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公開番号2024165830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082362
出願日2023-05-18
発明の名称電池システムの制御方法
出願人プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20241121BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】非水電解質二次電池の劣化の抑制。
【解決手段】非水電解質二次電池1を備える電池システム100の制御方法であって、非水電解質二次電池1は、正極活物質および負極活物質を含み、正極活物質は、非水電解質二次電池1の充放電により相変化し、特定の条件に到達した後は、相変化が生じる充電深度領域Pで充放電しないようにする、あるいは、充放電を制限する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
非水電解質二次電池を備える電池システムの制御方法であって、
前記非水電解質二次電池は、正極活物質および負極活物質を含み、
前記正極活物質は、前記非水電解質二次電池の充放電により相変化し、
特定の条件に到達した後は、前記相変化が生じる充電深度領域で充放電しないようにする、あるいは、充放電を制限する、
電池システムの制御方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記電池システムは、
前記相変化が生じる充電深度領域を、充放電容量に対する電圧変化量によって検出する検出部と、
前記相変化が生じる充電深度領域で充放電を行ったことによるダメージ量を算出する算出部と、
前記ダメージ量が閾値を超えた場合、前記相変化が生じる充電深度領域の使用を制限する制御部と
を備える、請求項1に記載の電池システムの制御方法。
【請求項3】
電圧変化量の検出は一定電流値以下で実施し、それ以上の電流値ではSOC-dV/dSOCで代用する、請求項2に記載の電池システムの制御方法。
【請求項4】
前記ダメージ量の積算値に対して制限量を徐変する、請求項2または3に記載の電池システムの制御方法。
【請求項5】
前記ダメージ量が前記閾値を超過した際は低電流域のみ使用を制限する、請求項2または3に記載の電池システムの制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特開2013-196805号公報には、リチウムイオン二次電池の充放電サイクルの始端SOCまたは終端SOCがQ-dV/dQ曲線上に現れる特徴点であると検知または推定された場合、始端SOCまたは終端SOCをQ-dV/dQ曲線上に現れる特徴点を避けたSOCに設定するリチウムイオン二次電池システムが開示されている。同公報に開示されたリチウムイオン二次電池システムによると、リチウムイオン二次電池のサイクル特性を改善することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-196805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、非水電解質二次電池の劣化を抑制したいと考えている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ここで開示される電池システムの制御方法は、非水電解質二次電池を備える電池システムの制御方法である。非水電解質二次電池は、正極活物質および負極活物質を含み、正極活物質は、非水電解質二次電池の充放電により相変化し、特定の条件に到達した後は、相変化が生じる充電深度領域で充放電しないようにする、あるいは、充放電を制限する。かかる電池システムによると、非水電解質二次電池の劣化が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、電池システム100を示す模式図である。
図2は、非水電解質二次電池1の内部構造を模式的に示す縦断面図である。
図3は、非水電解質二次電池1の電極体20を模式的に示す斜視図である。
図4は、制御装置70によって実行されるフローを示すフローチャートである。
図5は、Q-dV/dQ曲線を示すグラフである。
図6は、SOC-dV/dSOC曲線を示すグラフである。
図7は、サイクル数と容量維持率の関係を示すグラフである。
図8は、サイクル数と容量維持率の関係を示すグラフである。
図9は、サイクル数と抵抗増加率の関係を示すグラフである。
図10は、サイクル数と抵抗増加率の関係を示すグラフである。
図11は、サイクル数と容量維持率の関係を示すグラフである。
図12は、サイクル数と容量維持率の関係を示すグラフである。
図13は、サイクル数と容量維持率の関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、ここで開示される技術の一実施形態について図面を参照して説明する。ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。各図面は模式的に描かれており、必ずしも実物を反映していない。また、同一の作用を奏する部材・部位には、適宜に同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略される。
【0008】
〈電池システム100〉
図1は、電池システム100を示す模式図である。電池システム100は、図1に示されているように、非水電解質二次電池1と、制御装置70とを備えている。非水電解質二次電池1は、複数であってもよく、単数であってもよい。電池システム100には、電池容量、作動電圧等を外部負荷に合わせて調整する観点から、複数の非水電解質二次電池1が用いられていることが好ましい。複数の非水電解質二次電池1は、直列に接続されていてもよく、並列に接続されていてもよく、直列と並列が組み合わせられて接続されていてもよい。
【0009】
〈非水電解質二次電池1〉
非水電解質二次電池1は、正極活物質および負極活物質を含んでいる。この実施形態では、非水電解質二次電池1として、リチウムイオン二次電池が用いられている。以下、非水電解質二次電池1の一例を説明する。
【0010】
図2は、非水電解質二次電池1の内部構造を模式的に示す縦断面図である。図3は、非水電解質二次電池1の電極体20を模式的に示す斜視図である。図2に示されているように、ケース10と、電極体20と、非水電解質(図示省略)とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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