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公開番号
2024164327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024157691,2023002567
出願日
2024-09-11,2015-12-15
発明の名称
電気加熱式の喫煙システム用の分割気流システムおよび電気加熱式の喫煙システムの内部の気流を案内する方法
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/46 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】電気加熱式の喫煙システム、および電気加熱式の喫煙システムの効率を改善する、電気加熱式の喫煙システムの内部の気流を案内するための方法を提供する。
【解決手段】エアロゾルを発生するための電気加熱式の喫煙システムのための分割気流システムおよび方法であって、下流端を有する分割気流システムは、第一の流れ経路を画定する第一のチャネルと、第二の流れ経路を画定する第二のチャネルとを備える。第一の流れ経路は、周囲空気をシステムの外部からシステムの下流端に配向する。第二の流れ経路は、周囲空気を下流端に運ぶ前に、周囲空気をシステムの外部から、好ましくは実質的に平面の流体透過性発熱体に向けて配向する。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、システムを通過する周囲空気の総体積を画定し、第一のチャネルはシステムを通過する周囲空気の総体積の少なくとも50パーセントを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生システム用のヒーター組立品であって、前記ヒーター組立品が、
開口部を有する電気絶縁基体と、
前記電気絶縁基体の開口部にわたって配置され、液体エアロゾル形成基体を加熱してエアロゾルを形成するようにされた加熱要素であって、実質的に平坦で平面である加熱要素と、
前記加熱要素と接触して配置された毛細管材料であって、セラミック材料を含み、前記液体エアロゾル形成基体を前記加熱要素に運搬するようにされ、前記加熱要素がさらに前記毛細管材料の表面に沿って配置された、毛細管材料と、
各々が前記加熱要素の端部に接続された2つの電気接点であって、前記電気絶縁基体により支持された2つの電気接点と
を備える、エアロゾル発生システム用のヒーター組立品。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記ヒーター組立
品
の一方の側に配置された気流チャネルをさらに備え、前記気流チャネルが、前記毛細管材料の表面に垂直な方向に延び、前記加熱要素の中心に向けられた気流経路を確定する、請求項1に記載のヒーター組立品。
【請求項3】
前記加熱要素が、前記2つの電気接点の間に曲線的に配置されたフィラメントを備える、請求項1または2に記載のヒーター組立品。
【請求項4】
前記フィラメントが実質的に平坦である、請求項3に記載のヒーター組立品。
【請求項5】
前記加熱要素が前記毛細管材料内に埋め込まれた、請求項1~4のいずれか1項に記載のヒーター組立品。
【請求項6】
前記毛細管材料が、焼結粉末のセラミック系材料、繊維性材料、及びこれらの組合せからなる群から選ばれる、請求項1~5のいずれか1項に記載のヒーター組立品。
【請求項7】
前記毛細管材料が前記液体エアロゾル形成基体と流体連通した、請求項1~6のいずれか1項に記載のヒーター組立品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気加熱式の喫煙システムおよび電気加熱式の喫煙システムの内部の気流を案内する方法に関連する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電気的に動作する喫煙装置など、一部のエアロゾル発生システムは、電池および制御電子回路、エアロゾル形成基体供給源を含むカートリッジならびに電気的に動作する気化器を備えうる。物質は、例えばヒーターによって、エアロゾル形成基体から気化される。ユーザーが口側の端で喫煙する間、気流は、発熱体を通過して気化した液体を混入させ、マウスピースを通してそれをマウスピースの口側の端に案内する。
【0003】
ヒーターを通過する気流は、ヒーターに対して冷却作用を持ちうる。これは、液体の気化の減少につながったり、望ましい量のエアロゾルを達成するためなどの液体の量を気化させるのに十分な温度にヒーターを保つためのエネルギーが増大したりしかねない。
【0004】
従って、電気加熱式の喫煙システム、および電気加熱式の喫煙システムの効率を改善する、電気加熱式の喫煙システムの内部の気流を案内するための方法の必要性がある。
【発明の概要】
【0005】
第一の態様によれば、エアロゾルを発生するための電気加熱式の喫煙システム用の分割気流システムが提供されている。分割気流システムは、下流端を有し、第一の流れ経路を画定する第一のチャネルおよび第二の流れ経路を画定する第二のチャネルを備える。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、少なくとも部分的に明確なチャネルである。第一の流れ経路は、周囲空気をシステムの外部からシステムの下流端に配向する。第二の流れ経路は、周囲空気を下流端に運ぶ前に、周囲空気をシステムの外部から発熱体、好ましくは実質的に平面の流体透過性発熱体に向けて配向する。第一のチャネルおよび第二のチャネルは、システムを通過する周囲空気の総体積を画定し、第一のチャネルはシステムを通過する周囲空気の総体積の少なくとも50パーセントを提供する。
【0006】
発熱体によって気化された液体は、第二のチャネル内に流れてくる周囲空気によって回収され、分割気流システムの下流端に運ばれる。周囲空気は、発熱体によって気化された液体を捕捉するために、分割気流システム内に案内されて発熱体を通過する。この周囲空気は、発熱体を冷却する。冷却効果は、周囲空気の温度だけでなく、発熱体と接触する周囲空気の量にも依存する。発熱体を通過しない第一の流れ経路に沿って周囲空気を配向するための第一のチャネルが、本発明による分割気流システムで提供されている。第一のチャネルはまた、システムの近位端、好ましくは、電気的に作動する喫煙システムのマウスピースの口側の端で終わる。ところが、分割気流システムに入る周囲空気は、それぞれ第一のチャネルおよび第二のチャネル内の第一の流れ経路と第二の流れ経路に沿って分割される。第一のチャネルは、第二のチャネルの少なくとも発熱体の位置の上流に配置された部分を迂回することが好ましい。これにより、周囲空気の総体積のうち、システムに入る部分のみが発熱体を通過する。周囲空気の総体積のうち別の部分は、直接的に、すなわち発熱体を通過せずに、分割気流システムの下流端に案内される。
【0007】
このようにして、可変の周囲空気の体積が発熱体を迂回しうる。発熱体を通過し、発熱体に対して冷却効果を持ちうる周囲空気を、変動させてもよく、また制御してもよい。周囲空気の総体積の半分、または好ましくは半分未満が発熱体を通過するため、発熱体は周囲空気の総体積が発熱体を通過する場合ほどは冷却されない。従って、発熱体は比較的に低いエネルギーで動作しうる。これはエネルギーを節約し、また、分割気流システムを備えた喫煙システムの電池が比較的に長い動作時間を持つこと、またはそうした電池の小型化につながりうる。さらに、発熱体が低めのエネルギーで動作しうる場合、例えば短絡や高温スパイクによる発熱体の誤作動のリスクが低減もしくは排除されうる。
【0008】
なおもさらに、第一のチャネル内の周囲空気は発熱体を通過していないため、この周囲空気は、第二のチャネル内のエアロゾルを運ぶ周囲空気よりも低温である。従って、第一のチャネル内の周囲空気は、エアロゾルを運ぶ周囲空気に対して冷却効果を持ちうる。この効果は、システムの下流端に達する前に第一の流れ経路が第二の流れ経路と合わさる場合に、特に明白である。次に、第一の気流は、内側で、例えばマウスピースの内側で第二の気流と混合され、さらに急速に冷却される。その結果、気化された液体による空気の過飽和が起こりうる。また、その結果、比較的小さなエアロゾル小滴の形成も起こりうる。
【0009】
第一のチャネルは、分割気流システムを通過する周囲空気の総体積のうち約50パーセントおよび約95パーセントを供給することが好ましい。より好ましくは、第一のチャネルは、分割気流システムを通過する周囲空気の総体積のうち約65パーセント~約95パーセントを、さらに好ましくは、約85パーセント~約89パーセントを供給する。
【0010】
気化された液体を混入し、それをシステムの下流端に案内するには、発熱体を通過する少量の気流で十分であることが分かっている。発熱体を通過する周囲の気流が少ないほど、通過する気流による発熱体の冷却による熱損失も低減される。第二のチャネルの上記の流量では、特に良好にまた同時に発熱体のわずかな冷却により、気化された液体を混入することが示されている。周囲空気の総体積に占める言及された体積パーセント値は、好ましくは、実質的に平面の発熱体、より好ましくは実質的に平面の流体透過性発熱体、例えば、メッシュ発熱体などの複数の導電性フィラメントを備えた発熱体を備えた、エアロゾル発生喫煙システムで適用されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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