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公開番号
2024171666
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088803
出願日
2023-05-30
発明の名称
電磁継電器
出願人
株式会社デンソー
,
株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
50/54 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】可動接触子の回転量が大きくなることを抑制する。
【解決手段】電磁継電器は、一対の固定接触子と、一対の固定接触子に対して第1方向(D1)に近接及び離間し、第1方向に延びる所定軸線(C1)を中心として回転し得る可動接触子(15)と、消弧室が形成されたハウジングと、可動接触子と共に回転する部材に接続され、第1方向に垂直な第2方向(D2)に突出する当接部材(31,36)と、ハウジングに接続され、当接部材の先端部(31a,36a)が挿入される凹部(42、47)が形成された被当接部材(41,46)と、を備える。当接部材の先端部の外面と凹部の内面との間にクリアランス(A)が設定されており、可動接触子が所定軸線を中心として回転した際に、凹部において当接部材に対して第1方向及び第2方向に垂直な第3方向(D3)に配置された内面に、当接部材の先端部の外面が当接して可動接触子の回転が規制される。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
所定間隔で配置された一対の固定接触子(11,12)と、前記一対の固定接触子に対して第1方向(D1)に近接及び離間して前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断し、前記第1方向に延びる所定軸線(C1)を中心として回転し得る可動接触子(15)と、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室(22,23)が形成されたハウジング(21)と、を備える電磁継電器(10)であって、
前記可動接触子と共に回転する部材(15,30)に接続され、前記第1方向に垂直な第2方向(D2)に突出する当接部材(31,36,131,136,231,236,331,336)と、
前記ハウジングに接続され、前記当接部材の先端部(31a,36a,131a,136a,231a,236a,331a,336a)が挿入される凹部(42,47,342,347)が形成された被当接部材(41,46,341,346)と、を備え、
前記当接部材の前記先端部の外面(31b,31c,331b,336b)と前記凹部の内面(42a,42b,42c,342a,342b,347a,347b)との間にクリアランス(A,B)が設定されており、
前記可動接触子が前記所定軸線を中心として回転した際に、前記凹部において前記当接部材に対して前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向(D3)に配置された内面(42a,42b,342a,342b,347a,347b)に、前記当接部材の前記先端部の前記外面(31b,331b,336b)が当接して前記可動接触子の回転が規制される、電磁継電器。
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【請求項2】
前記可動接触子は長手方向を有する形状に形成され、
前記可動接触子における前記長手方向の両端部(15a,15b)が、前記一対の固定接触子に対してそれぞれ近接及び離間し、
前記長手方向に垂直であり且つ前記可動接触子における前記長手方向の中央を通る仮想平面(S2)が、前記被当接部材の前記凹部(42,47)を通過している、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記仮想平面は前記当接部材(31,36)を通過している、請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記可動接触子は長手方向を有する形状に形成され、
前記第1方向及び前記長手方向に垂直な前記可動接触子の短手方向において、前記短手方向に垂直であり且つ前記可動接触子における前記短手方向の中央を通る仮想平面(S1)が、前記被当接部材の前記凹部(342,347)を通過している、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記仮想平面は前記当接部材(331,336)を通過している、請求項4に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記当接部材及び前記被当接部材により構成される回転規制機構(40,45,340,345)は、前記可動接触子に対して両側に1つずつ設けられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、所定間隔を保って配置された一対の固定接触子と、一対の固定接触子に対して接離自在に配設された可動接触子と、可動接触子の側縁と摺接して可動接触子の回転を規制する可動接触子ガイド部材と、を備える電磁継電器がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-98051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の電磁継電器において、可動接触子と可動接触子ガイド部材との組付性、及びそれらの摺動を良好にするためには、可動接触子と可動接触子ガイド部材との間に最低限のクリアランスが必要になる。可動接触子(当接部材)と可動接触子ガイド部材(被当接部材)との間にクリアランスを設定した場合には、以下の問題が生じることに本願発明者らは着目した。すなわち、可動接触子が回転時に可動接触子ガイド部材に近付く方向と、クリアランスの幅方向との関係によって、可動接触子ガイド部材により回転が規制されるまでの可動接触子の回転量が大きくなるおそれがある。可動接触子の回転量が大きくなった場合は、消弧室のうち固定接触子と可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばすために利用可能な空間が小さくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、可動接触子の回転を規制する当接部材と被当接部材との間にクリアランスを設定した電磁継電器において、可動接触子の回転量が大きくなることを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための第1の手段は、
所定間隔で配置された一対の固定接触子(11,12)と、前記一対の固定接触子に対して第1方向(D1)に近接及び離間して前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断し、前記第1方向に延びる所定軸線(C1)を中心として回転し得る可動接触子(15)と、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室(22,23)が形成されたハウジング(21)と、を備える電磁継電器(10)であって、
前記可動接触子と共に回転する部材(15,30)に接続され、前記第1方向に垂直な第2方向(D2)に突出する当接部材(31,36,131,136,231,236,331,336)と、
前記ハウジングに接続され、前記当接部材の先端部(31a,36a,131a,136a,231a,236a,331a,336a)が挿入される凹部(42,47,342,347)が形成された被当接部材(41,46,341,346)と、を備え、
前記当接部材の前記先端部の外面(31b,31c,331b,336b)と前記凹部の内面(42a,42b,42c,342a,342b,347a,347b)との間にクリアランス(A,B)が設定されており、
前記可動接触子が前記所定軸線を中心として回転した際に、前記凹部において前記当接部材に対して前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向(D3)に配置された内面(42a,42b,342a,342b,347a,347b)に、前記当接部材の前記先端部の前記外面(31b,331b,336b)が当接して前記可動接触子の回転が規制される。
【0007】
上記構成によれば、一対の固定接触子は所定間隔で配置されている。可動接触子は、前記一対の固定接触子に対して第1方向に近接及び離間して、前記一対の固定接触子の間を導通及び遮断する。ハウジングは、前記一対の固定接触子と前記可動接触子との接触部を収納し、前記固定接触子と前記可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばす空間である消弧室が形成されている。可動接触子は、前記第1方向に延びる所定軸線を中心として回転し得る。このため、可動接触子の回転量が大きくなった場合は、消弧室のうち固定接触子と可動接触子との間に生じたアークを引き伸ばすために利用可能な空間が小さくなるおそれがある。
【0008】
当接部材は、前記可動接触子と共に回転する部材に接続され、前記第1方向に垂直な第2方向に突出している。被当接部材は、前記ハウジングに接続され、前記当接部材の先端部が挿入される凹部が形成されている。このため、前記可動接触子が前記所定軸線を中心として回転した際に、前記凹部の内面に前記当接部材の前記先端部の外面が当接することにより、前記可動接触子の回転を規制することができる。さらに、前記当接部材の前記先端部の外面と前記凹部の内面との間にクリアランスが設定されている。このため、当接部材と被当接部材との組付性を良好にすることができる。
【0009】
ここで、前記可動接触子が前記所定軸線を中心として回転した際に、前記凹部において前記当接部材に対して前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に配置された内面に、前記当接部材の前記先端部の前記外面が当接して前記可動接触子の回転が規制される。このため、前記可動接触子が前記所定軸線を中心として回転した際に、例えば当接部材に対して前記第2方向に配置された面に前記当接部材が当接する場合と比較して、当接部材が被当接部材に近付く方向とクリアランスの幅方向とを平行に近付けやすくなる。したがって、可動接触子の単位回転量当たりにおけるクリアランスの幅方向への当接部材の移動量を大きくすることができ、被当接部材に当接部材が当接して回転が規制されるまでの可動接触子の回転量が大きくなることを抑制することができる。
【0010】
第2の手段では、前記可動接触子は長手方向を有する形状に形成され、前記可動接触子における前記長手方向の両端部(15a,15b)が、前記一対の固定接触子に対してそれぞれ近接及び離間し、前記長手方向に垂直であり且つ前記可動接触子における前記長手方向の中央を通る仮想平面(S2)が、前記被当接部材の前記凹部(42,47)を通過している。
(【0011】以降は省略されています)
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