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公開番号
2024172576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090371
出願日
2023-05-31
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ロールオン式塗布と、必要に応じてノズルから勢い良く吐出させることもできる吐出容器を提供する。
【解決手段】吐出容器1は、口部2aとスクイズ操作できる胴部2bとを有する容器本体部2と、口部2aに設けられるノズル3と、塗布ボール4と、キャップ5とを有し、ノズル3は、塗布ボール4をノズル3の先端部から抜け出ることを規制するボール規制部6と、塗布ボール4を基端側からノズル3の先端部に保持するボール支持部7とを有し、ノズル3の内側に形成されるノズル内流路8は、ボール規制部6を通過し且つボール規制部6と塗布ボール4との接触によっては閉塞され得ない規制部流路8aと、ボール支持部7を通過し且つボール支持部7と塗布ボール4との接触によっては閉塞され得ない支持部流路8bとを有し、キャップ5は、ノズル3の先端部に全周に亘って接触することでノズル内流路8を大気に対してシールし得るシール部5aを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口部とスクイズ操作できる胴部とを有する容器本体部と、
前記口部に設けられるノズルと、
塗布ボールと、
キャップとを有し、
前記ノズルは、前記塗布ボールが前記ノズルの先端部から先端側へ抜け出ることを規制するように前記塗布ボールを先端側から受け得るボール規制部と、前記塗布ボールが前記ノズルの前記先端部に保持されるように前記塗布ボールを基端側から受け得るボール支持部とを有し、
前記ノズルの内側に形成されるノズル内流路は、前記ボール規制部を通過し且つ前記ボール規制部と前記塗布ボールとの接触によっては閉塞され得ない規制部流路と、前記ボール支持部を通過し且つ前記ボール支持部と前記塗布ボールとの接触によっては閉塞され得ない支持部流路とを有し、
前記キャップは、前記ノズルの前記先端部に全周に亘って接触することで前記ノズル内流路を大気に対してシールし得るシール部を有する、吐出容器。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記ノズルは筒状のノズル本体を有し、前記ボール支持部は、周方向に間隔を空けて並びそれぞれ前記ノズル本体の内周面から径方向内側に突出する複数の凸部からなる、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記容器本体部内に収容される撹拌ボールを有し、
前記ボール支持部は、前記撹拌ボールが前記塗布ボールに基端側から衝突することを前記撹拌ボールとの衝突によって阻止する、請求項1に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
口部とスクイズ操作できる胴部と底部とをこの順に有する容器本体部と、口部に設けられるノズルとを有する吐出容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-30649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような吐出容器によれば、例えば日焼け止めなどの内容物を塗布する際に、胴部をスクイズ操作することでノズルから内容物を吐出させて手の平に取り、所望の箇所に塗布できる。しかし、所望の箇所に直接、ロールオン式の塗布もできれば便利である。
【0005】
そこで本発明の目的は、ロールオン式の塗布ができ、必要に応じてノズルから勢い良く吐出させることもできる吐出容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
口部とスクイズ操作できる胴部とを有する容器本体部と、
前記口部に設けられるノズルと、
塗布ボールと、
キャップとを有し、
前記ノズルは、前記塗布ボールが前記ノズルの先端部から先端側へ抜け出ることを規制するように前記塗布ボールを先端側から受け得るボール規制部と、前記塗布ボールが前記ノズルの前記先端部に保持されるように前記塗布ボールを基端側から受け得るボール支持部とを有し、
前記ノズルの内側に形成されるノズル内流路は、前記ボール規制部を通過し且つ前記ボール規制部と前記塗布ボールとの接触によっては閉塞され得ない規制部流路と、前記ボール支持部を通過し且つ前記ボール支持部と前記塗布ボールとの接触によっては閉塞され得ない支持部流路とを有し、
前記キャップは、前記ノズルの前記先端部に全周に亘って接触することで前記ノズル内流路を大気に対してシールし得るシール部を有する、吐出容器。
【0008】
[2]
前記ノズルは筒状のノズル本体を有し、前記ボール支持部は、周方向に間隔を空けて並びそれぞれ前記ノズル本体の内周面から径方向内側に突出する複数の凸部からなる、[1]に記載の吐出容器。
【0009】
[3]
前記容器本体部内に収容される撹拌ボールを有し、
前記ボール支持部は、前記撹拌ボールが前記塗布ボールに基端側から衝突することを前記撹拌ボールとの衝突によって阻止する、[1]又は[2]に記載の吐出容器。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ロールオン式の塗布ができ、必要に応じてノズルから勢い良く吐出させることもできる吐出容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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