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公開番号2025005772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106118
出願日2023-06-28
発明の名称診断装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約【課題】作業者の手間を省くことができる診断装置を提供すること。
【解決手段】マスタECUは、電気的に接続されたスレーブECUとともに車両に搭載され、車両の故障に相関する制御データを取得可能に構成されている。ステップS11では、マスタECUのマイコンは、異なる接続コードを受信したか否かによって、スレーブECUの交換が行われたか否かを判定する。ステップS12,S13では、マイコンは、スレーブECUの交換が行われたと判定した場合、交換されたスレーブECUのIDと、少なくとも交換が行われたと判定される前に取得した制御データとを記憶する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気的に接続された部品とともに車両に搭載され、車両の故障に相関する診断情報を取得可能な診断装置であって、
前記部品の交換が行われたか否かを判定する判定部(S11,S11a)と、
交換が行われたと判定された場合、交換された前記部品の部品情報と、少なくとも交換が行われたと判定される前に取得した前記診断情報とを記憶する記憶部(S12,S13,S12a,S13a,S15a,S16a)と、を備えている診断装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記記憶部は、交換が行われたと判定される前の前記診断情報を異常状態と分類し、交換が行われたと判定された後の前記診断情報を正常状態と分類して記憶する請求項1に記載の診断装置。
【請求項3】
通信線を介して接続された電子制御装置とともに通信システムに設けられており、
前記通信線を介して前記電子制御装置と通信を行う通信装置と、前記電子制御装置と共通の交換確認情報が記憶された記憶装置と、を備え、
前記判定部は、前記通信装置を介して受信した前記交換確認情報と、前記記憶装置に記憶された前記交換確認情報とが一致しなかった場合に前記部品の交換が行われたと判定する請求項2に記載の診断装置。
【請求項4】
前記交換確認情報は、前記部品情報を含んでおり、
前記判定部は、前記通信装置を介して受信した前記交換確認情報の前記部品情報と、前記記憶装置に記憶された前記交換確認情報の前記部品情報とが一致しなかった場合に前記部品の交換が行われたと判定するとともに、交換された前記部品を特定する請求項3に記載の診断装置。
【請求項5】
ワイヤハーネスの複数の端子が電気的に接続されたコネクタを有しており、
前記コネクタに接続された複数の前記端子間の電気的特性に変化があった場合に、複数の前記端子を有する前記ワイヤハーネスの交換があったと判定するハーネス判定部(S51)を備えている請求項4に記載の診断装置。
【請求項6】
前記部品情報は、コネクタごとに前記ワイヤハーネスが交換されたか否かを示すコネクタ情報を含んでおり、
前記判定部は、前記通信装置を介して受信した前記交換確認情報の前記部品情報と、前記記憶装置に記憶された前記交換確認情報の前記部品情報とが一致しなかった場合に前記部品である前記ワイヤハーネスの交換が行われたと判定するとともに、交換された前記ワイヤハーネスが複数の前記コネクタのいずれに接続されていたものであるかを特定する請求項5に記載の診断装置。
【請求項7】
前記異常状態に分類した前記診断情報および交換された前記部品の前記部品情報と、前記正常状態に分類した前記診断情報を、故障診断モデルを生成する機械学習の入力データとする請求項2または5に記載の診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、診断装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された異常診断システムがある。異常診断システムは、制御に関する情報をログデータとして記憶する記憶部を備える画像処理装置と、画像処理装置における不具合の原因を機械学習に基づいてログデータから判断する機械学習手段とを備える。また、異常診断システムは、不具合への対応を行った作業情報を入力する設定手段をさらに備える。そして、機械学習手段は、ログデータと作業情報とから不具合の原因を判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-92715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記異常診断システムでは、サービスマンが作業情報を入力するものである。そのため、異常診断システムでは、サービスマンによる入力の手間が必要となる。
【0005】
開示される一つの目的は、作業者の手間を省くことができる診断装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された診断装置は、
電気的に接続された部品とともに車両に搭載され、車両の故障に相関する診断情報を取得可能な診断装置であって、
部品の交換が行われたか否かを判定する判定部(S11,S11a)と、
交換が行われたと判定された場合、交換された部品の部品情報と、少なくとも交換が行われたと判定される前に取得した診断情報とを記憶する記憶部(S12,S13,S12a,S13a,S15a,S16a)と、を備えている。
【0007】
これによって、診断装置は、部品の交換が行われる前の診断情報を自動で記憶できる。そのため、診断装置は、作業者による作業を介さずに診断情報を記憶できる。よって、診断装置は、作業者の手間を省くことができる。
【0008】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車載システムの概略構成を示すブロック図である。
マスタECUによる接続コードの要求および配信処理を示すフローチャートである。
マスタECUの送信処理を示すフローチャートである。
制御データの一例を示すイメージである。
スレーブECUの応答処理を示すフローチャートである。
スレーブECUの接続コードの記憶処理を示すフローチャートである。
フレームフォーマットの一例を示すイメージ図である。
第2実施形態のスタECUによる接続コードの要求および配信処理を示すフローチャートである。
第2実施形態のワイヤハーネス交換判定の処理を示すフローチャートである。
第2実施形態のフレームフォーマットの一例を示すイメージ図である。
第2実施形態の端子部の一例を示すイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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