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公開番号
2024168917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085973
出願日
2023-05-25
発明の名称
情報処理装置および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】背景ディスプレイと撮像装置の配置にかかわらず、背景映像領域の画質むらが低減された画像データを得る。
【解決手段】情報処理装置105は、撮像装置により被写体OBJと背景ディスプレイLDに表示された背景映像とを撮像して得られる入力画像を取得し、入力画像における被写体領域と背景映像領域とを判別し、背景ディスプレイと撮像装置との間の角度および距離のうち少なくとも一方に関する配置情報を取得し、背景映像領域に対して配置情報に応じた画像処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置により被写体と背景ディスプレイに表示された背景映像とを撮像して得られる入力画像を取得する取得手段と、
前記入力画像における被写体領域と背景映像領域とを判別する判別手段と、
前記背景ディスプレイと前記撮像装置との間の角度および距離のうち少なくとも一方に関する配置情報を取得し、前記背景映像領域に対して前記配置情報に応じた画像処理を行う処理手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記画像処理は、前記背景映像領域の輝度値を変更する処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記画像処理は、前記角度および前記距離のうち少なくとも一方に応じて前記背景ディスプレイから前記撮像装置への入射光の輝度が変化する場合に、該入射光の輝度の変化とは逆方向に前記背景映像領域の輝度値を変更する処理であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理手段は、前記配置情報に対応する画像処理用パラメータを予め保持または算出し、該画像処理用パラメータを用いて前記画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判別手段は、
前記撮像装置から前記被写体および前記背景ディスプレイまでの距離に関する情報を用いて前記被写体領域と前記背景映像領域とを判別することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理手段は、
前記背景映像領域を複数のブロックに分割し、
前記ブロックごとに前記配置情報を取得して前記画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理手段は、
前記複数のブロックのうち対象ブロックと該対象ブロックに対する隣接ブロックのそれぞれの前記配置情報を取得し、
前記対象ブロックと前記隣接ブロックの前記配置情報に応じて、前記対象ブロックにおける前記隣接ブロック側の部分に対して前記画像処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理手段は、前記撮像装置から前記背景ディスプレイのまでの距離に関する情報を用いて前記角度に関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記背景映像が複数の色を有する場合に、前記入力画像に対して前記色ごとに前記画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記処理手段は、前記配置情報に対応する画像処理用パラメータを前記入力画像に付加して外部に出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に関する情報処理を行う情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
映画やテレビで用いられる撮像手法として、被写体に比べて大型の背景ディスプレイに背景映像を表示して被写体と共に撮像するバーチャルプロダクションがある。ただし、背景ディスプレイに主として使用される表示素子としてのLEDには視野角特性が存在する。このため、撮像装置を背景ディスプレイに正対させるように配置して撮像を行わないと、撮像により得られる画像データ内の背景映像領域に画質むら(輝度むら)が発生する。
【0003】
特許文献1には、撮像装置の位置情報からLEDディスプレイと撮像装置との間の角度を算出し、該角度に応じた輝度補正値を用いてLEDディスプレイの輝度を補正する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許公開2022/0014728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法では、LEDディスプレイ自体の輝度を1つの撮像装置との間の角度に応じて変更する。このため、その1つの撮像装置による撮像では背景映像領域の画質むらが低減された画像データが得られる。しかしながら、この撮像装置とは別の撮像装置が異なる角度から同時に撮像を行う場合には、背景映像領域の画質むらが低減されていない画像データが得られるおそれがある。
【0006】
本発明は、背景ディスプレイと撮像装置の配置にかかわらず、背景映像領域の画質むらが低減された画像データが得られるようにした情報処理装置および撮像装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての情報処理装置は、撮像装置により被写体と背景ディスプレイに表示された背景映像とを撮像して得られる入力画像を取得する取得手段と、入力画像における被写体領域と背景映像領域とを判別する判別手段と、背景ディスプレイと撮像装置との間の角度および距離のうち少なくとも一方に関する配置情報を取得し、背景映像領域に対して配置情報に応じた画像処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。なお、上記情報処理装置を有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【0008】
また本発明の他の一側面としての情報処理方法は、撮像装置により被写体と背景ディスプレイに表示された背景映像とを撮像して得られる入力画像を取得するステップと、入力画像における被写体領域と背景映像領域とを判別するステップと、背景ディスプレイと撮像装置との間の角度および距離のうち少なくとも一方に関する配置情報を取得し、背景映像領域に対して配置情報に応じた画像処理を行うステップとを有することを特徴とする。なお、上記情報処理方法に従う処理をコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、背景ディスプレイと撮像装置の配置にかかわらず、背景映像領域の画質むらが低減された画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例の撮像装置の構成を示すブロック図。
撮像素子の受光面の一部を示す図。
実施例において距離情報を算出する処理を示すフローチャート。
相関演算を示す図。
相関演算を示す別の図。
実施例1における処理を示すフローチャート。
実施例1における撮像の様子を示す図および画像データ内の被写体領域とLEDディスプレイ領域を示す図。
実施例1における画像データの分割を示す図。
実施例1における補正対象ブロックと周辺ブロックを示す図。
実施例1における撮像位置と画像データ内の隣接LEDディスプレイ上の隣接ブロック2点を示す模式図。
実施例2における処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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