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公開番号
2024180114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099573
出願日
2023-06-16
発明の名称
電磁継電器
出願人
株式会社デンソー
,
株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
50/00 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】アークを遮断する性能を向上させることができる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器(10)は、所定間隔で配置された一対の固定接触子(11,13)と、一対の固定接触子に対して近接及び離間して一対の固定接触子の間を導通及び遮断する可動接触子(15,17)と、一対の固定接触子と可動接触子との接触部(13,15)を収納し、固定接触子と可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室(22)が形成された接触子ハウジング(20,21,31,32)と、アークを所定方向に引き伸ばして消弧室へ誘導する磁界を発生させる磁石と、を備える。接触子ハウジングにおいて、接触部よりも所定方向の位置に、消弧室を消弧室の外部と連通させる連通孔(40)が形成されている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定間隔で配置された一対の固定接触子(11,12,13,14)と、前記一対の固定接触子に対して近接及び離間して前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断する可動接触子(15,17,18)と、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部(13,14,17,18)を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室(22)が形成された接触子ハウジング(20,21,31,32)と、前記アークを所定方向に引き伸ばして前記消弧室へ誘導する磁界を発生させる磁石(51,52)と、を備える電磁継電器(10)であって、
前記接触子ハウジングにおいて、前記接触部よりも前記所定方向の位置に、前記消弧室を前記消弧室の外部と連通させる連通孔(40,140,240)が形成されている、電磁継電器。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記連通孔は、前記接触子ハウジングにおいて前記所定方向の端部に形成されている、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記一対の固定接触子の一方から他方まで前記可動接触子が延びる方向において、前記連通孔の幅(W1,W1A)は前記固定接触子における前記所定方向の端部(11a,12a)の幅(W2,W2A)よりも広い、請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記連通孔における前記消弧室側の開口(40a)は、前記連通孔における前記消弧室と反対側の開口(40b)よりも大きい、請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して近接させる電磁力を発生する電磁コイル(71)と、前記電磁コイルを収納するコイルハウジング(20,31,32)とを備え、
前記連通孔は、前記消弧室と前記コイルハウジングの内部とを連通させている、請求項1又は2に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記コイルハウジングには、前記コイルハウジングの内部を外気と連通させる通気孔(47)が形成されている、請求項5に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記コイルハウジングにおいて、前記所定方向の端部が前記連通孔により前記消弧室と連通しており、前記所定方向と反対側の端部が前記通気孔により前記外気と連通している、請求項6に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、第1固定部材と第2固定部材とに両端が接離する可動部材を備え、接触子ハウジングには、第1,第2固定部材と可動部材との接触部にそれぞれ形成された第1,第2接点対の側方に消弧室が形成されており、接点対に生じたアークを磁石の磁界により消弧室へ誘導する電磁継電器がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-73352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、電気自動車等では電磁継電器に大電流が流れるため、電磁継電器でアークを遮断しにくくなっている。このため、電磁継電器において、アークを遮断する性能を向上させることが望まれている。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、アークを遮断する性能を向上させることができる電磁継電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための第1の手段は、
所定間隔で配置された一対の固定接触子(11,12,13,14)と、前記一対の固定接触子に対して近接及び離間して前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断する可動接触子(15,17,18)と、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部(13,14,17,18)を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室(22)が形成された接触子ハウジング(20,21,31,32)と、前記アークを所定方向に引き伸ばして前記消弧室へ誘導する磁界を発生させる磁石(51,52)と、を備える電磁継電器(10)であって、
前記接触子ハウジングにおいて、前記接触部よりも前記所定方向の位置に、前記消弧室を前記消弧室の外部と連通させる連通孔(40,140,240)が形成されている。
【0007】
上記構成によれば、一対の固定接触子は所定間隔で配置されている。可動接触子は、前記一対の固定接触子に対して近接及び離間して、前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断する。このため、可動接触子が一対の固定接触子に近接して一対の固定接触子の間を導通させた状態から、可動接触子が一対の固定接触子から離間して一対の固定接触子の間を遮断する際に、固定接触子と可動接触子との間にアークが生じることがある。
【0008】
この点、接触子ハウジングは、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室が形成されている。そして、磁石は、前記アークを所定方向に引き伸ばして前記消弧室へ誘導する磁界を発生させる。このため、固定接触子と可動接触子との間に生じたアークを、磁石の磁界により所定方向に引き伸ばして消弧室へ誘導することができ、アークを冷却して遮断することができる。しかし、電磁継電器に大電流が流れる場合は、電磁継電器でアークを遮断しにくくなる。
【0009】
そこで、前記接触子ハウジングにおいて、前記接触部よりも前記所定方向の位置に、前記消弧室を前記消弧室の外部と連通させる連通孔が形成されている。このため、アークを連通孔に近付ける方向に引き伸ばすことができる。そして、アークにより発生した熱と、アークにより上昇した圧力とを、連通孔から消弧室の外部へ逃がすことができる。したがって、アークを効率的に冷却することができ、アークを遮断する性能を向上させることができる。
【0010】
第2の手段では、前記連通孔は、前記接触子ハウジングにおいて前記所定方向の端部に形成されている。こうした構成によれば、アークが前記所定方向へ接触子ハウジングの端部まで引き伸ばされた状態において、アークを連通孔に最も近付けることができる。したがって、アークが遮断されずに接触子ハウジングにおいて前記所定方向の端部まで引き伸ばされた場合に、アークを遮断しやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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