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公開番号2024164275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024151207,2022169722
出願日2024-09-03,2017-03-06
発明の名称バッテリユニット、香味吸引器、バッテリユニットを制御する方法、及びプログラム
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/50 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル源を霧化するアトマイザと接続可能な接続部を含むバッテリユニットと、当該バッテリユニットを含む香味吸引器と、バッテリユニットを制御する方法と、当該方法を実行させるプログラムに関する。
【解決手段】バッテリユニットは、電源と、電源の出力電圧を検出する検出部と、エアロゾル源を霧化又は香味源を加熱する負荷を接続可能な接続部と、電源から負荷へ給電する給電モードを実行可能な制御部と、を含む。制御部は、給電モードにおける出力電圧の所定期間あたりの変化量に基づき、負荷への給電とは異なる特定の制御を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル吸引器に電力を供給するように構成される装置であって、
ハウジングと、
バッテリと、
エアロゾル源を霧化する負荷を含む霧化ユニットと前記バッテリを充電する充電器とに接続可能なように構成される接続部と、
前記接続部に含まれる複数の端子であって、前記接続部が前記霧化ユニットに接続されるときに前記霧化ユニットに電気的に接続され、また、前記接続部が前記充電器に接続されるときに前記充電器に電気的に接続されるように構成される、複数の端子と、
ユーザからの入力を検出するように構成されるセンサと、
制御部であって、
前記接続部が前記複数の端子間の電位差に基づいて前記霧化ユニットまたは前記充電器のいずれかに接続されているかを特定し、
前記接続部が前記霧化ユニットに接続されるときに、前記バッテリから前記霧化ユニットへの電力供給を制御する第1モードで動作し、
前記接続部が前記充電器に接続されるときに、前記充電器から前記バッテリへの電力供給を制御する第2モードで動作する、
ように構成される制御部と、
を備え、
前記バッテリ、前記制御部、前記接続部、および前記センサが、前記ハウジング内に収容され、
前記接続部が、前記ハウジングの長手方向にある第1端に配置され、
前記センサが、前記ハウジングの長手方向にある第2端に近接して配置され、前記第2端が、前記ハウジングの長手方向にある前記第1端とは反対側にあり、
前記バッテリが、前記接続部と前記センサとの間に配置される、装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
請求項1に記載の装置において、
前記接続部が、前記負荷を含む前記霧化ユニットまたは前記充電器に排他的に接続可能なように構成される、装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の装置において、
前記接続部が、前記ハウジングの外部からの空気流を受けるように構成される流入孔を備える、装置。
【請求項4】
請求項3に記載の装置において、
前記センサが、吸引動作を検出するように構成される吸引センサである、装置。
【請求項5】
請求項4に記載の装置において、
前記センサが、前記外部から前記ハウジングへの空気流に基づいて空気流路内に生じた差圧に基づいて、前記吸引動作を検出するように構成される、装置。
【請求項6】
請求項1から5の何れか一項に記載の装置において、
前記制御部が、前記センサの出力が所定の条件を満たし、且つ、前記接続部が前記負荷に接続されている場合に、前記第1モードで動作するように構成される、装置。
【請求項7】
請求項6に記載の装置において、前記所定の条件は、前記ユーザからの前記入力が吸引動作を実行させる命令に対応していることを、前記センサから出力される信号が示すことである、装置。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一項に記載の装置において、
前記制御部が、更に、前記負荷を含む前記霧化ユニットを認証するプロセスを実行するように構成される、装置。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一項に記載の装置において、
前記制御部は、更に、前記接続部が、前記負荷を含む前記霧化ユニットに接続されており、且つ、前記バッテリから前記負荷に対し電力が供給されている場合に、前記負荷を含む前記霧化ユニットを認証するプロセスを実行するように構成される、装置。
【請求項10】
請求項1から9の何れか一項に記載の装置であって、更に、
前記複数の端子間の電位差を検出するように構成される回路を含む、装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル源を霧化するアトマイザと接続可能な接続部を含むバッテリユニットと、当該バッテリユニットを含む香味吸引器と、バッテリユニットを制御する方法と、当該方法を実行させるプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
シガレットに代わり、燃焼を伴わずに香味を吸引するための非燃焼型香味吸引器(電子シガレット)が提案されている(特許文献1~6)。香味吸引器は、エアロゾル源と香味源の少なくとも一方、エアロゾル源と香味源の少なくとも一方に含まれる喫味成分を霧化させる電気負荷であるアトマイザ、アトマイザに電力を供給する電源、アトマイザや電源を制御する制御部を備える。
【0003】
特許文献1には、アトマイザが電源及び制御部を備えたバッテリユニットに脱着可能に構成されることが記載されている。特許文献1は、IDのような識別情報を用いてバッテリユニットに接続されたアトマイザを識別可能にすることを開示している。
【0004】
特許文献2は、バッテリユニットの共通の接続部(インターフェース)にアトマイザと充電器を代替的に接続可能な電子喫煙装置を開示している。
【0005】
特許文献3は、電子シガレット内の電子回路に流れる過電流や短絡を検知することを開示している。特許文献4は、電子シガレット内のアトマイザの過加熱を防止するヒューズを開示している。特許文献5は、電気式喫煙具のようなエアロゾル生成装置におけるシステム異常時に、電子回路中のヒューズを溶断し、システムを使用不能にすることを開示している。特許文献6は、電子シガレットのバッテリユニットの充電中に過電流や過電圧を検知することを開示する。
【0006】
また、特許文献7は、電池を充電する際に電池の充電状態を監視する充電監視装置を開示する。この充電監視装置は、充電される電池の電圧の時間に対する変化あるいは充電される電池の電圧の充電電気量に対する変化の監視と共に、電圧計測手段にて得られる電池の計測電圧値の監視をも併用することで、充電状態の異常を検出する。
【0007】
引用文献8は、香味吸引器において、ユーザのパフ動作時の吸引圧に基づくユーザ認証技術を開示している。
【0008】
引用文献9は、香味吸引器を簡易に使用不能にする技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
米国特許第2016/0174076号明細書
国際公開第2016/119626号
米国特許第2014/0254055号明細書
米国特許2014/0283856号明細書
特表2014-501106号
米国特許第2015/0036250号明細書
特開2003-317811号公報
国際公開第2015/167000号明細書
特表平11-507718号
【発明の概要】
【0010】
第1の特徴は、電源と、前記電源の出力電圧を検出する検出部と、エアロゾル源を霧化又は香味源を加熱する負荷を接続可能な接続部と、前記電源から前記負荷へ給電する給電モードを実行可能な制御部と、を含み、前記制御部は、前記給電モードにおける前記出力電圧の所定期間あたりの変化量に基づき、前記負荷への給電とは異なる特定の制御を実行する、バッテリユニットを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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