式会社
端子
1か月前
ニチコン株式会社
コンデンサ
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
株式会社カネカ
二次電池
23日前
マクセル株式会社
配列用マスク
今日
日本化薬株式会社
電流遮断装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
27日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
10日前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
24日前
ローム株式会社
半導体装置
24日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
29日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
29日前
ローム株式会社
半導体装置
9日前
続きを見る